リリース
ASUS,Z97搭載のゲーマー向けMini-ITXマザーボードを9月13日に発売
MAXIMUS VII IMPACT | |||
配信元 | ASUSTeK Computer | 配信日 | 2014/09/12 |
<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>
ASUSTeK Computer Inc.(略称ASUS)は2014年9月12日、Intel CorporationのIntel Z97 Express Chipsetを搭載するMini-ITXサイズのゲーマー向けマザーボード「MAXIMUS VII IMPACT」を日本市場向けに発売することを発表いたしました。2014年9月13日より販売を開始する予定です。
○発表製品
- 製品名:MAXIMUS VII IMPACT
- 対応CPU:Intel Core i7/i5/i3/Pentium/Celeronシリーズ
- 対応ソケット:LGA1150
- チップセット:Intel Z97 Express Chipset
- 対応メモリ:DDR3-3300×2(最大16GB)
- 画面出力機能:DisplayPort×1、HDMI×1
- 拡張スロット:PCIe 3.0/2.0 x16×1、PCIe 2.0 x1 Mini Card×1
- ストレージ機能:SATA 6Gb/s×4、M.2×1(PCIe 3.0 x4接続)
- フォームファクター:Mini-ITX(170mm×170mm)
- 価格:オープン価格(予想実売価格:税込29,000円前後)
- 予定発売日:2014年9月13日
○製品の特長
・Mini-ITXサイズで実現したプロゲーマー仕様のR.O.G.マザーボード
「R.O.G.(Republic of Gamers)」シリーズは、ASUSの製品シリーズの中では最上位の製品シリーズであり、PCゲーマーおよびオーバークロッカー向けに特別に設計を行った製品シリーズです。R.O.G.マザーボードでは、過酷な環境に耐える高性能な部品の使用や、長時間の高負荷使用でも卓越した安定性を提供する電源回路、ゲーム用の特別な機能などを搭載しています。本製品は、それらのR.O.G.マザーボードの特徴を小型のMini-ITXサイズで実現した製品です。
・垂直搭載にすることでMini-ITXサイズでも高性能デジタル電源回路を実現した「Impact Power II」
通常のMini-ITXマザーボードでは、基板サイズの制約のために高性能な電源回路を搭載できません。そこで本製品では電源回路を垂直に搭載することで、強力な電源回路の搭載を可能にしました。
オーバークロックでの使用を想定した8+2フェーズ構成の「Impact Power II」デジタル電源回路は、ATXサイズのR.O.G.マザーボードと同様に世界ランキングを狙えるプロ仕様の電源回路です。長時間高負荷になるようなゲーム用途においても優れた安定性を提供します。
構成部品にもハイスペックなものを使用しており、コンデンサは−55度〜+105度環境での使用に対応しつつ、一般的なコンデンサの5倍の寿命を持つ「10K Black Metallic Capacitors」を使用。チョークコイルには、60Aの大電流に対応し、放熱用のヒートシンクを搭載する「60A BlackWing Choke」を使用しています。MOSFETにも、90%の高い効率を通常のMOSFETの半分のサイズで実現したNexFET Power Blockを使用しました。
・ゲーム用高音質オーディオ機能の「SupremeFX Impact II」を垂直搭載
本製品は、Mini-ITXサイズであってもオーディオ再生やゲームの効果音などを高音質で楽しめるように、基板上にオーディオ機能を搭載せず、専用オーディオ機能の「SupremeFX Impact II」を基板に対して垂直に搭載しました。
エルナーのオーディオ用コンデンサや、高性能なSonic SenseAmpを搭載しており、インピーダンス150Ωまでのハイエンドヘッドホンにも対応しています。
また、付属アプリを使うことで仮想サラウンド環境を実現でき、ステレオヘッドホンなどで7.1chサラウンドを楽しめます。付属アプリにはマイク入力へのノイズリダクション機能も搭載しており、クリアな音質でのボイスチャットも可能です。
・音の方向を視覚化する「Sonic Radar II」機能
ゲーム用に特化したオーディオ用の付加機能として、音がする方向を画面上にグラフィカルに表示する「Sonic Radar II」機能を搭載しています。たとえば一人称視点のシューティングゲーム(FPS)などで、敵の足音や銃声がする方向と距離を画面上に視覚的に表示することができます。
・M.2とPCI Express 2.0 Mini Cardスロットを垂直搭載する「mPCIe Combo IV」
小さな基板サイズのMini-ITXマザーボードに、無理なくM.2スロットとPCIExpress 2.0 Mini Cardスロットを搭載できるようにしたのが「mPCIe Combo IV」です。mPCIe Combo IVは、M.2スロットとPCI Express 2.0 Mini Cardスロットを基板の裏と表に搭載したインターフェース基板で、マザーボードに垂直に搭載しています。
M.2は長さ110mmまでのType 2242/2260/2280/22110に対応しており、PCI Express 3.0 x4で内部接続しています。また、PCI Express 2.0 Mini Cardスロットには標準で無線LAN/Bluetoothコンボカードを挿してあり、IEEE802.11ac/n/a/g/bでの無線LAN接続およびBluetooth 4.0を使用できます。
・巨大CPUクーラーを装着可能にするファン接続ハブ「Impact CoolHub」
Mini-ITXマザーボードに巨大なCPUクーラーを取り付けようとした場合、マザーボード上のファンコネクタが邪魔をして取り付けられないということがあります。そこで本製品では、バックパネルインターフェースの奥行き内に収まる大きさで垂直にファン基板を搭載し、そこにケースファン用の4ピンファンコネクタを2つ搭載しました。もう、ファンコネクタに邪魔をされることはありません。
・すべてのキーボードにマクロ機能を追加する「KeyBot」
特別な機能を搭載していない通常のキーボードに、マクロ機能を追加することができるのが本製品の「KeyBot」機能です。KeyBot機能を使えば、いつも使用している普通のキーボードがゲーマー向けキーボードに変身します。F1キー〜F10キーには、キーマクロ、ショートカット、マルチメディア機能、スマートログインの各機能を割り当てることができます。F11キー、F12キー、Deleteキーの3つは電源ボタンの代わりに使用することができ、自動オーバークロックモードでPCを起動、メモリをX.M.P設定にしてPCを起動、PCを起動してUEFI BIOSを表示、の3つの機能を割り当てることができます。
・優れた信号特性を実現した独自LANポート「LANGuard」
本製品はLANポートにも特別なものを使用しています。「LANGuard」という名称のこのLANポートは、一般的なLANポートが1ステージしか搭載していない静電気保護回路を3ステージも搭載しています。これにより、LANGuardは最大30,000Vの静電気に耐えることができます。通常のLANポートが耐えることがきる電圧は8,000V程度までが一般的であり、強いものでも15,000V程度が上限となります。また、LANGuardでは内部に使用しているコイルなどの部品にも低ESRの高性能なものを使用しており、優れた信号特性を実現しています。
○製品情報URL
・ニュースリリースURL
http://www.asus.com/jp/News/SOLFM1u2MmmDh6p0
・製品ページURL
http://www.asus.com/jp/product.aspx?P_ID=iXM82QU6RWohBQfk
・9シリーズマザーボードは専用ページを公開しています
http://www.asus-event.com/pdf/event/mb/mb_event_9/
・9シリーズマザーボードは製品一覧のPDFを公開しています
http://www.asus-event.com/pdf/ASUS_9_Series_Product_List.pdf
※サーバーの状態によって正常に表示されない場合があります。
- 関連タイトル:
Republic of Gamers
- この記事のURL:
(C)ASUSTeK Computer Inc.