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印刷2013/02/13 13:33

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FPS「攻殻機動隊ONLINE(仮)」&アニメ「攻殻機動隊ARISE」の発表会詳報。Neopleが開発するゲーム版“攻殻”はS.A.C.がベース

  東京・六本木のニコファーレで2013年2月12日,新作アニメ「攻殻機動隊ARISE」(以下,ARISE)の制作発表会が開催され,そこで「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」シリーズをモチーフにしたオンラインゲーム「攻殻機動隊ONLINE(仮)」を制作していることが明らかにされた。「こちら」に速報記事を掲載したが,あらためて両作品の発表内容の詳細をお伝えしよう。

義体改造,ハッキング,タチコマといった原作要素を

盛り込んだ攻殻機動隊のオンラインFPSが登場


攻殻機動隊ONLINE(仮)

攻殻機動隊ONLINE(仮)
 「攻殻機動隊」は士郎正宗さんによるサイバーパンクSFの漫画で,同漫画を原作としたアニメやゲームなど,これまでさまざまな展開が行われている。作品は多岐にわたるものの,基本的には「人間が“電脳化”によって直接ネットワークにアクセスできる近未来世界」という世界設定は共通しており,いずれの作品も,電脳や義体(サイボーグ)技術を駆使して犯罪と戦う「草薙素子」を始めとした政府の情報機関「公安9課」(俗称:攻殻機動隊)の姿を描いたものだ。

 さて,その「攻殻機動隊」をモチーフにした「攻殻機動隊ONLINE(仮)」は,「ハッキング」「義体化」「タチコマ」といった,攻殻機動隊シリーズならではの要素を取り入れたFPSになるという。ベースとなるのは,2002年から衛星放送/地上波で放映されたTVアニメシリーズ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」(以下,S.A.C.)。制作は「アラド戦記」などで知られる韓国Neople,運営はネクソンという布陣で,2014年上半期のリリースが予定されている。

 発表会で最初に登壇したネクソンの代表取締役社長 チェ・スンウ氏は,「原作アニメの素晴らしさをオンラインゲームを通じて世界中に伝えたいと考えるネクソンの強い希望と,講談社作品の“初のオンラインゲーム化”を成功させたいという意志の合致」が,本作制作の動機であるとコメント。さらに「S.A.C.のような,現実的なテーマに富み,エンターテイメントの枠を越えた壮大なシリーズをオンラインゲームとして提供できることは非常に光栄であり,その世界観をPCオンラインゲームでファンの皆様と共有できることを非常に嬉しく思っております」と語った。

左から,ネクソン代表取締役社長 チェ・スンウ氏,Neople代表取締役社長 カン・シンチョル氏
 続いて登壇したのは,Neopleの代表取締役社長 カン・シンチョル氏。カン氏は,「攻殻機動隊をオンラインゲームとして開発できることを誇りに思っている」と挨拶した。

 “戦い”と一口に言っても,攻殻機動隊の世界における戦いは,電脳世界におけるハッキングや銃撃戦などといった要素がある。そのため,ゲームジャンルの決定に悩んだそうだが,原作の魅力を最もうまく表現できるジャンルがFPSであると考えたのだという。
 発表会では,攻殻機動隊ONLINE(仮)のジャンル名は「ハッキングFPS」と呼ばれていた。同作では公安9課の主人公(メンバー達)もプレイ可能となるほか,戦場の情報を利用・操作することにより,多彩な戦略を組み立てられる作品になるとのことだ。

攻殻機動隊ONLINE(仮)

 今回の発表会では,攻殻機動隊ならではの要素として「義体改造」,そして「タチコマ」が盛り込まれていることも明らかにされた。
 攻殻機動隊の世界では,“義体化”(身体の一部,あるいは脳以外のすべてを機械に交換すること)をした人間は珍しくないが,本作ではプレイヤーキャラクターとして3種類のサイボーグが登場し,それぞれ異なったスタイルで戦えるという。義体改造によりサイボーグをカスタマイズしていけるというのは,まさに攻殻機動隊ならではだろう。

攻殻機動隊ONLINE(仮)
攻殻機動隊ONLINE(仮)

 タチコマは,攻殻機動隊のマスコット的キャラクターともいえる,多脚型の思考戦車だ。「攻殻機動隊のゲームになくてはならない素材」(カン氏)として,もちろんゲームにも登場する。人工知能によって自立的に動作するタチコマ達と共に,“まるで映画のような”協力プレイが行えるという。
 最後にカン氏は「全世界の攻殻機動隊ファンと,FPSを愛するプレイヤーの期待に応えるゲームを開発するため,最善を尽くします」と締めくくった。


