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アリーナ役に決定した中川翔子さんも新情報に大興奮。ニコニコ生放送「『ドラゴンクエストヒーローズTV』特報版」の模様をレポート
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印刷2014/10/29 16:15

イベント

アリーナ役に決定した中川翔子さんも新情報に大興奮。ニコニコ生放送「『ドラゴンクエストヒーローズTV』特報版」の模様をレポート

画像集#017のサムネイル/アリーナ役に決定した中川翔子さんも新情報に大興奮。ニコニコ生放送「『ドラゴンクエストヒーローズTV』特報版」の模様をレポート
 スクウェア・エニックスが開発中のアクションゲーム「ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城」PlayStation 4 / PS3)を紹介するストリーミング番組「『ドラゴンクエストヒーローズTV』特報版」が,2014年10月28日に放送された。

 そこで発表された本作の発売日などは速報でお伝えしたが,本稿ではゼネラルディレクターの堀井雄二氏や,ゲストとして登場した中川翔子さんをはじめとする開発陣やキャストのトークの内容を交えながら,放送の詳細をお伝えする。

イベントはスクウェア・エニックスの青海亮太氏,コーエーテクモゲームスの小笠原賢一氏の両プロデューサーと,麒麟の川島 明さんが進行した。写真左から川島さん,青海氏,小笠原氏
画像集#001のサムネイル/アリーナ役に決定した中川翔子さんも新情報に大興奮。ニコニコ生放送「『ドラゴンクエストヒーローズTV』特報版」の模様をレポート

 ステージではまず本作の基本情報や,先日発表されたボイスキャストの2人である松坂桃李さん(アクト役)と桐谷美玲さん(メーア役)が紹介されたのち,「ドラゴンクエスト」(以下,DQ)シリーズの過去作品に登場した8人のキャラクターが本作に参戦することが発表された。

「IV」のアリーナ,クリフト,マーニャ,「V」のビアンカとフローラ,「VI」のテリー,「VIII」のゼシカ,ヤンガスという計8人の参戦が発表
画像集#002のサムネイル/アリーナ役に決定した中川翔子さんも新情報に大興奮。ニコニコ生放送「『ドラゴンクエストヒーローズTV』特報版」の模様をレポート

 小笠原氏いわく「VIII」から参戦するゼシカは,コーエーテクモゲームスのゼネラルプロデューサーであるシブサワ・コウ氏たっての「ぜひとも入れてくれ」という推しにより入ったとのこと。「いつもムチで叩かれているので,叩く側に回りたい」という冗談とも本気ともつかない理由を紹介して会場を沸かせていた。

 また「V」のビアンカは,東京ゲームショウ2014のステージで行ったアンケートの結果を反映させたもので,同作からはさらにフローラの参戦も決定。またアンケートで2番人気となったルドマンにについても,小笠原氏は「プレイアブルキャラクターかどうかは分からないが,何かしらの形で出してあげたい」と宣言した。

 ここでステージに堀井雄二氏が登場。堀井氏は今回DQシリーズとしては初めて主人公にボイスが入ることに触れ,キャストの松坂さんと桐谷さんのボイス収録時に,堀井氏が直接演技指導をする様子を映像で紹介した。堀井氏がアフレコに立ち会うのは今回が初めてで,毎日のように参加してキャストに細かな演技指導をしたとのこと。松坂さんと桐谷さんはともにアフレコ経験者ということもあってか,キャラクターのイメージにぴったりの演技で,ニコニコ生放送の視聴者からは絶賛のコメントが寄せられていた。

ドラゴンクエストシリーズの生みの親である堀井雄二氏
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 続いて松坂さんと桐谷さんのインタビュー映像も流された。松坂さんは子供の頃「VI」にハマったとのことで,夏休み中寝ずに2日間ぶっ通しでプレイしてクリアし,達成感に浸っているところを,怒った母親に電源を切られて絶望したというエピソードを披露。桐谷さんも大学生時代に「IX」のすれちがい通信を大いに楽しんでいたそうで,“ドラゴンクエスト愛”を持った2人が主人公のキャストとなったことに,堀井氏や青海氏は「本当に嬉しい」と笑顔を見せていた。

