連載
インディーズゲームの小部屋:Room#255「Rosenkreuzstilette Freudenstachel」
近頃はすっかり2次元アイドルにうつつを抜かしている4Gamerのタンクエースこと松PPと,IV号戦車がこの先生き残るにはをテーマに毎週激論を交わしている筆者がお届けする「インディーズゲームの小部屋」の第255回は,[erka:es]の横スクロールアクション 「Rosenkreuzstilette Freudenstachel」を紹介する。
タイトルからもお分かりのとおり,本作は本連載の第25回で紹介した「Rosenkreuzstilette」の続編に当たる作品だ。とりあえず,現在のD型から長砲身のG型以降に改修すべきじゃないかな?
いい感じに文字数を稼いだところで,ゲームの紹介に移ろう。本作の舞台となるのは,前作で起きたゼッペリン伯爵率いる薔薇十字小剣団(エルカーエス)の反乱から数か月後。平穏を取り戻しつつあった神聖帝国では,戦いに疲弊した帝国軍に代わり教会が台頭し,“魔力使い”達を魔女であると喧伝して,各地で魔女狩りを開始した。
魔女狩りを止めようとした前作の主人公スピリティアは,かつての仲間との再会に気を許した隙を突かれて教会勢力にさらわれてしまう。そこで立ち上がったのが,前作のボスキャラの一人にして今回の主人公,フロイディアである。果たしてフロイディアは魔女狩りを食い止め,スピリティアを救い出すことができるのだろうか?
ゲーム内容は前作同様,ジャンプ,ショット,スライディングを駆使してステージを攻略していく,ロックマンスタイルのアクションゲームだ。前半の8ステージはどの順番から攻略してもよく,ボスを倒すと,そのボスが持つ魔力(≒武器)を入手できる。また,それぞれのボスには弱点となる魔力が存在するので,1つのステージをクリアする→そこで手に入れた魔力に弱いボスがいるステージに挑戦する,というのが基本的な流れだ。もちろん,相性を無視して最初から使える武器のみでクリアしていっても問題ない。
あえて言えば目新しいところのない,基本に忠実な内容ながら,多彩なステージ構成とギミックで最後まで飽きさせずに楽しませてくれる作品なので,やりごたえのあるアクションゲームを探している人はぜひお試しを。それに何といっても,登場キャラクターが女の子だらけってところが素晴らしいと思います。前作のキャラクターが総出演しているのも,前作からのファンにとっては嬉しいところだろう。そんな本作の公式サイトでは体験版が公開されているほか,製品版は1575円(税込)にて発売中だ。
■「Rosenkreuzstilette Freudenstachel」公式サイト
http://kurotama.sakura.ne.jp/product/rks_freu/index.html- この記事のURL:
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