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[CJ 2008#41]「情けは人のためならず」道教の教えが学べるMMORPG「問道」
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「道教」といっても日本では馴染みが薄いのだが,日本でもいわれる「情けは人のためならず」といった感じの教えだそうで,クエストなどを通じて,仁義礼智忠信孝悌といったものを体験できる。
クエストなどで示される直接的な教え以外でも,ゲーム内が模擬社会となっており,例えば困っている人を助けて街のミッションをクリアすると,パラメータ「好心値」が上がり,この数値が高いとデスペナルティが大幅に減免されるというように,社会規範に対して適切に振る舞うことによるメリットがある。
逆に,ほかのプレイヤーキャラを殺していくと「PK値」が上がり,デスペナルティなどが重く科せられるといった具合だ(ほのぼの教育系ゲームのようでもしっかりPK要素は入っている)。
ゲームに関しては「ストーンエイジ風」だそうで,2D斜め見下ろし画面でのマップ移動,戦闘は通常画面から切り替わって,いわゆるタクティカルコンバット形式で行われる。
すでにサービス開始から1年ほど経っており,最近では「釣り」のようなミニゲームなど,ゲーム内の娯楽要素を拡充しているという。
2007年にもクイズ形式で同じように道徳的な内容を持ったオンラインゲームを紹介している。ちょっと見た感じでは説教臭いゲームのようにも思えるが,子供達にも人気であるようで,同時接続者数は70万人を記録しているという。これは中国でも,かなりのものである。
中国では,このように教育的な内容を含んだゲームが作られ,受け入れられている。こういった流れは,「犯罪=ゲームの影響」と短絡的な見方の広がっている日本とは違った状況にあるようで,何ともうらやましい限りである。
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