演技指導をする堀井氏と,収録中の松坂さんと桐谷さん
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 メインキャスト2人の紹介に続き,ステージにはゲストの中川翔子さんがアリーナ姫のコスプレで登場。中川さんが本作でアリーナの声を務めることが発表された。

スクリーンに映るアリーナと同じポーズを取る中川さん
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尾骨骨折を治療中の中川さんに,青海氏からメタルスライムの座布団が渡される一幕も。中川さんは「ホイミされました」と感激していた
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 登場するなり“姫なのに怪力”“姫なのに壁を蹴破る”といったアリーナのキャラクター性や,自身がドラゴンクエストのファンクラブ会報に投稿した思い出などを延々と語り,「1人で2分ぐらいしゃべってる」とMCの川島さんに突っ込まれた中川さん。その“ドラゴンクエスト愛”が通じてか,堀井氏から直接メールで出演依頼が来たそうである。

 松坂さん,桐谷さんと同様に中川さんも堀井氏から演技指導を受けてボイス収録に挑んだが,収録中にアリーナとクリフトとのやりとりを収録するときは,堀井氏がクリフトのセリフを読んだそうで,その様子も映像で紹介された。

収録に挑む中川さん。「キラーピアスよ,くらいなさい!」というセリフは,中川さんのアドリブとのこと
画像集#007のサムネイル/アリーナ役に決定した中川翔子さんも新情報に大興奮。ニコニコ生放送「『ドラゴンクエストヒーローズTV』特報版」の模様をレポート

 中川さんは「ファミコン版,PS版,DS版,そしてスマホ版それぞれのアリーナのセリフを書き出して」というくらい,万全の準備で収録に臨んだとのことだが,呪文をはじめとするドラゴンクエスト独特の用語の正しいイントネーションを知ったのがとても新鮮だったと明かした。あの「ぱふぱふ」も堀井氏の説明により正しい発音を理解したとのこと。
 堀井氏によると,実はアリーナだけでなく,全キャラクターが「ぱふぱふ」について収録しているようで,その使われどころも気になるところだ。

 今回の放送ではアクト,メーア,アリーナ以外のキャラクターについてもボイスキャストが発表されたので,ここでまとめて紹介しよう。

アクト 松坂桃李さん
メーア 桐谷美玲さん
ディルク 銀河万丈さん
ジュリエッタ 小松未可子さん
ホミロン 釘宮理恵さん
アリーナ 中川翔子さん
クリフト 緑川 光さん
マーニャ 沢城みゆきさん
テリー 神谷浩司さん

 ボイスキャストについて堀井氏は「さすがはみなさんプロで,キャラクターのイメージを伝えると,その通りに演じてくれた」と満足げ。中川さんはクリフト役が緑川さんであることを事前に知らなかったようで,セリフが入ったシーンがスクリーンに映し出されると,「緑川さんの声でザラキの呪文が聞けるんですね!」と感激していた。

アリーナとクリフトの会話シーン。アドリブなどに合わせてシーンを作り直すこともあるとか
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 ここでステージにコーエーテクモゲームスのディレクター,庄 知彦氏が登場し,実機によるデモが披露されることになった。

最新のROMを携えて登壇した庄氏(中央)
画像集#010のサムネイル/アリーナ役に決定した中川翔子さんも新情報に大興奮。ニコニコ生放送「『ドラゴンクエストヒーローズTV』特報版」の模様をレポート

 まずは中川さんが「大草原の向こうに」というミッションをアリーナでプレイ。[□]ボタンの連打で攻撃が繰り出せ,そこに[△]ボタンを組み込むことでさまざまなコンビネーションへと派生するようになっている。また[L1]ボタンで表示されるメニューから,MPを消費して出す特技(キャラによっては呪文)を使うことも可能だ。今回アリーナが使えた特技は「爆裂拳」「ぶんしんけん」「いっかつ」の3種類で,ぶんしんけんは戦闘中に自動で発動するところも見られた。

