単純だからこそ奥深い。Android向け「マッチ棒パズル」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第182回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。　そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　難しいパズルを解いた瞬間，何とも言えない心地よさを覚えた経験は誰にでもあるはず。本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」で紹介するのは，パズルの王道とも言える「マッチ棒パズル」だ。いつでもどこでも手軽にプレイできるので，ちょっとした時間に思いっきり頭を悩ませてもらいたい。

本作は無料でダウンロード可能。緑色の背景でマッチ棒が見やすく，目にも優しい

「マッチ棒パズル」ダウンロードページ（Google Play）

　ゲーム内容は，画面に配置されているマッチ棒を動かして，提示された条件通りにするという，非常に分かりやすいもの。図形問題を扱う「形状」，数式問題を扱う「数字」の2つのモードが，それぞれ150問ずつ収録されており，ボリュームもかなりのものになっている。

問題を解くと，次の問題が開放される。時間制限やポイント，スコアといった要素はないので，好きなだけ悩みつつ解いていこう

　操作方法も簡単で，マッチ棒を取り除いたり，一度手元に置いたりといった操作がタップで行える。取ったマッチを再配置する場合は，空いているところをタップすればいい。ドラッグ操作などは必要ないので，片手でも問題なく操作できるだろう。
　解答条件の確認は画面上の「i」ボタンで行える。マッチ棒をいじりすぎて戻すのが面倒なときは「R」を押して初期配置に戻そう。

マッチを再配置できるのは，画面に表示された縦横の線の中でも色が濃い線の上のみ。間違って動かしてもペナルティは一切ないので，答えが分からない時はいろいろ試してみよう

動かしすぎてわけが分からなくなっても（左），「R」一発ですっきり初期配置へ（右）。この瞬間も気持ちよかったりする

　中盤〜終盤の問題ともなると，その難度はかなりのもの。画面右上の一時停止ボタンで表示されたメニューから「ソリューション」を選べば，解答そのものがばっちり表示されるが，これを使うか使わないかはプレイヤー次第だ。

パズルが苦手という人には，「形状」の序盤にある問題でも結構厳しいかもしれない。答えがいつでも見られるという誘惑にも，ぜひ打ち勝ってほしい

　とにかく終始己との戦いとなる本作。その分，各問題そのものに集中できるので，数十分，数時間と，分からない問題に対して，限界まで悩みに悩み抜いてみてほしい。その末に自力で正解が出せたときの快感は，筆舌に尽くしがたいものとなるはずだ。逆にそこで諦め，解答を見てしまった時の敗北感も，また果てしないものとなるのでご注意を……。

著者紹介：カイゼルちくわ
　ゲーム攻略記事を中心に活動するフリーライター。ゲーセンに寝泊まりしたいくらいのシューティング＆ガンシューティング好きだが，家に帰ればPCのFPSも遊びたがる。アクションゲームとかわいいキャラにも目がない。

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