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印刷2010/03/02 15:00

プレイレポート

過激さと快適さ,そして圧巻のグラフィックスが融合! 〜 メディアイベントで一足お先にプレイした「ゴッド・オブ・ウォー III」のファーストインプレッション

ゴッド・オブ・ウォーIII

ゴッド・オブ・ウォーIII
2010年に入ってから,街のアチコチでゴッド・オブ・ウォー IIIのプロモーションが見られるようになった。画像は,アメリカのセブンイレブンにあるフローズンコーラとのタイアップ。カップにあるコードを入力すれば,Morpheus Armorという,刺青まで青くなってしまう特製スキンが入手できる
 現地時間2月24日,Sony Computer Entertainment America(以下,SCEA)はロサンゼルスの多目的イベントホール,Siren Studiosで,北米で3月16日の発売が予定されている三人称視点のアクションゲーム,「ゴッド・オブ・ウォー III」(原題:God of War III)の完成披露会「グローバルメディアデー」を開催した。
 ゴッド・オブ・ウォーシリーズといえば,PlayStation 3のユーザーでなくとも名前ぐらいは知っているであろう有名シリーズ。開発はSCEAのサンタモニカスタジオが行っており,過去2作(「ゴッド・オブ・ウォー」「ゴッド・オブ・ウォーII 終焉への序曲」)の北米での販売総本数は580万本にも達するという人気作である。

 トレードマークである激しいアクションが,日本でもコアなゲーマー層を中心に注目を集めており,徐々にファン層を拡大しつつあるという本シリーズ。日本では,完全日本語版が3月25日に5980円(税込)という,かなり“攻撃的”な価格でリリースされる予定になっており,さらに三部作を一つのパッケージにした「ゴッド・オブ・ウォー トリロジー」のリリースも決定している(関連記事)

ゴッド・オブ・ウォーIII
 ゴッド・オブ・ウォー IIIは,シリーズ初のPlayStation 3向けタイトルとなるわけだが,長い期間をかけて制作したというゲームエンジンは圧巻。美しいグラフィックスとド派手な演出にはさらに磨きがかかっており,PlayStation 3向けタイトルの新しいマイルストーンになりそうな気配だ。2010年にリリースされる作品の中でも,記憶に残る一本になるのは間違いない。

 南北アメリカ地域,そして日本から合計で100人ほどのメディアが集まった今回のイベントでは,ゲームの序盤だけではあるものの,参加者がじっくりゲームをプレイし,制作者の話を聞くという趣向になっていた。ゲームのファーストインプレッションの前に,少々くどいかもしれないが,ゴッド・オブ・ウォーシリーズの大まかな流れをおさらいしてみよう。

ゴッド・オブ・ウォーIII
ハリウッドにある会場で行われたのは,ゴッド・オブ・ウォー IIIの導入部分を遊び尽くすというイベント。すでにマスターアップしているので,続きも遊ばせてもらいたかった


オリュンポスの神々と,“戦の神”クレイトスの終わりなき戦い


 ゴッド・オブ・ウォー IIIのバックグラウンドにあるのは,誰でも名前ぐらいは聞いたことがあるはずの「ギリシャ神話」だ。「ゼウス」や「アポロン」といった,よく知られるギリシャの神々が現れる以前,地球を支配していたのは母なる大地「ガイア」から産み落とされた「タイタン族」と呼ばれる神々だった。
 このタイタン族の一人で,リーダーでもあった「クロノス」に反旗を翻したのが,ほかでもないクロノスの息子のゼウスと「ポセイドン」,そして「ハデス」の三兄弟であり,彼らはクロノス達との戦争に勝ち,タイタン族を幽閉してしまう。そして,ゼウス達が新たに定めた住まいが聖なる山,オリュンポスだった。

ゴッド・オブ・ウォーIII

 ゲームの主人公クレイトスは,ゼウスが人間の娘に手を出して生ませたという「ヘラクレス」と同じような生い立ちで,神がかった能力を持ちながら生身の肉体を持つ「デミゴッド」(半神)だ。そして,ゴッド・オブ・ウォーでは,このクレイトス自身が,父ゼウスがかつて自分の父に行なったのと同じように,父を攻め滅ぼそうとするのである。

