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印刷2008/09/20 19:09

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4Gamerの1週間を振り返る「Weekly 4Gamer」9月13日〜9月19日分


まもなく(9/25)発売される「ZWEI II」のスクリーンショットが掲載された。ドイツ人の友達がいたら「ZWEI II」ってタイトルを読ませてみよう
 9月飛び石連休のスタートはいきなり台風での幕開けとなりました。いい感じでかすめていきましたけど,皆さんの地域では大事ないでしょうか。
 毎度このコーナーを担当しているKawamura君が一身上の都合によりお休みとなったので,またもや代打でちょっといつもと違うWeeklyをお送りします。前回,冗談で蟹缶蟹缶と書いたら,休み明けに蟹味噌缶と雲丹缶ををしずしずと差し出されまして,うっかりしたことは書けないなと反省しきりの夏でありました。しかし,缶詰なので開けると早めに食べきらなきゃいけないけど,蟹味噌かぁ,ちびちび嘗めてたら何か月かかるかなあと,封は開けられず……。ひょっとして罠?
 今週は,AGDCとかGCAとか紛らわしいタイトルの一連の記事があるのが分かると思います。Austinで開かれているGame Developpers Comferenceとシンガポールで開かれているGame Convantion Asiaから,業界の最新情報がまとめられているので,ぜひご一読を。

先週のランキング


発売まで1か月を切った「銀河英雄伝説」には限定パッケージもあり,塗装済みのブリュンヒルトとヒューベリオンの模型がついてくる
 さて,9月13日〜9月19日の期間に4Gamerに掲載された記事は,たぶん215本くらい(なんか日付変わってから増えてるし)。1日休みがあったにも関わらず,平常の週とだいたい同じくらいで,週の後半に固め打ち攻勢となっていました。

第1位:
[CEDEC 2008#13]「ファンタシースターオンライン」,アジアにおける苦闘の軌跡を「他山の石」に

第2位:
銀河の歴史がまた一ページ。「銀河英雄伝説」の体験版&ベンチマークを掲載

第3位:
変化を迎えるオンラインゲーム業界で成すべきことは,何か――ガマニア,ガンホー,ゲームポット,ハンゲーム,ハンビットのそれぞれの思惑。マルチプラットフォーム化から若手の育成まで

第4位:
Eee PC発売記念(?) この小さいマシンでゲームを動かしてみよう――その1:Windows XPを頑張って小さくしてみる

第5位:
ネクソンジャパン「アトランティカ」CBTテスター募集,4Gamer枠2000名追加。合計4000名に

第6位:
「ATI Catalyst 8.9」公開。複数のバグフィックスと新要素追加がトピック

第7位:
1万円台の45nm世代デュアルコアCPU,「Core 2 Duo E7300」&「Pentium Dual-Core E5200」レビュー掲載

第8位:
「ATI Radeon HD 4670」レビュー掲載。2008年秋,ライトゲーマーにとっての最適解か

第9位:
Auzentech,日本市場再上陸。日本語Webサイトを開設し,X-Fiカード発売

第10位:
MS,「SideWinder X5 Mouse」を6930円で10月3日に発売


 ランキングを見ると,上位10本中6本がハードウェア関係となっているものの,大物ハードはありません。エントリークラスの製品が中心なのでゲーム用としてはあまり面白くはないのですが,細かい記事があちこちからリンクされている模様です。

 トップとなったCEDECでのセガの講演では,自社の失敗について数字を交えて赤裸々に語っています。チート対策の不備などを見ると,開発者がオンラインゲームをあまり研究してなかったことも丸分かりなわけですが,ありのまま披露しているのが驚きです。
 ネットカフェへのコネクションがなくて中国展開に失敗したなどの発言も出ていましたが,こういった海外展開で各社が重視するものにはいろんな要素があります。今年のChinaJoyで中国パートナーを探していた各社の様子などと比べると,また面白いかもしれません(ダレットケイブコーエー)。

