ZeniMax Online Studiosは,2013年中のローンチが期待されるMMORPG
「The Elder Scrolls Online」(
PC /
Mac)の公式サイトをリニューアルし,スクリーンショットやゲーム詳細情報などのコンテンツを公開した。
ちなみに,「The Elder Scrolls」シリーズは「TES」と略されることが多いが,公式サイトにおいて本作は,「TESO」ではなく
「ESO」という形で省略表記されている。
公式サイトでは,
「The Elder Scrolls V: Skyrim」(
PC /
PlayStation 3 /
Xbox 360)で描かれた「第三紀」よりも1000年も昔に当たる,「第二紀」におけるタムリエル大陸の詳細が公開されている。
それによると,シロディールのインペリアル・シティで魔力を伴う巨大爆発が起き,メイジなどが次々と死んでしまうという事故が勃発。それと共に,オブリビオンの扉が開き,「征服と隷属」を司るデードリック王子「モラグ・バル」がタムリエルに降臨することになる。そんな中,タムリエルの辺境に3つの勢力が勃興。それぞれの勢力は,モラッグ・バルの魔軍と戦いつつも,支配者不在のシロディールをかけて,過激な争いを起こすことになるらしい。
すでに4Gamerでも何度か紹介しているが,ESOにおける3つの勢力は,ブレトンの商王Emericの率いる
「Daggerfall Covenant」(テーマカラー:青),ノルド王Jorunnを首領とする
「Ebonheart Pact」(テーマカラー:赤),ハイエルフの女王Ayrennが統率する
「Aldmeri Dominion」(テーマカラー:黄緑)が存在する。Daggerfall Covenantにはレッドガードやオークが参加し,Ebonheart Pactにはダークエルフやアルゴニアン,Aldmeri Dominionにはウッドエルフとカジートといった具合に,勢力はそれぞれ異なる種族で構成されている。PvPモードは,これらの勢力が実際にシロディールの拠点を奪い合うというスタイルで展開されるようだ。
ブレトンの商王Emeric
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ノルドの王Jorunn
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ハイエルフの女王Ayrenn
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現時点で本作は,英語,ドイツ語,フランス語でのリリースが予定されており,日本語版についての発表はない。とはいえ,日本でもシリーズの新作がリリースされるたびに着実にファンを増やしているTESシリーズのMMORPG化だけに,英語でもプレイしてやろうという肝の座ったゲーマーも少なくないはずだ。なんらかの形でローカライズ版を遊べることに期待しつつ,公式サイトの情報を注視しておこう。