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[COMPUTEX]AVerMediaが4K/60fps対応のビデオキャプチャカードを発表。人気の「AVT-C878」はマイナーチェンジ版を開発中
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印刷2017/06/02 16:14

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[COMPUTEX]AVerMediaが4K/60fps対応のビデオキャプチャカードを発表。人気の「AVT-C878」はマイナーチェンジ版を開発中

AVerMediaブースの様子。ライブ中継のデモを行うガラス張りのミニスタジオもある
AVerMedia
 ゲーマー向けのビデオキャプチャ製品で,日本における知名度も上がっているAVerMedia Technologies(以下,AVerMedia)。COMPUTEX TAIPEI 2017にもブースを出展しており,同社らしいユニークなビデオキャプチャ関連の新製品を展示していたので,早速レポートしよう。


ついに4K/60fpsに対応したHDMI 2.0キャプチャカードが登場


 2016年にPlayStation 4 Proが発売され,2017年にはXbox Oneの上位モデルである「Project Scorpio」(開発コードネーム)が発売予定であるなど,ゲームグラフィックスの4K解像度化は,一般のゲーマーから縁遠い話でもなくなってきた。
 そんな業界動向を見据えて,AVerMediaは,4K解像度/60fpsのHDMI 2.0入力に対応するビデオキャプチャカード「CE511」を投入することを発表した。発売時期や価格は未定だが,300ドル以上にはなるようだ。

 フォームファクタはPCI-Express x4タイプの拡張カードで,4K映像に最適化したというH.265/HEVC対応のハードウェアエンコーダをカード上に搭載するハードウェアエンコードタイプの製品である。バックパネルにあるのは,ビデオ入力端子のみで,AVerMediaお得意のパススルー出力機能はない。
 製品ラインナップは,HDMI 2.0入力のみに対応する「CE511-HN」と,HDMI 2.0に加えて,ミニD-Subタイプの端子を使ったアナログビデオ入力(※コンポーネントビデオ,Sビデオ,コンポジットビデオに対応)を備える「CE511-MN」の2製品になる予定だ。いうまでもないだろうが,4K/60fps録画はHDMI 2.0で映像を入力した場合に限られる。

写真左がHDMI入力とアナログのビデオ入力に対応した「CE511-MN」で,写真右がHDMI入力の「CE511-HN
AVerMedia

カード背面。一般的なPCI Express x4タイプの拡張カードである
AVerMedia

 かなり魅力的な製品なのだが,HDR映像のキャプチャには対応していない点が惜しい。AVerMediaの担当者も「まずはこれから。HDR対応版の開発は今後進めていく」とのことであった

ALTERAのFPGAや,パナソニック,Analog Devices製のチップが並ぶCE511-HN。HDR映像のキャプチャができないのは残念だが,HEVC対応は嬉しい
AVerMedia


WQHD/60fpsキャプチャーにも対応する超コンパクトなビデオキャプチャデバイスが登場


 AVerMediaといえば,「AVT-C875」や「AVT-C878」といったコンパクトなビデオキャプチャデバイスが有名だが,そのコンパクトさをさらに追求した製品が登場した。それが「BU-110」「BU-111」だ。
 WindowsおよびMacに対応する製品で,北米でのメーカー想定売価は250ドル前後とのこと。発売時期は2017年秋の予定である。

 BU-110は,ソフトウェアエンコード方式のキャプチャデバイスで,HDMIの映像信号を取り込み,それをUSB 3.0 Type-C経由でホストPCへと伝送し,PC側でエンコードする製品だ。一方のBU-111は,業務用映像機器で使われる「HD-SDI」の入力に対応する,映像制作のプロを対象としたバリエーションモデルである。

左がHDMI入力のBU-110で,右がHD-SDI対応のBU-111だ。左端に見える名刺と比べれば,サイズ感がイメージできるだろう
AVerMedia

見にくい写真で恐縮だが,USB Type-Cの接続端子がある。ビデオキャプチャデバイスも,徐々にUSB Type-Cを利用するようになりそうだ
AVerMedia
 入力解像度は1080p/60fps。ただ,HDMI 1.4の規格内で伝送できるフルHD以上の解像度――たとえば2560×1440ドットや2560×1600ドット――のキャプチャができるように,仕様をチューニングしているという話だった。

 どちらの製品もハードウェアエンコーダを積んでいないので,ユーザーが任意のコーデックを用いて,圧縮することになるわけだが,これはデメリットでもある一方で,MPEG系の圧縮を行わずにベースバンド映像をそのままキャプチャできるというメリットもある。AVerMediaとしては,ゲーマーよりもむしろプロ用途を想定したデバイスとして,本製品を訴求していくようだ。


AVT-C878に新リビジョン登場の計画あり?