 そしてステージの最後にはゴーレムが登場。巨大で手ごわい相手だが,中川さんは庄氏のアドバイスに従って,ゴーレムに連続ダメージを与えてひざまずかせてから,アイテムとして入手した「ふしぎなタンバリン」の効果でスーパーハイテンションとなり,最後は「閃光烈火拳」([○]ボタンで発動する必殺技)で,見事に倒してみせた。

クリフトを従えてゴーレムを相手に立ち回る,中川さんのアリーナ。最後は閃光烈火拳でフィニッシュ
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 続いては,庄氏が闘技場のようなステージで3体のキラーマシン相手に4人のパーティメンバーを[R2]ボタンで次々と切り替えながら戦うというシーンを披露。剣,矢,レーザービームを使い分けて攻撃してくる手ごわいキラーマシンに対し,クリフトの「スクルト」で守備力を上げつつ,メーアの「デイン」で敵を感電させて動きを止め,アリーナの「せいけんづき」でダメージを与えるという戦いが展開された。

アリーナはグローブを装備しての格闘,ディルクなら棍,ビアンカなら弓など,キャラクターによって使える武器や特技も異なる
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 デモの後は中川さんや視聴者からの質問コーナーとなった。中川さんの「シリーズの歴代主人公は出るんですか?」という質問に対し,堀井氏は「出ません」とキッパリ。“プレイヤー自身”でもある歴代主人公達が,新たに声を得て登場することには違和感があるとのこと。
 その代わりというわけではないが,青海氏は「アクトとメーアが身につける歴代主人公のコスチュームを用意する」と明らかにした。その1つがゲームの初回生産特典である「III」の勇者コスチュームで,それ以外にも「あぶないみずぎ」など,シリーズ定番装備の収録を検討中とのこと。

こちらが「III」の勇者コスチュームを身につけたアクトとメーア。小笠原氏によると,特典を逃してしまったとしても,ゲーム後半などで手に入るように配慮するとのこと
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 そのほか「歴代魔王は登場する?」という質問には,開発陣が「実は今考えています」と返答。中川さんがリクエストしたゲマや,視聴者から挙がったカンダタやキングレオなど,中ボスも含めて期待がかかるところだ。中ボスの中でもインパクトの強かった「V」のブオーンについては,すでにメインビジュアルに登場していることもあって,その登場は濃厚のよう。庄氏は「出すとすれば,ブオーンならではの戦い方にしたい」と話していた。

 質問も一段落したところで,本作の発売日や価格が発表となった。2015年2月26日という,おおかたの予想よりも早めの発売について,小笠原氏は「開発は通常,終盤にペースアップするが,本作は最初から走りっぱなし」とその理由をコメント。なお,PS4版とPS3版では,フレームレート(PS4版は秒間60フレーム基準,PS3版は秒間30フレーム基準で開発中)以外はすべて同じ内容となるそうである。

発売日と価格のほか,店舗別の予約特典などについても明らかにされた。詳しくは速報記事を確認してほしい
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 また,2014年12月11日に発売される「PlayStation 4 ドラゴンクエスト メタルスライム エディション」には,本作を1日早くプレイできるダウンロードコードが同梱されることも発表となった。
 まさかの“公式フラゲ”発表とともに,当日18時の予定だったソニーストアでの同製品の予約開始時間が,堀井氏のひと声で約1時間繰り上がって開始されることに。その時点で用意されていた300台は瞬時に売り切れてしまった(在庫は今後追加予定とのこと)。

 いよいよ発売日も決まった本作だが,待ちきれないという人のために,2014年12月20,21日に幕張メッセで開催されるジャンプフェスタ2015に,本作のプレイアブルバージョンが出展されることが告知された。いち早くその感触を味わってみたい人はぜひ足を運んでみてほしい。

 盛りだくさんの内容となった今回の生放送。最後には堀井氏が「見ていただいたみなさんの期待に応えられる内容にしたい」と番組を力強く締めくくった。

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「ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城」公式サイト

  • 関連タイトル:

    ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城

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