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印刷2013/09/04 10:00

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毒々しいほどの強烈な個性を放つ世界観に圧倒。スマートフォン向けサイケデリック風アクションゲーム「BUGTRONICA」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第344回


スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。

 プレイステーションの“迷作”として名高い「LSD」や,フリーゲームながら爆発的な人気を見せた「ゆめにっき」など,ある種“人を選ぶゲーム”には,その作品にしかない孤高の世界観を持っていたり,魅力を放ったりするものが多い。本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,そんな怪作たちと並ぶ唯一無二の個性を持ったアクションゲーム「BUGTRONICA」をお届けする。

本体はiOS版/Android版,ともに無料。元々は作者のm7kenji氏が,自身のサイトで公開していたFlashゲームが元となっている
BUGTRONICA BUGTRONICA

「BUGTRONICA」ダウンロードページ(iOS版)

「BUGTRONICA」ダウンロードページ(Android版)


 プレイヤーは主人公を操り,バグで溢れかえった電脳世界を探索していく。世界を浸食しているバグによって,背景や音楽はぶっ壊れているうえ,主人公の姿すら,妙な記号で構成されたグラフィックスになっている。
 この世界観を狂気と捉えるか,独特と捉えるかで向き不向きも変わってきそうだが,とにかく全編こういったサイケデリックな雰囲気なので,好きな人は大好き,嫌いな人は大嫌いというゲームに仕上がっている。

BUGTRONICA
ゲームの世界はもはやカオスの一言。文字化けしたかのような記号や漢字が随所に流れる
BUGTRONICA
タイトル通り,“ゲームのバグ”をモチーフに構築されている。この世界は一体……

 主人公の操作は,画面下に設置された仮想パッド(ビームボタンと方向ボタン)で行う。ビームボタンで攻撃,方向キーで左右への移動,上へのジャンプという操作はスタンダードだが,下を押すとしゃがむ……ではなく何と“潜る”という操作になる。文字通りオブジェクトの中へ潜っていき,そのまま続けると足場の下へと落下。地面を潜って画面の外に落ちるとゲームオーバーになってしまうので注意が必要だ。

 ビームボタンを押すと前方に■(文字通り■だ)を発射する。ゲーム中では緑色の蜂のような虫がときおり現れるので,このビームを使って退治していくのだ。退治するたびにカウントされ,スコアとして加算される。虫に接触すると画面下のハートがひとつ減少。これがいわば主人公のライフとなり,これがゼロになるとゲームオーバーだ。

BUGTRONICA
空中に浮いているブロック(?)は,ジャンプで乗ることが可能。なお,ジャンプは最大4回まで連続で行える
BUGTRONICA
虫を倒すと,ときおりハートを落とすことがある。拾えばライフが回復するので,見逃さないよう

 本作では,道中に多彩なキャラクター達が登場する。彼ら(中には無機物もいる)は虫を10匹倒すごとに登場し,さまざまなエピソードを教えてくれる。内容はかなりキテレツで不可解なものが多いが,いずれも非常に個性のある人物とエピソードばかりだ。また,彼らに会うことでビームが多種多様に変化する点も見逃せない。
 例えば,出会った人物が「はなやさん」ならば武器が花に,「コーヒー」ならば武器がコーヒーカップになる。なお,特定の人物に出会うと武器ではなく重要な“とあるアイテム”を入手することができる。実はこのアイテムは強力な武器の獲得にも繋がっているのだが,その真相はゲーム内で確かめてほしい。

BUGTRONICA
あまりにも個性的なキャラクターたち。バグだらけの世界において,鮮やかなドットグラフィックスで描かれる彼らの姿は,逆に異質な存在として写る
BUGTRONICA
次は一体どんな武器に変化するのか……というのを想像するのも楽しい。なお,威力や性能は変化していない

 さて,奇妙な出会いと別れを繰り返しながら進んでいき,虫の撃退数が100を超えるころ,物語はいよいよクライマックスを迎える。そこに待ち受けるものは何なのか,そしてその先に待つものとは? エンディングを迎えたとしてもすべての謎が解けるわけではないが,そこはあえて行間を読み,たっぷりと妄想してもらいたい。

BUGTRONICA BUGTRONICA

 サイケデリックで毒々しいセンスの作品ながらも,プレイ後には何ともいえない清涼感を感じることができる本作。操作性の悪さが若干気になるが,ゲーム自体は非常にシンプルなアクションゲームに仕上がっているので,少しでもアクションゲームを触ったことがある人ならば,あまり問題はないだろう。
 物語自体は,ある種の哲学を含んだ内容ではあるが,バグの裏に潜んだもの,バグ世界の正体など,あれこれ想像しつつゲームを楽しんでほしい。

著者紹介:トリスター/目代将規
 ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。

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