連載
ボッタクリBARで借金完済を目指せ。スマホ向け経営シミュレーションゲーム「ぼくのボッタクリBAR」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第915回
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スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,スマホ向け経営シミュレーションゲーム「ぼくのボッタクリBAR」(iOS / Android)を紹介する。
長年憧れていたバー経営の夢を叶えたものの,開業日に1億円の借金を背負わされてしまった主人公。リアルタイムで増えていく借金,光る警察の目,いろいろなものに怯えつつもボッタクリBARを経営して借金完済を目指すことになる。
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「ぼくのボッタクリBAR」ダウンロードページ
「ぼくのボッタクリBAR【ベータ版】」ダウンロードページ
本作はゲーム起動時にメインメニューが表示され,そこで各種準備を整えてからお店を開店させることとなる。準備項目は後述するので,まずは営業中のプレイ内容から紹介しよう。
お店を開店させると,スタッフが客を連れてくるので,店内の女の子をドラッグ&ドロップで接客をさせよう。接客中は時間経過で減少していくメーターが客の上に表示され,定期的にドリンクや食事などの商品の注文が発生する。メーターが空になったらいよいよボッタクリBARの本領を発揮する会計へ。正規の金額を参考にしつつ,客の顔色や職業を見てふっかける金額を決定するのだ。なお,お店の営業時間はリアルタイムで進行し,実時間にして約6〜7分で一日の営業が終了する。
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会計時の請求額が高すぎると,客にいちゃもんをつけられる場合があり,正規金額を請求するか用心棒を呼んで対処することとなる。用心棒を呼んだ際は成功すれば請求額がそのまま支払われるが,うまくいかなかった時などは客が走って逃げてしまい,そのまま丸損してしまう。
また,あまりに強引な商売を続けていると,警察による「強制捜査」が行われる。警察のお世話になると所持金をすべて没収されるという痛すぎるペナルティが課されるので,過度なボッタクリには注意が必要だ。
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1日の営業で獲得した売上金は営業終了後に「所持金」となり,次の開店に向けた準備に使えるようになる。新たな客引きや女の子を雇えば客の回転率が上がって,時間あたりの売上金額が上昇するほか,お店で提供する商品の在庫をしっかり管理しておけば,飲食による収益の取りこぼしもなくなる。このあたりは王道の経営シミュレーションを踏襲している印象だ。もろもろの準備を整えたら翌日の営業を開始し,より多い売上を目指していこう。
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順調に営業を続けていると画面左の「バブルタイム」メーターが溜まっていき,満タンになるとバブルタイムに突入する。この時間は普段よりもはるかに多額の売上を期待できるボーナスタイムだ。効果時間中はノリノリのBGMや7色に輝く背景など,バブリーな演出プレイを盛り上げてくれるので,気合を入れて営業しよう。
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リアルタイムに増える借金を見ながらボッタクリBARを経営するという,なかなか面白いコンセプトの本作。王道の店舗経営シミュレーションを楽しめるだけでなく,ボッタクリ要素で客の限界を攻め続けるという,なかなか味わえない感覚は非常に新鮮だ。借金を返し終わったあとには何が待ち構えているのか,その先は実際にプレイして確かめてみてほしい。
著者紹介:H.H
ゲーム系分野で活動中のフリーライター。現役アーケード格闘ゲーマーで,日々ゲーセンで第一線級のプレイヤー達と凌ぎを削っている。コンシューマやスマホアプリでは,ジャンルを問わずに面白いゲームなら何でもやる雑食系。
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