 PCとの接続時だけでなく,デバイス単体でもmicroSDカードに直接録画できるということで,ビデオキャプチャデバイスのAVT-C878は,好評を博している。この製品のマイナーチェンジ版を発売する計画があるそうだ。

ブースに展示されていたのは,現行モデルのAVT-C878(海外ではGC510)
AVerMedia

 最大1080p/60fpsの映像をH.264で録画するといった基本的な仕様に変更はないのだが,マイナーチェンジモデル――本稿ではAVT-C878改と呼ぶ――は,HDMI入力とパススルー出力が,4K/60fpsに対応するのだという。たとえば,4K/60fpsの映像を入力した場合,ダウンスケールした1080p/60fpsで録画されるが,パススルー出力につないだテレビやディスプレイ側には,そのまま4K/60fps映像を出力できるようになるのだ。
 ただ,HDR映像のパススルー出力に対応できるかどうかは,今回の取材では確認できなかった。

 仮に,4K/60fpsでHDRのパススルー出力が可能になるとすれば,4K解像度のHDR映像を出力可能なPCやPlayStation 4 Pro,Project Scorpioの4K映像表示はそのままに,1080p品質で録画できるということになる。録画しないときにも,AVT-C878改を接続したままにしておけるので,4K映像に対応したゲーム機やゲームPCのユーザーにとっては,かなり響くところのある変更になりそうだ。

 AVT-C878改の発売時期は2017年末頃で,価格は未定ではあるものの,基本的には価格据え置きとなるらしい。AVT-C878のリリース当初と同じくらいの価格で,市場に登場することになるだろう。


AVerMediaがWebカメラ製品とマイク製品をセットで発売?


 AVerMediaは,ビデオキャプチャ製品だけでなく,ゲーム実況配信者向けの関連機器に手を広げようと考えており,その第1弾として,Webカメラとマイクの投入する予定であるそうだ。

 AVerMediaのビデオキャプチャアプリケーション「RECentral」は,最新版のRECentral 3で,Webカメラの映像をキャプチャ動画にはめ込み合成できるようになった。ところが,Webカメラはさまざまな製品が市場に溢れており,画質や互換性,動作の安定性といった点で,RECentral 3と相性がよくないものも存在するという。
 マイクもまた同様に,実況配信には必須の小道具であるにも関わらず,RECentral 3と組み合わせたときに問題が生じて,AVerMediaがサポートしきれない状況が出てきているらしい。そこで同社の純正製品として,Webカメラとマイクを製品化したわけだ。

 Webカメラの「PW310」は,1080pの解像度でキャプチャできるもので,PCとはUSBで接続する。一方のマイクは,「AM310」という製品で,カージオイド型(正面集中型)のコンデンサマイクを採用したものとのこと。
 どちらも入門者から中堅クラス向けにカテゴライズされる製品とのことで,決して高価なハイエンド製品ではない。しかし,「実況動画をこれから始めたいという初心者には,必要十分な性能は備えている」と説明員氏は述べていた。

WebカメラのPW310。テレビやディスプレイの上部に取り付けやすいように,折れ曲がるクリップを備えている
AVerMedia AVerMedia

スタンド付きマイクのAM310。単体での販売を予定しており,メーカー想定売価は100ドル程度とのこと。PC側から出力する音声を聞くためのヘッドフォン端子を装備している。上部のスライドスイッチを「MONITOR」側にすると,自分の話している声を聞けるそうだ
AVerMedia AVerMedia

 これらを既存製品であるAVT-C878や「AVT-C285」(海外名GC530),と組み合わせ,セット化したパッケージを新製品として発売する予定とのこと。このセット商品には,「Streaming Kit」という名前が付くそうだ。既存のAVerMedia製品ユーザー向けに,Webカメラとマイクのみのセット販売も予定されているとのこと。
 発売時期は2017年6月末の予定で,価格は未定である。


RECentralはバージョン「4」世代に移行


 AVerMediaブースでは,RECentralシリーズの最新版となる「RECentral 4」も出展されていた。

 RECentral 4で一番大きなポイントは,ついにアプリケーションが64bit化されたことだ。
 また,動画配信ソフトとして名高い「OBS Studio」を徹底研究して開発したそうで,AVerMeida製のビデオキャプチャ製品であれば,異なる機種であっても複数台を同時に扱えるようになった。実際に画面を見ながら説明を受けたが,画面左下にある「Source」という項目で[+]ボタンを押すと,ビデオキャプチャデバイスを追加していける操作系は,たしかにOBS Studioとよく似ている。

デモを披露中のRECentral 4。たしかに見た目はOBS Studioっぽい
AVerMedia

 複数のビデオキャプチャデバイスによるキャプチャ映像は,画面上の任意の場所にドラッグ&ドロップで配置でき,任意のサイズに拡大縮小することも可能だ。各映像ソースに対しては「Filters」と呼ぶ画質,または音質の補正処理をかけることもでき,ブースでは「Skin beautifier」(美肌効果)と称する肌をボカして見た目をよくする補正処理のデモを披露していた。
 そのほかに,「配信する動画は低解像度,ローカル録画する動画は高画質」といった具合に,配信用と録画用で異なる画質設定が行えるようにもなっている。

 AVerMediaでは,10人ほどの専任開発者がRECentral 4の開発に従事しているそうで,「OBS Studioに追いつけ,追い越せ」の勢いで,気合を入れて開発しているのだそうだ。
 RECentral 4は,2017年6月末〜7月にリリースの予定で,リリース後も,さまざまな機能を追加していくとのことである。

 RECentralは,プラグインを入れることなく「ニコニコ生放送」に配信できるので,日本のゲーマーにとってはOBS Studioよりも使い勝手に優れた面がある。今後の進化にも期待したい。

AVerMedia 公式Webサイト

COMPUTEX TAIPEI 2017取材記事一覧

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