スマホ向けプロレスゲーム「プロレスやろうぜ！」プレス向け発表会をレポート。棚橋選手とKUSHIDA選手がデモプレイを披露

　新日本プロレスリングは本日（2015年6月8日），都内にて，新日本プロレス公式のスマホ向けプロレスゲーム「プロレスやろうぜ！」Android版の配信を記念した，プレス向け発表会を実施した（iOS版も配信予定）。

ゼクスの代表取締役 小林高志氏

　発表会では，同作の開発を手がけるゼクスの代表取締役 小林高志氏がゲーム内容を紹介したほか，ゲーム中に実名選手として登場している新日本プロレスの棚橋弘至選手とKUSHIDA選手も会場に駆けつけて，同作のデモプレイを披露した。本稿では，そんな発表会の模様をレポートする。

　まずは，小林氏がトレイラーの上映を交えながら「プロレスやろうぜ！」の魅力をアピールした。新日本プロレス所属のスター選手たちが，プレイヤーの対戦相手として登場するという本作。プレイヤーは自分だけのオリジナル選手を作って強化していき，新日本プロレスのレスラーや，ほかのプレイヤーが作ったレスラーとの対戦を行っていく。


　プレイヤーがエディットできる技やパーツは，合計600種類以上で，自分だけのオリジナルレスラーを作れるのが特徴だ。また，オンラインでのバトルも可能になっており，離れた相手との勝負が楽しめる。ちなみに，実在選手の技やコスチュームが新しくなった場合，ゲーム内でも随時アップデートが行われる予定とのこと。

新日本プロレスリングの会場で試合を観戦する時に「プロレスやろうぜ！」のアプリを開き，GPS機能をオンにすると，会場内でゲーム内アイテムを入手できる。このほか，公式サイトやTwitterでは随時最新情報が公開されていくので，ぜひチェックしてほしい

　本作のバトルは，レスラー同士が向かい合ったときに，あらかじめセットしておいた3つの技から1つの技を選び，数値の高かった側の技が決まるというもの。技の最終的な数値は，技の属性やレスラーのコンディションで変化するというランダム性があるため，強い技を選んだからといって，必ずしも勝てるとは限らないとのことだ。
　また本作では，試合の「内容」が重視されるというのも大きなポイント。相手の技を受けずに，一方的に技をかけて勝った場合，対戦後に得られるポイントは少なくなる。逆に，相手の必殺技を受けながらも，しっかりと勝ちにつなげるような好勝負を見せれば，観客を沸かせて高いポイントが獲得できるのだ。


　ゲーム概要の発表に続いては，棚橋選手とKUSHIDA選手による「プロレスやろうぜ！」のトークコーナーが行われた。「ゲームの中の自分を見てどう思ったか」という質問では，棚橋選手は「開発途中のバージョンを見たんですけど，そのときは，ちょっと筋肉が少ないんじゃないかと思いました（笑）。もうちょっと筋肉を付けてほしいとリクエストをしたので，現在のバージョンがどうなっているか楽しみですね」と裏話を披露。
　KUSHIDA選手は「自分がゲーム内に登場するのは小さい頃からの夢でした。小さい頃は，プロレスゲームのエディット機能を使って，『将来，こんなプロレスラーになれたらいいな』と妄想を膨らませてましたね。なので，この作品はたまらないですよ。自分で自分を操作できるんですから」と嬉しそうに話していた。

棚橋選手

KUSHIDA選手

　トークが一段落したところで，棚橋選手とKUSHIDA選手が「プロレスやろうぜ！」のオンライン対戦を，それぞれプレイすることになった。インターネットを介したゲームはほとんどプレイしたことがないというKUSHIDA選手だったが，見事に勝利。「なんか，不思議な感覚ですね」とネットの向こう側にいるプレイヤーと実際に対戦できたことに感激している様子だった。
　一方の棚橋選手は，非常に楽しそうにプレイしていたが，惜しくも負けてしまい「絶対にリベンジしてやるからな！」と再戦に燃えていた。

コスチュームの細部に至るまで，緻密に描き込まれているデザインに感激している様子の両選手

　デモプレイの終了後は，棚橋選手とKUSHIDA選手がそれぞれ「プロレスやろうぜ！」についてコメントし，発表会は終了となった。

棚橋選手：
　プロレスが，スマホやタブレットを通して皆さんのすぐそばにあるというのはすごく良いことですよね。時間を見つけて，プロレスを生活の一部にしてくれたら嬉しいです。「プロレスやろうぜ！」をよろしくお願いします

KUSHIDA選手：
　僕が小さいころのプロレスゲームと「プロレスやろうぜ！」の違うところは，データがどんどん更新されていくことだと思います。新しい必殺技が出たらすぐゲームに反映されるとか，まさにそうですよね。小さい子どもから大人まで，「プロレスやろうぜ！」をきっかけにプロレスを好きになってくれたら嬉しいですね

「プロレスやろうぜ！」公式サイト

「プロレスやろうぜ！」ダウンロードページ