リリース
R.O.Gから液体窒素冷却に対応するOCer向けGTX 980カードが発売に
MATRIX-GTX980-P-4GD5 | |||
配信元 | ASUSTeK Computer | 配信日 | 2015/01/29 |
<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>
R.O.G.シリーズのベンチマーカー向けGTX 980ビデオカード
「MATRIX-GTX980-P-4GD5」を発表
ASUSTeK Computer Inc.(略称ASUS)は2015年1月29日、NVIDIA CorporationのNVIDIA GeForce GTX 980を搭載するビデオカード「MATRIX-GTX980-P-4GD5」を日本市場向けに発売することを発表いたしました。2015年1月30日より販売を開始する予定です。
<MATRIX-GTX980-P-4GD5>
■グラフィックスコア:NVIDIA GeForce GTX 980
■Boostコアクロック:1,342MHz(定格の1,216MHzからクロック向上)
■コアクロック:1,241MHz(定格の1,126MHzからクロック向上)
■メモリクロック:7,010MHz
■メモリインターフェース:256bit
■ビデオメモリ:GDDR5 SDRAM 4,096MB
■出力インターフェース:DisplayPort 1.2×3、HDMI 2.0×1、DVI-I×1
■価格:オープン価格(予想実売価格:税込103,000円前後)
■予定発売日:2015年1月30日
【製品の特長】
■ベンチマーカー向けのR.O.G.ビデオカード
「R.O.G.(Republic of Gamers)」シリーズは、ASUSの製品シリーズの中では最上位の製品シリーズであり、PCゲーマーおよびオーバークロッカー向けに特別に設計を行った製品シリーズでもあります。本製品は、そんなR.O.G.シリーズに属するビデオカードとして、とくにオーバークロッカーおよびベンチマーカー向けに特化した製品です。
■液体窒素冷却などの極冷時にメモリの霜を融かす「Memory Defroster」
液体窒素で冷却する際などに、メモリに付いた霜を融かす機能です。メモリ周りが凍結することで起動に失敗する、Cold Bugを軽減することができます。4ピンの電源コネクタを接続し、基板上にある2つの「Memory Defroster」用接点を銅線などでショートしたあと、Memory Defrosterスイッチを「ON」にすることで機能をオンにします。
■高温下での5倍の寿命と高い温度耐性を実現した「Black Metallic Capacitor」
本製品のコンデンサには、日本製のBlack Metallic Capacitor(ニチコンGTシリーズ)を使用しています。このコンデンサは、-70℃〜125℃まで耐えることができる高耐久高性能コンデンサで、105℃という過酷な環境においても一般の固体コンデンサの5倍もの高寿命を実現しています。
■15%の効率向上および電流ノイズを30%低減したデジタル電源回路「DIGI+ VRM」
マザーボード用のデジタル電源回路として高い評価を得続けてきた「DIGI+ VRM」電源回路をビデオカードにも搭載しました。負荷状況によってリアルタイムに変化するGPUの要求電力を、瞬時に正確に供給することで高い安定性を実現しています。また、最高15%の効率向上によって発熱量を低減しており、最大30%の電流ノイズの低減によってオーバークロック時の安定性を向上しています。本製品では14フェーズ構成のデジタル電源回路を搭載しています。
※性能向上の数値はGPUメーカーのリファレンス設計と比較した場合の数値です。
■部品レベルで性能を向上したカスタム部品の「Super Alloy Power」
ASUSの独自基板を使用したビデオカードでは、その厳しい要求を満たすためにコンデンサやコイルにまでASUSがカスタマイズしたオリジナル部品を使用しています。その部品の総称が「Super Alloy Power」です。ビデオカードを購入する際や通常の使用では見えにくい部分ですが、より良い製品を実現するためにASUSでは部品レベルでの性能向上にも取り組んでいます。本製品では、素材の改良と高密度製造によって最高35℃の低温化とコイル鳴きを抑えたチョークコイル(Super Alloy Choke)と、対応電圧を30%拡大したMOSFET(Super Alloy MOS)を使用しています。
