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「ブレイドアンドソウル」PvP日本一の栄冠は誰の頭上に? 2016年9月のアップデート情報も公開された“シーズン2 決勝大会”レポート
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「ジャパンチャンピオンシップ 2016」イベントサイト
ジャパンチャンピオンシップに出場するためには,それまでの間に2回開催される“シーズン”で,上位成績を収める必要がある。去る7月に“シーズン1”が開催され,すでに3名の出場選手が決まっており,今回のイベントはそれに続く形となる。
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シーズン2 決勝大会には,ゲーム内のPvPトップランカー6名と,事前に行われたネットカフェ予選を制した2名の計8名が出場。選手の顔ぶれと,それぞれの使用クラスは以下のとおりだ。
- NicoJean選手(召喚士,オンライン予選 2位)
- ぉ式選手(リン剣術士,オンライン予選 3位)
- SephilothX選手(双舞士,オンライン予選 6位)
- IceAqua選手(双舞士,オンライン予選 7位)
- There選手(魔道士,オンライン予選 8位)
- Volcan選手(暗殺者,オンライン予選 11位)
- Ayn選手(リン剣術士,ネットカフェ東京予選で優勝)
- 月帆選手(暗殺者,ネットカフェ愛知予選で優勝)
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決勝大会は1対1によるトーナメント形式で行われた。各選手は普段から用いているマイキャラでログインしてPvPを行い,先に2本勝利したほうが勝者となる。決勝戦と3位決定戦は3本先取制だ。
今回のシーズン2 決勝大会における焦点の一つに,現在のゲームバランスで比較的強いとされている“滅砕士”を用いる選手がいなかったことがある。これは滅砕士の強豪プレイヤー2名が,シーズン1で一足先にジャパンチャンピオンシップへの出場権を獲得しており,今回は参加していないことがその理由だが,これにより滅砕士を天敵とするクラスの使い手などにとっては,追い風となったようだ。
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また,シーズン1からそれほど長いインターバルが置かれず,またレギュレーションが大きく変わっていないため,中にはシーズン1と同じ選手も出場していた。オフラインでの大一番は独特の緊張があったりするものだが,前回の出場経験があるだけでも,初出場の選手と比べると,普段どおりの実力を出しやすかったに違いない。
実際のトーナメント展開を見ても,第一試合を勝ち抜いた4名全員が,シーズン1 決勝大会にも出場していた選手であった。
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スコア展開としては,ぉ式選手が2-0でリーチをかけるものの,There選手が怒濤の追い上げを見せ2-2へともつれ込んだ。ぉ式選手はシーズン1決勝大会の際にも,3位決定戦で2-0のリードからの逆転負けを喫している。同選手にとっては前回の記憶が脳裏をよぎったかもしれないが,続く5戦目では見事勝利。シーズン1の雪辱を果たし,3位を手中に収めた。
決勝戦は,NicoJean選手(召喚士)対 Ayn選手(リン剣術士)のリン族同士による対決になった。
リン剣術士は,敵を空中に打ち上げてからの連続コンボを得意としているが,これを召喚士相手に決めるのは難しい。というのも,仮に召喚士本体へのコンボ開始まで持ち込んでも,その途中でペットの猫に邪魔をされてしまうからだ。
ところが,いざ決勝戦がスタートすると,Ayn選手は上記の問題に対してスキルセットを微調整しており,そのことが分かると会場内にどよめきが走った。
具体的には,打ち上げから派生する長大な空中コンボの代わりに,“敵を打ち落として範囲ダメージを与える”構成にしていたのだ。つまり,コンボの邪魔をしにきたペットもろとも範囲攻撃に巻き込むという狙いである。
解説者によると,普段のPvPではこのようなスキル構成を見かけることはほとんどないとのこと。そのような戦術を,決勝戦という大一番で繰り出してきたことに,とくに対戦相手のNicoJean選手はかなり驚いていた様子だ。NicoJean選手は,ときにはペットを離れさせるなどの対策を強いられ,それを見たAyn選手が打ち上げコンボを狙うという攻防が続いた。
一方のNicoJean選手は,秘伝スキルの「ひまわり」を軸に据えた戦術である。「ひまわり」は前方方向の敵に強烈なダメージを与える攻撃スキルで,相手の動きを予測するか,あるいは何らかの方法で相手の動きを封じてから撃たないと,命中させるのは難しい。
召喚士は,猫によって敵を押さえつけるスキルを持っているが,Ayn選手も「脱出」のスキルですかさず回避。その脱出のクールダウンタイムが戻るまでの間に,NicoJean選手は再び,押さえ込みからの「ひまわり」を狙っていく。
決勝戦に相応しい高度な読み合いが続く展開となったが,最終的にはNicoJeanが3-1のスコアで勝利。シーズン2の結果は,優勝 NicoJean選手,準優勝 Ayn選手,3位 ぉ式選手となり,見事この3名がジャパンチャンピオンシップへの挑戦権を手中に収めた。
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2016年9月に実施されるアップデートの情報も公開
決勝戦の終了後,ブレイドアンドソウルの運営プロデューサーを務める三浦 周氏から,9月に実施されるアップデートが紹介された。
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まずは8月に実装された高難度ダンジョン「漆黒の楼閣」で,“最奥”のエリアが新たに実装される。画像の左右にいるロボット風のモンスターが中ボス,中央にいる漆黒の翼を備えたモンスターがラスボスだ。
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また,一部の装備品に関して進化ツリーが追加される。そのほかにもダンジョンなどのゲームバランス調整,野球のユニフォームを模したアバターアイテムなどが実装されるとのことだ。
以上をもって“シーズン2 決勝大会”は終了。これにより,シーズン1と合わせて計6名の選手が,今秋開催予定の“ジャパンチャンピオンシップ 2016”の出場権を獲得したことになる。
ちなみにエヌ・シー・ジャパンによると,出場権を獲得する今一度のチャンスを設けることを検討しており,こちらの詳細は近日中に発表予定とのことだ。PvPの腕に自信のあるプレイヤーは,続報を心待ちにしていよう。
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