「Warframe」のDigital Extremesが，中国企業のSumpo Food Holdingsによる買収に合意

　基本プレイ無料のアクションゲーム「Warframe」（PC / PS4 / Xbox One）の運営および開発を行なうDigital Extremesは，北米時間2014年10月14日に，中国企業のSumpo Food Holdingsによる，買収に合意したことを明らかにした。

　Sumpo Food Holdingsの発表によると，同社はDigital Extreamの株式の61％を取得し，買収額は7320万ドル（約77億円）となる。このうち58％（6960万ドル）が，子会社であるMulti Dynamic Games Groupに，3％（360万ドル）Perfect Online Holdingに配分されている。

　Digital Extreamの買収については，2014年7月にPerfect World Entertainmentが同社を買収するかもしれないという噂が流れ，「Warframe」の公式フォーラムでは，これに対する反対意見が多く見られた。

　このような背景があるなか，今回の買収についてDigital ExtreamのCEOであるJames Schmalz氏は，「ゲームの未来について私達と同じ考えを持ったパートナーと働けるということは，とても嬉しく思う」と前向きなメッセージを残しており，「Warframeはこれからもっと大きく，よりクオリティの高いものになっていく」と，今後の展望についても語っている。

　今もなお定期的にアップデートを重ねているDigital Extremesの「Warframe」だが，今回の買収がどのように影響していくのか，今後の動向に注目が集まるところだ。

Sumpo Food Holdingsによるプレスリリース（PDF）

「Warframe」公式サイト