ゴッド・オブ・ウォーIII
 ギリシャ神話でゴッド・オブ・ウォー(戦の神)といえば,ゼウスと正妻「ヘラ」から生まれた男性神「アレス」のことを指す。アレスは,十二神の一人であるアテネとの仲が非常に悪かった。ゴッド・オブ・ウォー第1作でも,自分がパトロンをしている都市アテネが狂暴なアレスに攻撃されていることに腹を立てたアテネが,クレイトスに「アレスを殺すと,おまえの悪夢を消すことができる」と忠告するところから始まる。
 アテナもアレスも,いってみればクレイトスの異母兄弟の関係にあるわけだが,「父と子の戦い」や「兄弟の戦い」などのドロドロとした家族関係が,なんともギリシャ神話らしい。

 第1作では,ストーリーが進むに連れてクレイトスの悪夢の内容も詳しく解き明かされ,スパルタ兵士団の隊長だったクレイトスは,実はアレスの意のままに動く奴隷のような存在であるという関係が明らかになる。アレスの罠に落ちたクレイトスは自分の家族を手にかけてしまうのだが,やがて,そうしたオリュンポスの神々の無慈悲さに気づき,激怒したクレイトスはアレスを倒し,自らが「戦いの神」になるのだった。

ゴッド・オブ・ウォーIII
 戦いの神になったクレイトスは,ギリシャ全土を統一しようとスパルタ兵を使って激しい侵略戦争を繰り返すが,これを快く思わなかったゼウスは,クロノスから王座を奪ったときに利用した「オリュンポスの剣」を使ってクレイトスを騙し,さらにはいたぶり殺してしまう……というショッキングなオープニングで始まるのが,続く第2作だ。
 クレイトスが冥府の支配者ハデスのもとに送られようとしているときに,幽閉されていたガイアの助力を得て命を取り戻し,復讐の旅に出る。それからいろいろあって,最後は解放されたタイタン族とともにオリュンポスに向かって侵攻していくという,意味深なエンディングで,この第2作は終わる。


ゴッド・オブ・ウォーの方程式は,過激さと快適さ,そして圧巻のグラフィックスの総和


ゴッド・オブ・ウォーIII
 今回,ゴッド・オブ・ウォーのメディアイベントで試遊できたのは,オープニングムービー終了の直後から,リバイアサンとの戦闘まで。リバイアサンは,とんでもなく巨大なモンスターで,首のあたりから太い足が何本も生えており,その足で地面を踏み鳴らしてクレイトスを攻撃したり,口から光線を吐いて攻撃する。
 ゴッド・オブ・ウォー IIをプレイしたことのある人なら,ゲームのオープニング部分で巨大なコロッサスと戦いながらゲームの操作法を学んでいくという名シーンを記憶しているはずだが,今回もリバイアサンを使って操作を学んでいく仕掛けになっている。ゴッド・オブ・ウォー IIIは,従来作の“ゲーム体験”(Game Experience)を損なわないよう,慎重に作られているのだ。

ゴッド・オブ・ウォーIII
 プレイした序盤部分で非常に興味深かったのは,ゲームの始まりからポセイドンを倒すまでの所要時間が,30分程度しかないということ。ポセイドンは,ギリシャ神の中でも主要キャラクターだが,もったいぶらずにいきなり登場させてくる。
 これは,「この先も“ポセイドン級”のクライマックスが連続している」という開発者の自信の表れだろう。クレイトスはムービーに登場した残る4柱の神,つまりゼウス,ハデス,ヘリオス,ヘルメス達をすべて倒さなければならず,さらに迫力ある戦いが待っているはずだ。

 ぱっと見で目を惹くのが,グラフィックスの美しさである。PlayStation 3の発売以前から開発がスタートしていたというゲームエンジンは,かなり高性能なレンダリング能力を持っており,大容量のBlu-Rayに収められた,ムービーや音声データ,テクスチャーなど,膨大な量のデータによって独特のゲーム世界を作り上げている。
 巨大なタイタンのディテールや,水の流れる様子,吹き荒ぶ雪嵐,ガイアの背中にうっそうと茂る樹木など,非常にきめ細かく描かれているのだ。

 ゲームの出だしはガイアの肩の上で敵と戦うことになる。巨大なキャラクターをフィールドにするというアイデアは,ソニー・コンピュータエンタテインメント の「ワンダと巨像」と同趣向だが,ゴッド・オブ・ウォー IIIでは,それがさらに追求され,「きわめて巨大な生き物の上にいる」という雰囲気が味わえる。このあたりも魅力的だ。

ゴッド・オブ・ウォーIII

 ガイアがリバイアサンの攻撃を受けたとき,痛みから巨体をのけぞらせ,クレイトスの立っている場所が大きく揺れたり,さかさまになったりする。このときのカメラワークは非常にスムースで,フルHDの大画面では一時的にクレイトスの姿が米粒ほどの小ささになるほどズームアウトして,彼の100倍以上はあろうかというガイアの全体像を映し出すといったとが行われる。こうした,流れるようなシネマティックシーンも,ゴッド・オブ・ウォー IIIの大きな特徴であろう。

