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[TGS 2009]Alienware,ゲーマー向けハイエンドデスクトップPC×4と15インチノートPCを発表
●ブランド:Alienware
●ゲーム推奨認定:とくになし
●購入特典:とくになし
●キャンペーン:Windows 7優待アップグレード(※2010年1月31日までの期間限定で受付)
新製品の概要は下にまとめたとおり。デスクトップPCの4モデルは共通して,CPU用の液冷クーラーを標準搭載するほか,グラフィックスカード用の液冷システムも,後日,BTOオプションとして提供予定になっている。グラフィックスカードのBTOオプションに,GeForce GTX 260のNVIDIA SLI(以下,SLI),「GeForce GTX 295」デュアルGPUソリューション,そして,2009年9月23日に発表されたばかりの「ATI Radeon HD 5870」シングルカードおよびATI CrossFireX(以下,CFX)構成が用意されている点や,Bigfoot Networks製のゲーマー向けLANカード,「Killer Xeno Pro」を標準搭載する点も“らしい”ところだ。また,ノートPCも含めて,OSは64bit版Windowsで統一され,専用のカスタマイズソフト「Alienware Command Center」日本語版が提供される。
なお,5モデルの発表に合わせて,Alienwareブランドのディスプレイ,キーボード,マウス,ヘッドセットが1製品ずつ発表されている。これらはBTOオプションとして購入可能だ。4製品の概要は,PCスペックの下にまとめたので,ぜひチェックしてほしい。
新製品の概要
製品名:Alienware Aurora
BTO標準構成価格:16万9800円(税込)
本体カラーは「コズミック・ブラック」と「ルナー・シャドウ」の2色が用意されている。
BTO標準構成の主なスペック
- CPU:Core i7-920/2.66GHz(L2キャッシュ容量256KB×4,L3キャッシュ容量8MB)
- マザーボード:Intel X58 Express搭載(microATXフォームファクタ)
- メインメモリ:PC3-10600 DDR3 SDRAM 2GB×3
- GPU:GeForce GTX 260(グラフィックスメモリ1.8GB)
- HDD容量:750GB(回転数7200rpm,Serial ATA II)
- 光学ドライブ:DVDスーパーマルチドライブ
- 有線LAN:1000BASE-T(Bigfoot Networks製「Killer Xeno Pro」)
- サウンド:オンボード
- 電源ユニット容量:定格875W
- 本体サイズ:250(W)×645(D)×426(H)
- OS:64bit版Windows Vista Home Premium
- 付属品:とくになし
製品名:Alienware Aurora ALX
BTO標準構成価格:20万9800円(税込)
ALXの本体カラーはコズミック・ブラックのみ |
本体天面のベンチレータがソフトウェアで自動制御されるのが大きな特徴 |
BTO標準構成の主なスペック
- CPU:Core i7-920/2.66GHz(L2キャッシュ容量256KB×4,L3キャッシュ容量8MB)
- マザーボード:Intel X58 Express搭載(microATXフォームファクタ)
- メインメモリ:PC3-10600 DDR3 SDRAM 2GB×3+1GB×3
- GPU:GeForce GTX 260(グラフィックスメモリ1.8GB)×2
- HDD容量:750GB(回転数7200rpm,Serial ATA II)
- 光学ドライブ:DVDスーパーマルチドライブ
- 有線LAN:1000BASE-T(Bigfoot Networks製「Killer Xeno Pro」)
- サウンド:オンボード
- 電源ユニット容量:定格875W
- 本体サイズ:250(W)×645(D)×426(H)
- OS:64bit版Windows Vista Home Premium
- 付属品:とくになし
製品名:Alienware Area-51
BTO標準構成価格:25万円前後(※未確定。10月中旬発売予定)
本体カラーはコズミック・ブラックとルナー・シャドウの2色。ただ,写真を見る限り,Area-51のルナー・シャドウは,Auroraのそれよりも白っぽいイメージだ。
BTO標準構成の主なスペック
- CPU:Core i7-920/2.66GHz(L2キャッシュ容量256KB×4,L3キャッシュ容量8MB)
