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お前の実力を見せてみろ。iOS向け「アクションゲーム検定」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第266回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
自分のゲームの腕前はいったいどの程度なのか? ゲーマーならば一度は考えることだが,なかなか自分では分かりづらい。そこで本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,自分のアクションゲームテクニックをスコアや段位で確認できる「アクションゲーム検定」を紹介しよう。
スコアは全国ランキングに対応しているので,我こそはと思う人は,ぜひ日本一のアクションプレイヤーを目指してほしい。
「アクションゲーム検定」ダウンロードページ(App Store)
検定といっても,プレイヤーがやることは一般的なアクションゲームと変わらない。操作は画面下に表示される仮想パッドで行う。左右の矢印ボタンで移動し,上の矢印ボタンでジャンプ,黒丸ボタンで攻撃といった具合だ。なかなかクセのあるボタン配置で,はじめはすこし操作しにくいだろうが,そこは検定,適応力が試されていると思って割り切ろう。
画面左上にはプレイヤーのHPゲージがあり,雑魚敵や針に触れてしまうと減少。HPがなくなったり,道中にある「赤い針」に接触したりするとステージの初めからやり直しになる。
最深部に待ちかまえている「ボス」を倒すとゲームクリアとなり,プレイ内容に応じた「検定結果」が段位やスコアで表示される仕組みだ。言い方を変えると,クリアできないようでは評価以前の実力ということになる……。
本作の大きな特徴は「ゲームオーバー」がないことだ。一般的なアクションゲームは「残機」が設定されていて,それがなくなるとゲームオーバーとなり,次のプレイはステージ1から……というのがお決まりだが,本作はあくまで「検定」なので,何度やられても,そのステージからやり直せる。タイムオーバーでミスということもない。
しかし,それらはもちろん検定の「減点」の対象だ。ノーダメージでスピーディに,そして高スコアでクリアした方がより優れたプレイヤーとなるのは言うまでもないだろう。
高スコアのコツとしては,「雑魚敵をなるべく多く倒す」「コインをできる限り取得する」「ダメージを受けない」「早くクリア」などなど。目指すは検定最高段位の「十段」だ!
検定と銘打たれているだけあって,プレイヤーの「腕」の差がはっきりと出るゲーム内容となっている。アクションゲームが苦手な人にはややハードルが高いかも知れないが,ここはそういうゲームだと割り切って楽しむのが一番だろう。
ちなみに,本作にはアクションゲームの名作をネタにしたさまざまなパロディが出てくる。元ネタが分かる人はより楽しめるはずなので,往年のアクションゲーマーはぜひ本作で実力を確かめてほしい。
著者紹介:トリスター&オクムラワタル
平成生まれのゲーム野郎。ファミコンとともに幼年期を過ごし,ゲームによって育てられた存在。ジャンルを問わずゲームを愛しており,FPSから恋愛シミューレーションまでなんでもいじる。ちなみに説明書は読まない派である。
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