ゴッド・オブ・ウォーIII
さまざまな特典がついた「God of War III Ultimate Edition」は,パンドラの箱をモチーフにしたパッケージ。99ドルで数量限定で販売されるとのこと。ここに見られるDominusスキンのようですなど,アーマーを変化させる数種類の限定スキンもあるようだ
 ゲームのインタフェースは,ほぼ前作のスタイルを踏襲しているが,華麗なフィニッシュムーブが繰り出せるCSアタック(Context-Sensitive Attack)には,いくつかの変更点がある。今回は,サークルボタンなら画面右に,左スティックなら画面左下の隅に,といったように,実際のコントローラのボタン配置に合わせた画面位置に,CSアタック発動時のコマンドが表示されるため,筆者のように,なかなかボタンの配置を覚えられないプレイヤーでも,失敗する確率が減ったように感じられた。
 また,ハッキリ確認は取れていないものの,前作ではランダムだったCSアタックのコマンドも,今回は敵に合わせて常に固定されているようだった。

ゴッド・オブ・ウォーIII
 セーブ方法には,これまでのセーブポイント式に加え,オートセーブ機能も実装された。オートセーブのポイントはかなり多いようで,リバイアサンやポセイドンとの戦いに負けても,ほぼ直前のアクションシーンから再度プレイし始めることが可能になっていた。このあたりも,プレイヤーがフラストレーションを溜めることなく,快適なスピードで遊べるように配慮されているようだ。

 ゴッド・オブ・ウォー IIIは,シリーズの雰囲気を継承しつつもグラフィックスやシネマティックスなどの演出部分を洗練させ,過激なアクションやその迫力でプレイヤーを常に圧倒し続ける作品である。うまい人であれば13時間程度でプレイを終えられるそうだが,難度を上げることで,それなりのリプレイバリューはありそうだ。
 日本でのリリースも,いよいよ2010年3月25日に迫っている。ついに,クレイトスの神々への挑戦の最終章がベールを脱ぐことになるのだ。

ゴッド・オブ・ウォーIII


Chrispin Freeman氏ミニインタビュー


Chrispin Freeman氏
 すでに公開されているゴッド・オブ・ウォー IIIのフィニッシュムーブの一つが,馬車に載った太陽神ヘリオスの首をもぎ取るという残虐シーン。しかもその首,暗闇を照らす懐中電灯として利用させるというから,ヘリオスもさんざんだ。
 そんな気の毒なヘリオスの声を担当しているのが,北米では中堅どころに属する声優のChrispin Freeman(クリスピン・フリーマン)氏。今回,パーティ会場でブラブラしているのを見つけたので,ちょっと短めのインタビューを試みた。


4Gamer:
 ヘリオスの声を当てるという仕事は楽しかったですか?

Freeman氏:
 日本の皆さん始めまして。ええ,とても楽しかったですよ。首を取られちゃう役なのが残念だけど。

4Gamer:
 あれ,日本語も話されるんですね。きれいな発音ですが,どこで勉強されたのですか?

Freeman氏:
 いや,片言ですよ。仕事で覚えました。日本のアニメ関係者とよく会いますから。その関係で。こう見えても,日本のアニメにも出たことあるんですよ。

ゴッド・オブ・ウォーIII

4Gamer:
 「NARUTO―ナルト―」英語版のイタチ役をやられたとか。

Freeman氏:
 ええ。あと,「崖の上のポニョ」とか「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」とか,いろいろやってます。

4Gamer:
 ゲームはよく遊びますか?

Freeman氏:
 うん,ゲームは大好きです。日本のゲームしかプレイしないんだけどね。お気に入りは「ワンダと巨像」。あと,「大神」とか,ファイナルファンタジーシリーズかな。

4Gamer:
 ということは,ゴッド・オブ・ウォーシリーズは遊んでないってこと?

Freeman氏:
 ええ……まあ(笑)。でも,日本の皆さんには楽しんでほしいですね。僕のヘリオスが死んじゃうシーンとかは必見。

4Gamer:
 ……でも,そういえば,日本語版は完全吹き替えなので,日本のゲーマーにはクリスピンさんの声は,届かないような気がしてきました。

Freeman氏:
 それは残念だ!

「ゴッド・オブ・ウォーIII」公式サイト(要年齢認証)

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