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「Hearthstone」の日本選手権を制したのはmattun選手に。新カードもお披露目された本大会のレポートをお届け
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印刷2016/03/14 18:09

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「Hearthstone」の日本選手権を制したのはmattun選手に。新カードもお披露目された本大会のレポートをお届け

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 2016年3月13日に,東京・秋葉原のe-sports SQUAREにて,Blizzard Entertainmentが主催する「Hearthstone: Heroes of Warcraft」PC / iOS / Android)の公式大会「Hearthstone 日本選手権」決勝トーナメントが開催された。この決勝トーナメントでは,前日の予選を勝ち残った8名の選手が,アジア太平洋選手権の出場権をかけて熱い戦いを繰り広げた。
 今回は,本トーナメントの決勝戦まで勝ち進んだmattun選手tofoo選手の試合の模様をお届けしよう。

 試合の内容に入る前に,本大会の概要について説明しておこう。今回の日本選手権を含めた冬季選手権大会では,禁止要素のある変則的なルールの下で試合が行われる運びとなる。日本選手権でのルール内容は,4人のヒーローを選択したあと,お互いのヒーローを確認し,そのうちの1人を使用禁止にできるというもので,さらに一度勝利したヒーローは,その試合では使用できなくなる。
 この条件のもとで3本先取した選手の勝利というのが,本大会の基本ルールだが,決勝戦に限っては4本先取となり,それに伴い試合で使えるヒーローも4人に変更されている。

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mattun選手
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tofoo選手


一回戦:ウォリアー(mattun選手) vs. ウォリアー(tofoo選手)


 一回戦は両者ともウォリアーを選択してのスタートとなったが,mattun選手がコントロールウォリアーなのに対して,tofoo選手がパトロンウォリアーといった形で,同じウォリアーでもデッキの構成自体は異なっている。

 序盤は,tofoo選手が並べるミニオンをmattun選手が烈火の戦斧で処理しつつ,4ターン目に温存しておいたコインを使ってハリソン・ジョーンズを召喚。tofoo選手のデス・バイトを破壊したうえ,残りのミニオンも処理できたものの,その後もテンポよくミニオンを展開してくるtofoo選手に対して処理が追いつかず,ボードアドバンテージを譲ることに。
 終盤は,ライフに傷一つ付いていないtofoo選手に対して,苦しい状況に追い込まれてしまったmattun選手だったが,tofoo選手もキーカードとなるぐったりガブ呑み亭の常連が落ちてしまい,終盤で粘りを見せるコントロールウォリアーに対して火力が足りない状況に陥る。その結果として,終盤で強力なミニオンを展開できるmattun選手に押されてしまい,一回戦はmattun選手の白星となった。


二回戦:メイジ(mattun選手)vs. ウォリアー(tofoo選手)


 二回戦は,mattun選手のメイジに対して,tofoo選手はパトロンウォリアーを続投。mattun選手のメイジがどのような構成なのかに注目が集まるなか,マリガンでレノ・ジャクソンメディヴの残響,そして溶岩の巨人が見えたため,レノエコーをベースにしたオリジナルデッキであることが判明。ちなみに,デッキ名は「たいまっつんデッキ」とのこと。

 序盤中盤は両者とも一歩も引かない戦いを見せていたが,mattun選手は,ウォリアーに対して強力なカードとなるハリソン・ジョーンズや,大型ミニオンである溶岩の巨人を複製していたため,後半で一気に畳み掛けることに成功。一回戦に続いて勝利を手にした。


三回戦:ウォーロック(mattun選手) vs. パラディン(tofoo選手)


 mattun選手の2連続勝利という形で突入した三回戦は,mattun選手のデーモンウォーロックと,tofoo選手のシークレットパラディンの戦いとなる。

 序盤で秘策を引きすぎてしまったtofoo選手だったが,秘密の番人を強化することで,ボードアドバンテージを得ることに成功。1/1/1の秘密の番人が1/9/9/まで強化されたタイミングでコグハンマーを引き,秘密の番人が1/9/9の挑発・シールド付きミニオンに化けることになる。これに対してmattun選手も,大物ハンターなどで対処していたものの,その後に続くティリオン・フォードリングドクター・ブームといった大型ミニオンに押されてしまい,三回戦で白星をあげたのはtofoo選手となった。


四回戦:パラディン(mattun選手) vs. ハンター(tofoo選手)


 続く四回戦は,mattun選手のマーロックパラディンと,tofoo選手のハンターという組み合わせだ。ちなみにtofoo選手のハンターは,アグロ系カードとミッドレンジ系カードをバランスよく混ぜたハイブリッド型のハンターとなる。

 序盤は,tofoo選手がレプラノーム呪われた蜘蛛といった軽いミニオンを展開していくのに対して,mattun選手もこれをしっかりと処理していくが,積極的にフェイスを攻めるtofoo選手を止めることができず,そのままtofoo選手に白星を譲ることに。四回戦は,比較的展開の早い内容になった。


五回戦:パラディン(mattun選手) vs. ウォリアー(tofoo選手)


 互いに勝点が並んだ状態で始まった五回戦は,mattun選手のマーロックパラディンと,tofoo選手のパトロンウォリアーがぶつかり合うことに。

 序盤にボードアドバンテージを取ったのはtofoo選手だ。これに対してmattun選手はなかなか強い動きができず,ライフをガツガツと減らされてしまう。そして,終盤に差し掛かるタイミングで,tofoo選手はぐったりガブ呑み亭の常連を展開。mattun選手もここぞとばかりに平等聖別のコンボでこれを処理し,ボードのリセットに成功する。なんとか10ターンまで持ちこたえたmattun選手は,七つの鯛罪を使って一気にtofoo選手を攻め,五回戦の勝利をものにした。


六回戦:ウォーロック(mattun選手) vs. ウォーロック(tofoo選手)


 mattun選手にリーチが掛かった状態で迎えた六回戦では,お互いがウォーロックのミラーマッチに。mattun選手がデーモンウォーロックなのに対して,tofoo選手がレノロックと,どちらも終盤に強いデッキなだけに,長期戦になることが予想された。

 序盤は,tofoo選手のインプァクトが最高打点で決まり,1/1ミニオン4匹とインプ・ギャングのボスを並べてボードアドバンテージを獲得。これに対してmattun選手も,トワイライト・ドレイクソーリサン皇帝を出して牽制しつつ,tofoo選手のライフを削るという動きを見せた。両者とも一歩も引かないまま終盤に差し掛かるが,mattun選手のヒーローがロード・ジャラクサスに入れ替わったところで試合が大きく動き出す。
 mattun選手はその後に,鉄嘴のフクロウアルガスの守護者といった,低コストながらも終盤にも強いミニオンを引くことで,相手の強力なミニオンを封じつつ,自場のミニオンを強化できる状況が整う。一方のtofoo選手もロード・ジャラクサスを召喚するが,有効打となるカードを抱えいなかったため,自ら投了を選択。日本選手権の決勝戦は,mattun選手の勝利となった。

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 優勝したmattun選手は,本大会を振り返って「準備してきたものがうまくハマってくれて勝つことができた」とコメント,またアジア太平洋選手権についても「絶対に勝ちたいです」とその意気込みを語っていた。mattun選手が出場するアジア太平洋選手権は,3月25日から3月27日まで開催される予定なので,そこでの活躍にも期待したいところだ。

大会の最後には,今春に実装予定の拡張パック「旧神のささやき」のカード「巨大砂虫」が公開された。ハンターのミニオンのようだが,効果を見るだけでその強さが確認できる
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