※各部品の性能向上の数値はGPUメーカーのリファレンス設計と比較した場合の数値です。
■ヒートパイプをGPUに密着させた強力クーラー「DirectCU II」を搭載
「DirectCU II」クーラーは、ヒートパイプそのものをGPUに密着させることで熱の移動効率を大幅に向上した、ASUSオリジナルのビデオカード用強力クーラーです。一般的なクーラーでは、GPUの熱は一旦台座を経由してヒートパイプに伝わりますが、DirectCU IIクーラーではGPUの熱がダイレクトにヒートパイプに伝わるため、大変効率良くGPUから熱を奪うことができます。大型の放熱フィンにまんべんなく風を送ることができるデュアルファン構成を採用し、ビデオカード用クーラーとしては最高レベルの強力な冷却性能と静音動作を実現しました。その冷却性能は、リファレンス設計のクーラーと比較して高負荷時で最高25%も向上しており、かつ最高3倍も静かに動作します。
■ブロアーファンと通常のファンのハイブリッド構造をした「CoolTechファン」
「CoolTechファン」は、ファンブレードの根本がブロアーファンになっており、先端が通常のファンになっている、ハイブリッド構造のファンブレードを搭載したファンです。横方向に強い圧力で空気を押し出すブロアーファンの特徴と、放熱フィンに対して垂直に空気を吹き付ける通常のファンの特徴を併せ持った新発想の高性能ファンとなっています。通常のファンと比べて広い範囲に強力な風を送ることができ、優れたエアフローを実現します。本製品では、このCoolTechファンと通常のファンを1つずつ搭載するデュアルファン構成にすることで、より優れたエアフローを実現しています。
■ビデオカードの設定を工場出荷状態に戻す「Safe Mode」ボタン
ビデオカード上に搭載するSafe Modeボタンを押せば、ビデオカードの設定を工場出荷状態に戻すことができます。オーバークロックのし過ぎでビデオカードが起動不能になったときなどに使用します。
■GPUの負荷の状態をLEDで表示する「LED Load Indicator」
ビデオカードの側面にあるR.O.G.ロゴは、Safe Mode動作時のグリーンと、GPUの負荷に応じて軽負荷時のブルー、中負荷時のイエロー、高負荷時のレッドまで、4段階に色が変化します。色ですぐにビデオカードの動作状況が分かります。
■リアルタイムハードウェアモニタ&OCツール「GPU Tweak」
「GPU Tweak」は、リアルタイムハードウェアモニタ機能とリアルタイムオーバークロック設定機能を搭載する高機能ソフトウェアです。GPU Tweakを使用すれば、Windows上からビデオカードの状態を細かく把握でき、また詳細なオーバークロックの設定も行えます。定評のあるtechPowerUpの「GPU-Z」をベースにtechPowerUpと共同開発を行ったソフトウェアなので、使いやすくかつ安定して動作します。
■ゲーム画面をインターネット配信できる「GPU Tweak Streaming」アプリを付属
「GPU Tweak Streaming」は、ゲーム画面をインターネット配信できるソフトウェアです。配信画面に対して、Webカメラで撮影した自分の顔や、ロゴなどの任意の画像を入れることもできます。
【スペック】
【製品情報URL】
●ニュースリリースURL
http://www.asus.com/jp/News/UYdQCXembeG8BCvm
●製品ページURL
http://www.asus.com/jp/product.aspx?P_ID=qTr1vFf6X99ozFFj
※サーバーの状態によって正常に表示されない場合があります。
●お客様からのお問い合わせ先
ASUSのPCパーツ製品は日本国内において販売代理店が販売およびユーザーサポートを行っております。
テックウインド株式会社(E-mail:info@tekwind.co.jp)
株式会社アユート(E-mail:info@aiuto-jp.co.jp)
- 関連タイトル:
GeForce GTX 900
- この記事のURL: