リリース
ASUS,ゲーマー向けX58マザー特別版「Rampage III Black Edition」を発売
Rampage III Black Edition | |||
配信元 | ASUSTeK Computer | 配信日 | 2011/04/14 |
<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>
ASUSTeK Computer Inc.(略称ASUS)は2011年4月14日、Intel Corporation(以下、Intel)のIntel X58 Express Chipset+Intel ICH10Rを搭載する、ExtendedATXサイズのハイエンドマザーボード「Rampage III Black Edition」を日本市場向けに発売することを発表いたしました。本日より販売を開始する予定です。Rampage III Black Editionは、PCゲーマー(PC用ゲームが好きなユーザー)およびオーバークロッカー(オーバークロックを好むユーザー)向けに特化したASUSのオリジナルブランド「R.O.G.(Republic of Gamers)」シリーズに属するハイエンドマザーボードです。PCゲーマーに人気のブラックカラーを基調とした攻撃的なデザインを採用しているほか、オーバークロック用に特別に設計を行った電源回路や各種オリジナル機能を搭載しています。
ゲーマー向けのハードウェアとして、LANカードとUSBオーディオデバイスを1枚の拡張カード上に搭載した、ASUSオリジナルの「ThunderBolt」カードを付属していることも本製品の特徴となっています。
○発表製品
製品名:Rampage III Black Edition
対応ソケット:LGA1366
対応メモリ:DDR3-2200/2133/2000/1800/1600/1333/1066×6(最大48GB)
チップセット:Intel X58 Express Chipset+Intel ICH10R
拡張スロット:PCI Express 2.0 x16×4、PCI Express 2.0 x1×2
ストレージ:SATA 6Gb/s×2、SATA 3Gb/s×6、eSATA 3Gb/s×2
USB:USB 3.0/2.0/1.1×4、USB 2.0/1.1×11
サイズ:ExtendedATX(305mm×269mm)
価格:オープン価格(予想実売価格:54,000円前後)
予定発売日:2011年4月14日
○付属カードThunderBoltの仕様
- NPU:BIGFOOT NETWORKS Killer E2100
- LANポート:1000BASE-T×1
- 接続:PCI Express x1
●オーディオ機能
- チップ:C-Media Electronics CM6631
- ヘッドホンアンプ:Texas Instruments TPA6120A2
- 出力端子:3.5mmミニジャック×1、S/P DIF(角型)×1
- 入力端子:3.5mmミニジャック×1
- 接続:USB 2.0(ピンヘッダ)
○製品の特長
・LAN機能とオーディオ機能を1枚のカードに搭載したThunderBoltカード
ThunderBoltは、1枚の拡張カードにLANカードとUSBオーディオデバイスの2つの機能を搭載した、ASUSオリジナルのコンボカードです。LAN機能はPCI Express x1でマザーボードと接続し、オーディオ機能はUSB 2.0で接続します。
各機能はゲーム用に特化しており、Gigabit Ethernetに対応するLAN機能では、BIGFOOT NETWORKSがゲーマー向けに開発を行った「Killer E2100」というNPU(Network Processing Unit)を採用しており、ネットワークゲームの快適性を向上しています。NPUのKiller E2100により、ゲームプログラムのネットワーク通信を自動で高速化したり、ゲーム以外のプログラムが行うネットワーク通信を遮断したりすることなどが可能です。またオーディオ機能には、定評のあるASUS製オーディオカードのXonarの技術を使用しており、高品質なステレオサウンドを実現しています。ヘッドホン用のアンプを搭載しているため、ヘッドホンでゲームをする場合にも理想的なサウンド環境を実現できます。
・ハードウェアベースの外部オーバークロック機能を標準搭載
ギリギリのオーバークロック状態では、BIOSでのオーバークロックの設定後にパソコンを起動し、Windows上でさらにリアルタイムオーバークロックを行うことでクロックの限界を目指します。しかし、リアルタイムオーバークロックを行うためにはソフトを使用しなければならず、その部分で余計な負荷がかかってしまいます。そこで本製品では、Windowsの起動後でも完全にハードウェアベースでのオーバークロックを行える「ROG Connect」機能を搭載しました。この機能では、ノートPCなどをUSBケーブルで本製品に接続して、本製品
のハードウェアの状態を表示したり、クロックや電圧の変更を行ったりできます。また、Rampage III Black Editionでは新たにROG Connect経由でのビデオカードのコントロールも可能になりました。
・ビデオカードとメモリの状態をBIOSから確認できる「GPU.DIMM Post」機能
OSの起動を行う前にBIOS上で、ビデオカードとメモリが正常に動作していることを確認できる機能です。ビデオカードが、PCI Express 2.0 x16スロットのどのスロットに何レーンで接続されていているかという情報と、メモリがメモリスロットのどのスロットに何MHzで接続されているかという情報を表示できます。
・無線LAN機能とBluetooth機能を搭載
IEEE802.11b/g/nに対応する無線LAN機能を搭載しており、無線LANのアクセスポイントがあれば、LANケーブルを使用することなくインターネット接続を行えます。また、Bluetooth 3.0+HSに対応するBluetooth機能も搭載しているため、Bluetoothに対応するマウスやキーボードなどをワイヤレスで使用できます。
・オーバークロック用に設計を行った「Extreme Engine Digi+」電源回路
本製品の電源回路には、オーバークロック状態での高負荷使用を想定して設計を行った「Extreme Engine Digi+」を採用しています。通常の電源回路とは設計思想が異なるだけでなく、構成部品にも高負荷に対応できる最高レベルのものを使用していることが特徴です。コンデンサには、抵抗が少なく安定した電力特性を持つML Cap(Multilayer type Polymer Capacitor)を使用し、トランジスタにはマザーボード用の一般的なMOSFETよりも放熱速度が約1.3倍速くて導電率が約40%高い、メタルパッケージ仕様のFET+を使用しました。また、チョークコイルにも、一般的なチョークコイルの4倍となる40Aの電流に対応し、かつ高効率なものを使用しています。
○製品情報URL
・ニュースリリースURL
http://www.asus.co.jp/News.aspx?N_ID=cUOuTWCsBXCRKZhy
・製品ページURL
http://www.asus.co.jp/product.aspx?P_ID=9lQi2FfX7JlZKdtm
※サーバーの仕様により発表日の夕方までは白紙ページが表示されます。
○お客様からのお問い合わせ先
株式会社ユニティ(E-mail:news@unitycorp.co.jp)
株式会社エムヴィケー(E-mail:info@mvkc.jp)
- 関連タイトル:
Republic of Gamers
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(C)ASUSTeK Computer Inc.