- マザーボード:Intel X58 Express搭載(ATXフォームファクタ)
- メインメモリ:PC3-10600 DDR3 SDRAM 2GB×3
- GPU:GeForce GTX 285(グラフィックスメモリ1GB)
- HDD容量:1TB(回転数7200rpm,Serial ATA II)
- 光学ドライブ:DVDスーパーマルチドライブ
- 有線LAN:1000BASE-T(Bigfoot Networks製「Killer Xeno Pro」)
- サウンド:オンボード
- 電源ユニット容量:定格1100W
- 本体サイズ:277(W)×656(D)×557(H)
- OS:64bit版Windows Vista Home Premium
- 付属品:とくになし
製品名:Alienware Area-51 ALX
BTO標準構成価格:35万円前後(※未確定。10月中旬発売予定)
また,CPUのBTOオプションで提供されるファクトリーオーバークロックにはi7-975の3.73GHzおよび3.80GHz動作が用意されるなど,Aurora ALXよりも,一段上のパフォーマンスが志向されている印象だ。
本体カラーは,Aurora ALXと同じく,コズミック・ブラックのみ。
BTO標準構成の主なスペック
- CPU:Core i7-920/2.66GHz(L2キャッシュ容量256KB×4,L3キャッシュ容量8MB)
- マザーボード:Intel X58 Express搭載(ATXフォームファクタ)
- メインメモリ:PC3-12800 DDR3 SDRAM 2GB×3
- GPU:GeForce GTX 295(グラフィックスメモリ896GB×2)
- HDD容量:1.5TB(回転数7200rpm,Serial ATA II)
- 光学ドライブ:BD-REドライブ(Blu-ray Disc読み込み,BD-R/RE書き込み,DVD±RW書き込み対応)
- 有線LAN:1000BASE-T(Bigfoot Networks製「Killer Xeno Pro」)
- サウンド:オンボード
- 電源ユニット容量:定格1100W
- 本体サイズ:277(W)×656(D)×557(H)
- OS:64bit版Windows Vista Home Premium
- 付属品:とくになし
製品名:Alienware M15x
BTO標準構成価格:18万7380円(税込)
注目したいのは,それぞれ発表されたばかりのCPU「Core i7-720QM/1.60GHz」とチップセット「Mobile Intel PM55 Express」を搭載すること。CPUのBTOオプションにも,「Core i7-820QM/1.73GHz」「Core i7-920XM/2GHz」が並んでいる。メインメモリが最大で8GB搭載可能になっている点や,1920×1080ドット液晶パネルを選べる点,日本語キーボードとは別に英語キーボードを選択できる点もトピックといえるだろう。
搭載できるGPUはBTO標準構成が最大構成なので,これ以上は望めないものの,3D性能の高いものはほとんどがショップブランド系という15〜16インチクラスのノートPC市場にあって,大手メーカーの製品が選択肢に加わった点は歓迎できそうだ。なお,本体カラーはコズミック・ブラックとルナー・シャドウに加え,もう一つ「ネブラ・レッド」が用意されている
BTO標準構成の主なスペック
- CPU:Core i7-720QM/1.6GHz(L2キャッシュ256KB×4,L3キャッシュ6Mb)
- マザーボード:Mobile Intel PM55 Express搭載
- メインメモリ:PC3-10600 DDR3 SDRAM 2GB×2
- GPU:GeForce GTX 260M(グラフィックスメモリ1GB)
- HDD容量:250GB HDD(回転数5400rpm,Serial ATA II)
- 光学ドライブ:DVDスーパーマルチドライブ
- 有線LAN:1000BASE-T
- 無線LAN:IEEE 802.11a/g/n準拠
- サウンド:オンボード+内蔵スピーカー
- ディスプレイ:15.0インチワイド液晶,1600×900ドット,グレア(光沢)タイプ)
- 入力機器:日本語キーボード,タッチパッド
- そのほかの主な搭載機能:Bluetooth(V2.1+EDR),8in1マルチカードリーダー
- 本体サイズ/重量:378(W)×309(D)×48.7(H)mm/約4.08kg
- OS:64bit版Windows Vista Home Premium
- 付属品:とくになし
Alienwareブランドの新型周辺機器
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