伝統の二次元宇宙は健在
 2位は,発売まで1か月を切った国産RTS「銀河英雄伝説」の体験版です。タイトルは,ネタとしてはいささか古いものの,画面を見ると,SF RTSはかくあるべしといった感じの表示で雰囲気を盛り上げていますね。

 3位は,オンラインゲーム運営会社5社の社長(と副社長)を招いての座談会で,現在の業界事情を問うた記事です。これだけの面子が集まって談話を出すことは滅多にないですので,お見逃しなく。談話に各社それそれの個性も表れていたり,ひょっとしたら1年後くらいに「このことか」と分かるような話題も入っているかもしれません。

EeePCよりはゲーム向きなN10J。しかし,なんでVista……
 4位には,いまだにEeePCの記事が上位に入るんですねえ。私も一時EeePCを使っていましたが,電池がもたないのとキーが正確に打てないので,持ち歩いててもあまり役に立っていませんでした。と,ここにきて,新ニュースも出ています。

ASUS,Atom+GeForce 9300M GSの小型ノートPC「N10J」を発表

 なんと,ASUSTeK自身が送り出したEeePCキラーともいえるノートPC「N10Jが出てきました。編集部では1kgを超えるとデスクトップPC扱いする人もいれば,GPUが付いていないノートPCを欠陥品呼ばわりする人もいます(私だ)。EeePC 901が1.1kgで,これが1.5kgですから,「A4ノート並に重い」というのはいいすぎな気もしますが……。

アトランティカのテスター募集は先週で終了
 5位は「アトランティカ」。みょーに人気高いですね。このゲームは,戦闘部分がターン制ストラテジー方式になっているMMORPGです。でも,かなり新しいシステムをどんどん取り入れて作られているようですので,最終的にどういった感じのものになるのかがよく分からないんですよね。とにかく早く触ってみたいところです。
 以前,制作者のKim Tai Gon氏にインタビューをしたこともありましたが,ちゃんと「いろいろ考えて作っている」というのは強く感じられました。氏は,韓国ではカリスマ的なゲーム開発者であり,巨商伝や君主を作った人だといえば,どれくらいオリジナリティのあるゲームを作れる人かというのも分かるでしょう。期待できる作品であることは間違いないのですが,日本でのこの前人気はちょっと意外でした。

 

先週の注目記事


9/13(土)
[CEDEC 2008#12]Unreal Engineの生みの親Tim Sweeney氏が語る2012年から2020年にかけてのゲーム開発環境とは
 Unreal Engineを作ったTim Sweeney氏によるCEDECの講演です。2020年までと,かなり先までの見通しを語っています。5年もあれば,イノベーションでいろんな前提がひっくり返りそうな気はしますが,現状から演繹される範囲と現状抱えている問題については的確にまとめられてるように思われます。
 思えば,2年前の来日のときもマルチスレッドでのプログラミングの難しさを語っていました。後日,MT-Frameworkを開発したカプコンにマルチスレッドによるエンジン開発はやはり難しいですかと聞いたときに,あっさり「そうでもありませんでした」と返されて拍子抜けしたことを思い出します。最初からマルチスレッドでやると決めていればそんなに大変なことでもないとのこと。MT-Frameworkはオブジェクト単位のマルチスレッドという方式がよかったのかもしれませんが,Unreal Engine 3は途中からマルチスレッド対応にしたようで,とにかく苦労したようですね。

9/16(火)
[AGDC 08#02]「ゲームデザインの禅」のDamien Schubert氏が語る「Elder Gameplay」とは?
 えーと,ElderっていうのはMMORPGの高レベルの人のことで,そういう人向けにどんどんコンテンツ出していこうぜって話ですね。「廃人」向けに拡張することでいろいろ問題も出てくるわけですが,いちばん大事なユーザー層でもあり,このあたりの対応をどうするかというのは,各社の課題なのでしょう。
 とりあえず,ここでの答えは,廃人優先ってことですね。韓国・中国では,シャイヤのUltimateとか夢世界の2周目とかいった引き伸ばし策を取るところもあるのですが,欧米のMMORPGでは,2周目とかをつけているものはほとんどないですねえ。

9/17(水)
[AGDC 08#05]業界騒然?  Googleが「Lively」でゲーム業界に進出!
 「GoogleがLivly Islandと手を組んだのか?」と勘違いしそうなニュースでした(しない?)。LivelyはSecond Life系の仮想空間サービスで,まだ実験段階といった雰囲気ですね。アバターで3D空間を動き回ったり,部屋を作ったりといった,よくあるサービスでしかありません。いまのところは。
 現段階ではゲームではありませんが,ゲーム用APIを使えば,この3D空間内でゲームを作れるというのがミソ。誰でも作れるというわけにはいかないものの,ゲームデベロッパにとっては意外とおいしいプラットフォームになるかもしれません。アプリケーションではなくて,プラグイン式にWebページ内で画面が開くって,結局インストールが必要なんだったらあまりメリットない気はするんですけどどうなんですかね?

9/18(木)
この衣装はちょっと……
「LEGEND of CHUSEN -誅仙-」,各派閥の情報と装備が確認できるスクリーンショット公開
 クローズドβテスター募集中のMMORPG「LEGEND of CHUSEN -誅仙-」の装備画像が公開されました。派閥というのは,いわゆるクラス(ないし職業)のことですが,いまひとつ外見の特徴が薄い気がします。ゲームに慣れると,見ただけでどの派閥か区別できるんでしょうかねえ。


CESA,東京ゲームショウ2008で手荷物検査を実施
 コミケでも導入された手荷物検査が東京ゲームショウでも導入となりました。とりあえず,注目点は傘が禁止されていることですね。「雨降ったらどうするんだ」とかいう話もありますが,「入り口で預かっててもらえるなら,そのほうがいいんじゃね?」という気もします。全長6cm未満のモデルガンはどこで売ってるんだろうとか,微妙に謎を含んだリリースでした。

9/19
餃子やお酒も当たる!「魔境奇談」クローズドβテスター募集開始。4Gamer読者枠は500名分
 本日掲載されたスクリーンショットを見て,ようやく横スクロールタイプのアクションゲームらしいぞと分かった「魔境奇談」のクローズドβテスター募集が始まりました。わりと未成年者が多くなると思われる系統のゲームなのですが,テスター応募でお酒も抽選でプレゼントされます。未成年で当たったら,お父さんとかお母さんにあげようね。

ちゃんとトリミングしようよ……
ピーター・モリニュー氏へのインタビューを掲載。「ゴッドゲームの父」は今,何を考えているのか
 ピーター・モリニュー氏といえば,4Gamerではお馴染みのゲーム開発者でしょう。Fable2の開発も一段落といったタイミングで「最近どうよ?」と,いろいろ話を聞いているようです。オンラインゲームのアイデアもいくつかあるようで,楽しみなところ。
 個人的に,ポピュラスは,あらゆるゲームを合せてもベスト5に入る作品だと思っています。20年くらい前には,日夜,某所で西川善司氏と対戦していたような記憶が。ちなみに,当時ピーター・モリニュー氏は,ポピュラスの対戦で負け知らずというプレイヤーとしても猛者でした。日本チャンピオンとの対戦イベントで来日した際に,チャンピオン戦の前のエキシビジョンマッチとして西川善司氏と対戦し,アグレッシブな速攻の前にこてんぱんに負けてしまうというハプニングが。まあ日本チャンピオンというのが,さらに異次元の強さだったりしたのですが……。その後発売されたポピュラス2では西川善司戦法が封じられた対戦ルールが採用されておりました。
 オンラインゲーム版が出るよう期待したいところです。


リリースつっこみ落ち穂拾い


 4Gamerでは,タイトルの先頭に【リリース】と付いた記事では,メーカーの声をよりダイレクトにお届けできるフォーマットでニュースをお届けしています。とはいえ,なぜか見落とされがちなネタも多々ありますので,ちょっといくつか見繕ってみましょう。

【リリース】「タンくる」セレブな水着に注目!デネルとバッソに水着実装
 さすがに水着の季節は外してると思われます。お,女の子の画像がないからって,無理矢理取り上げたんじゃないからね!

【リリース】キミの想いを伝えよう。「ドリフトシティ」でポエムコンテスト開催
 なぜドリフトシティでポエム?

【リリース】「武装神姫」スポーツタイプのMMS素体が登場。本日より予約開始
 これは武装神姫って関係ないと思います。そもそもゲーム関連のニュースじゃないですよねえ。誰ですか,中身を確認せずにこんなニュース振ったのは? って……私でした……。お,女の子の画(略)

【リリース】「SFO」本日のアップデートでレアメタルシリーズのチュンリー登場
 そもそもなんでレアメタルなんでしょうか。チュンリーといえば中国,レアメタルといえば北朝鮮。この取り合わせって……。

【リリース】「パンヤ」大胆なスリットの入った超セクシーチャイナ衣装など登場

 お,(略)。


【リリース】216SP搭載の新「GeForce GTX 260」搭載カードがZOTACから発売
 「216SP搭載」といわれてもなんのことか分からない人も多いでしょうが,SPがストリームプロセッサだと当てはめれば,GeForce GTX 260の強化版であることが分かります。SP数240基を搭載して天下を取ったGTX 280に比べ,SP数192基のGTX 260というのは,位置付けがビミョーでした。発売当初は約6万円とハイエンドなお値段で「これを買える人なら8万円のGTX280買うよな」というのが定説で,誰が買うんだろう的な製品となっていたように思います。
 今回サイレントローンチされたチップは,内容的にはGTX 270と呼ぶべきものですが,あえてGTX 260の名前で出してきましたね。もともとGTX 280とGTX 260は同じチップで,生きているSP数とクロックなどが違うだけと目されていましたので,これは単に歩止まりが上がったということかもしれませんし,三つ並べると260の存在意義がいよいよなくなるからということかもしれません。
 いずれにしてもコストパフォーマンス的には面白い位置を占めそうです。全体的な位置付けはあまり変わらない気がするのですが……。

シンラコウおたより


X48のマザーボードベースにパソコンを1台組んだはずなのに気が付いたらあまりのパーツで2台組みあがっていました くま太郎


 拡大再生産ですね。じゃあうちはX68のマザーボードをベースにして組んでみましょうかね。


グラフィックカードドライバの更新サイクルがよくわからないため,知らない間に更新されていることがよくあります。グラフィックカードなどのドライバが更新されたときに通知されるサービスを企画してほしいです。 iroc


 ATIだと毎月1回の定例アップデートなのですが,NVIDIAの場合は,新製品が出た直後とか,めぼしい新作ゲームにあわせて更新されることが多いですね。ドライバは,障害が出てなければあわててアップデートする必要はありませんので,あまり気にしなくてもよいかと思われます。


 今週は,26日に,中国をはじめ,アジア各国でのキラーコンテンツとなっているのに日本ではいまひとつだった,Auditionこと「ダンシングパラダイス」のサービスが終了します。思い出のある方はいまのうちに楽しんでおきましょう。
 パッケージゲームでは,9月25日に「ZWEI II」「クライシス ウォーヘッド 完全日本語版」,9月26日には低価格になった「BEST PRICE カンパニー オブ ヒーロ−ズ 日本語版」や,「FS GLOBAL 2008 日本語版」「エミル・クロニクル・オンライン コラボレーションパッケージ「ヤッターマン」」「GTR: Evolution 日本語マニュアル付 英語版」「S.T.A.L.K.E.R.: Clear Sky 日本語マニュアル付英語版」が発売予定です。
 では来週はいつものkawamuraでお届けしますのでお楽しみに。
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