新たな攻殻機動隊は,草薙素子の過去の物語。

“2Dアニメの凄さを見せつける”作品に


 新作アニメとして発表された「攻殻機動隊ARISE」は4部作で,第1部「攻殻機動隊ARISE border:1 Ghost Pain」が2013年6月22日から,劇場にて2週間限定で公開される(第2部以降も,その後順上映)。各部,劇場公開と同時に有料配信も開始される予定だ。

攻殻機動隊ONLINE(仮)

 ARISEは,攻殻機動隊こと公安9課が誕生する前の物語となり,これまで明らかにされてこなかった草薙素子の過去や,荒巻大輔,バトー,トグサといった公安9課メンバーとの出会い,電脳ウィルス「ファイヤー・スターター」を巡る戦いなどが描かれるという。会場では,オープニングや,「AD2027」「陸軍機密部隊 501部隊」といった文字が躍るプロモーション映像が公開。期待感を大きく高めていた。


攻殻機動隊ONLINE(仮)
攻殻機動隊ONLINE(仮)

 ARISEの発表では,制作を担当するProduction I.Gの代表取締役 石川光久氏と,総監督を務める黄瀬和哉氏,そしてシリーズ構成・脚本の冲方 丁氏,草薙素子役を演じる声優の坂本真綾さんが登壇し,それぞれ,作品への意気込みを語った。

左から,プロダクションI.G代表取締役 石川光久氏,総監督 黄瀬和哉氏,草薙素子役 坂本真綾さん,シリーズ構成・脚本 冲方 丁氏

 石川氏は「現在は世界的に3Dアニメーションが主流になっているが,2Dアニメの凄さを見せつけたい。(Production)I.Gにとっての“最終兵器”である黄瀬を起用し,冲方さんが脚本・シリーズ構成を一人で行う,世界で勝負できるスタッフが集まった」とコメント。今回のARISEは,石川氏と士郎正宗さんが「新しい攻殻を作ろう」「海外ドラマのテイストを取り入れよう」と話し合ったことから生まれたという。こうした構想をベースに士郎正宗さんが作ったキャラクター設定やプロットは完成度が高く,「これを受け取る人は冲方さんしかいないだろう」と石川氏が全幅の信頼を寄せる冲方氏が,脚本とシリーズ構成を担当することになったそうだ。
 冲方氏はARISEの脚本を作るにあたり,「草薙素子の物語である」ことを,“ブレてはいけない軸”として設定。「草薙素子を人間として捉え,なぜ草薙素子が草薙素子になったのかを,きちんと目を逸らさずに書こう」という姿勢で着手しているという。また「テクノロジーが発達しているからこそ浮き立ってくる人間の生々しさに目を向けていくことが重要」という点が,基本的な考えのようだ。

攻殻機動隊ONLINE(仮)
攻殻機動隊ONLINE(仮)
攻殻機動隊ONLINE(仮)

 今回,草薙素子役の坂本真綾さんは,サプライズゲストとしても登場していた。ARISEは,草薙素子役を演じてきた田中敦子さんを始め,これまでファンに馴染み深かった声優陣が一新されているのも話題の一つである。坂本真綾さんは,「キャスト一新でとても緊張しています。1995年の映画版では素子の子供時代を演じましたが,その延長線上で演じられるというのは本当にご縁を感じています。とにかく愛情を持って,すべてをかけて,この大切な役柄を演じさせて頂きます」と草薙素子役への思い入れを語った。

 さて,前述のとおりARISEは,第1部「攻殻機動隊ARISE border:1 Ghost Pain」が,TOHOシネマズ, 六本木ヒルズ,新宿バルト9など全国の劇場で6月22日から2週間限定で公開される。有料配信も同時にスタートする予定だが,視聴方法や価格は未定だという。
 劇場前売鑑賞券は,3月30日から発売開始となる。映画の公開劇場では,シナリオ付き劇場限定版Blu-rayが販売される予定で,通常版のBlu-rayとDVDは7月26日に発売されることが決定している。
 また3月13日発売の「月刊ヤングマガジン」第4号から,コミカライズ「攻殻機動隊ARISE〜眠らない眼の男Sleepless Eye〜」の連載がスタートすることも覚えておこう。

 攻殻機動隊ならではの要素を盛り込んだ攻殻機動隊ONLINE(仮)と,さまざまなメディア展開を見せるARISE。新たな”攻殻”世界がどのようなものとなるのか,今後の情報に注目しておきたいところだ。

「攻殻機動隊ARISE」概要

【CAST】
草薙素子:坂本真綾
荒巻大輔:塾一久/バトー:松田健一郎/トグサ:新垣樽助
イシカワ:檀臣幸/サイトー:中國卓郎/パズ:上田燿司/ボーマ:中井和哉

【STAFF】
原作:士郎正宗
総監督・キャラクターデザイン:黄瀬和哉
シリーズ構成・脚本:冲方丁
音楽:コーネリアス
メカニックデザイン:柳瀬敬之/3DCGI:オレンジ/3DCG監督:井野元英二/美術:Bamboo/美術監督:竹田悠介・益城貴昌/美術設定:加藤浩(ととにゃん)/プロップ・美術設定:荒川直樹/撮影監督:田中宏侍/音響監督:岩浪美和/編集:植松淳一/アニメーション制作:Production I.G


―6.22≪劇場上映≫≪Blu-ray劇場先行発売≫他、詳細発表―

■劇場上映
【全4部作)】
2013年6月22日(土)より、『攻殻機動隊ARISE border:1 Ghost Pain』
TOHOシネマズ 六本木ヒルズ、新宿バルト9ほかにて全国劇場上映【2週間限定】
全4部作。

■Blu-ray劇場先行発売
劇場上映期間中、上映館にて『攻殻機動隊ARISE border:1 Ghost Pain』
シナリオ付き劇場限定版Blu-rayを発売/¥8,000(税込)
発売・販売元:バンダイビジュアル

■有料配信
2013年6月22日(土)より、『攻殻機動隊ARISE border:1 Ghost Pain』有料配信スタート
※配信に関する視聴方法、価格等の詳細は、決定次第、公式サイトにて告知します。

■Blu-ray&DVD一般発売
2013年7月26日(金)より、『攻殻機動隊ARISE border:1 Ghost Pain』一般発売スタート
●Blu-ray BCXA-0739/本編約50分+映像特典/¥7,140(税込)
●DVD BCBA-4521/本編約50分+映像特典/¥6,090(税込)
発売・販売元:バンダイビジュアル

■ 劇場前売鑑賞券 【5アイテム】
2013年3月30日(土)より、『攻殻機動隊ARISE border:1 Ghost Pain』劇場前売鑑賞券発売スタート!
●シリーズ共通4枚綴り鑑賞券
●ムビチケ
●全国共通鑑賞券
●ファミリーマート限定特製グッズ付き鑑賞券
●バンダイビジュアルクラブ限定特製グッズ付き鑑賞券
※鑑賞券の価格・仕様の詳細は、決定次第、公式サイトにて告知します。

■コミカライズ連載
『月刊ヤングマガジン』第4号(2013年月13日(水)発売)より、コミカライズ連載スタート(講談社刊)
『攻殻機動隊ARISE〜眠らない眼の男 Sleepless Eye〜』連載開始。(脚本:藤咲淳一/漫画:大山タクミ)


士郎正宗×黄瀬和哉×冲方丁×プロダクションI.Gのコラボが創り出す、 2013年最高のSFアニメシリーズが誕生!!

【INTRODUCTION】
世界が熱望する第四の『攻殻機動隊』プロジェクトがついに始動!
1989年に士郎正宗が漫画作品を発表して以来、 映画・TVシリーズ・OVAとして映像化されてきた『攻殻機動隊』が 新作アニメーションシリーズとして始動する。
情報ネットワークとサイボーグ技術の発達によって人々の意思が “電脳”で繋がれた未来社会を舞台に、新たな物語が始まる。
本作『攻殻機動隊ARISE』は、各話およそ50分・全4部作のシリーズで構成される。
本作で描かれるのは、凶悪犯罪を阻止する事を目的とした攻性の特殊部隊“攻殻機動隊”の創設、そしてこれまでのシリーズ作品において謎に包まれていた全身サイボーグのヒロイン・草薙素子(くさなぎ もとこ)の物語である。草薙と公安9課の荒巻、後に攻殻機動隊のメンバーとなるバトーやトグサらとの出会いとともに、電脳ウィルス“ファイヤー・スターター”を巡る壮絶なアクションと電脳戦が展開される。

最新情報は公式HPをチェック!! → http://www.kokaku-a.com/
[Twitter] @kokaku_a [Facebook] Kokaku_a

「攻殻機動隊ARISE」公式サイト


(c)士郎正宗・Production I.G / 講談社・「攻殻機動隊ARISE」制作委員会
  • 関連タイトル:

    攻殻機動隊ONLINE(仮)

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