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Tt eSPORTSのゲーマー向けマウス2製品が7月1日に発売。9ボタン搭載の「BLACK Element」と光学センサー採用の「AZURUES」
Tt eSPORTS BLACK Element |
Tt eSPORTS AZURUES Gaming Mouse |
Tt eSPORTS BLACK Element
ボタン構成は左右メイン,左サイド×3,右サイド×1,センタークリックボタン機能付きスクロールホイール,ホイール手前×2となっており,合計で9個のボタンが搭載されている。これらはすべてカスタマイズでき,専用のドライバソフトウェアを使ってマクロ機能の割り当ても可能だ。おそらく,この多ボタン+マクロ機能から,MMORPGやRTSに向くとされているのだろう。
割り当て設定は,マウスに内蔵されたフラッシュメモリで保存できる。つまり,MMORPGなどのアンチチートツール下でも,マクロが動作する可能性は高く,その点で物議を醸しそうだ。もっとも,動作するからといって使っていいわけではなく,日本でサービスされているMMORPGの規約ではマクロ機能が禁止されていることも多いので,くれぐれもそのような環境化で使わないよう注意してほしい。
なお,搭載センサーは,最大加速度50G,トラッキング解像度最大6500DPIというスペックだ。
以上のボタン構成やマクロ機能などを踏まえると,BLACK Elementは,「CM Storm」ブランドのMMORPG向けマウス「CM Storm Inferno」に近い製品といえそうである。CM Storm Infernoと比べた場合,BLACK Elementのほうが一般的なゲーマー向けマウスにより近い製品ではあるので,あまり尖り過ぎていないほうが使いやすいという人に向く,とまとめられそうだ。
●Tt eSPORTS BLACK Elementの主なスペック
- 基本仕様:レーザーセンサー搭載ワイヤードタイプ
- ボタン:左右メイン,左サイド×3,右サイド×1,センタークリックボタン機能付きスクロールホイール,ホイール手前×2
- トラッキング速度:未公開
- 最大加速度:50G
- 画像処理能力:未公開
- フレームレート:未公開
- トラッキング解像度:最大6500DPI
- ポーリングレート:1000Hz
- リフトオフディスタンス:未公開
- データ転送フォーマット:16bit
- 本体サイズ:66.7(W)×123.8(D)×41.6(H)mm
- 重量:130g(※ケーブル重量を含むかは未公開,4.5gの錘を5個追加可能)
- マウスソール:テフロン
- ケーブル長:1.8m
- 対応OS:Windows 7・Vista・XP
- 発売予定時期:2011年7月21日
- 予想実売価格:5980円前後
Tt eSPORTS AZURUES
製品写真からは,小型マウスのような印象を受けるが,公称のサイズは70(W)×130(D)×30(H)mm。実のところ,かなりガッシリした作りになっていると考えておいたほうがいいだろう。重量は140g(※ケーブル重量を含むかは未公開)と重めで,やはりこちらにも1個4.5gの錘を3個まで追加できる機能が搭載されている。
AZURUESは,搭載センサーのスペックからは,マウスを大きめに動かしてゲームをプレイするローセンシ,ミドルセンシプレイヤー向けといえるだろう。しかし,サイズと重量を考えてしまうと,マウスを振るには厳しそうでもある。正直,センサーとボディの仕様が持つチグハグ感が否めない。
●Tt eSPORTS AZURUESの主なスペック
- 基本仕様:光学センサー搭載ワイヤードタイプ
- ボタン:左右メイン,センタークリックボタン機能付きスクロールホイール
- トラッキング速度:40IPS
- 最大加速度:15G
- 画像処理能力:未公開
- フレームレート:6400FPS
- トラッキング解像度:最大1600DPI
- ポーリングレート:500Hz
- リフトオフディスタンス:未公開
- データ転送フォーマット:16bit
- 本体サイズ:70(W)×130(D)×30(H)mm
- 重量:140g(※ケーブルの重量を含むかは未公開,4.5gの錘を3個追加可能)
- マウスソール:テフロン
- ケーブル長:1.8m
- 対応OS:Windows 7・Vista・XP
- 発売予定時期:2011年7月21日
- 予想実売価格:3980円前後
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