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Corsair,新型キーボード「K57 RGB WIRELESS」を発表。100ドル程度で低遅延ワイヤレス接続&Bluetooth対応
K57 RGBは,2017年1月に国内発売となったメンブレンスイッチ採用のワイヤードキーボード「K55 RGB Gaming Keyboard」(以下,K55 RGB)のデザインやキースイッチをベースとしつつ,Slipstreamによる独自方式のワイヤレス接続と,Bluetooth 4.2+LEによるワイヤレス接続に対応した製品と理解していい。
Slipstreamは,2019年2月に国内発売となったワイヤレス&ワイヤード両対応マウス「HARPOON RGB WIRELESS Gaming Mouse」(以下,HARPOON RGB)で導入されたCorsairのワイヤレス通信技術で,従来の技術よりも低遅延で,なおかつ通信障害にも強いのが特徴となっている。Corsairは,HARPOON RGBの発表時にSlipstreamをキーボードやヘッドセットなどにも採用する予定であることを明らかにしており,K57 RGBがキーボードでの採用製品第1弾となったわけだ。
K57 RGBの外観は,フローティングデザインでメインキーの左側に6個のMacro keyを備えたフルキーボードで,ベースとなったK55 RGBからほとんど変わっていないように見える。ただ,K55 RGBは,キーボードバックライトの発光色や発光パターンを3つのゾーンごとにしか設定できなかったのに対して,K57 RGBではCorsairの統合設定ソフトウェア「iCUE」を使用して,各キーごとに設定可能になるといった改良が加えられているそうだ。
キースイッチはK55 RGBと同じメンブレンスイッチで,同時押し関連の仕様は8キーロールオーバーでAnti-Ghosting(アンチゴースト)仕様となっている。
低遅延のワイヤレス接続に対応しつつ,100ドルを下回る価格は魅力的で,国内市場でも適正な価格で登場すれば,安価なゲーマー向けワイヤレスキーボードとして注目されそうだ。
●K57 RGBの主なスペック
- 接続インタフェース:USB,2.4GHz帯ワイヤレス「Slipstream」,
Bluetooth 4.2+LE - キースイッチ:メンブレンスイッチ
- 基本キー数:英語110キー
- キーピッチ:未公開
- キーストローク:未公開
- アクチュエーションポイント:未公開
- 押下特性:未公開
- ロールオーバー数:8キー
- 複数キー同時押し対応:対応(詳細非公開)
- キー耐久性:未公開
- ポーリングレート(USBレポートレート):1000Hz
- オンボードフラッシュメモリ:非搭載
- LEDイルミネーション:搭載(iCUE対応)
- 公称本体サイズ:未公開
- 公称本体重量:未公開
- 付属ケーブル長:1.8m
- 対応OS:未公開
- 発売日:未公開
- 保証期間:2年間
CorsairのK57 RGB製品情報ページ
- 関連タイトル:
Corsair Gaming(旧称:Vengeance Gaming)
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