「
インディーズゲームの小部屋」の第97回は,暑い夏にぴったりな水中探検アドベンチャー
「BLUE PORT」を紹介しよう。
ゲームの主人公は,リコ,アイ,モカという三人の女の子。プレイヤーはこの三人を操作し,夏休みの自由研究がてら,素潜りで海中遺跡を探索していくのだ。それにしても海か……何もかもが懐かしい……。
海中探検に行くときには,三人のうちの一人を操作することになり,どのキャラクターで潜るかは自由に選択できる。
リコは三人の中でもっとも泳ぎが得意で,長時間水中に潜っていられるので探索向きだが,リコでは水中の仕掛けを動かすことができない。遺跡の仕掛けを動かすには,アイとモカの力を借りる必要があるのだ。
アイは三人の中で最も泳ぎが苦手で,水底に落ちるように沈んでしまう。しかし,水底を陸の上のように歩くことができ,重い仕掛けを動かすこともできる。そしてモカは泳ぎは得意だが水中に潜るのが苦手で,すぐに浮き上がってしまうのだが,この浮力を利用して水中の重いものを泳いで運べるのだ。キャラクターの交代はボートで行えるので,状況に応じて三人をうまく使い分けよう。
海底遺跡はご想像どおり立体迷路のようになっており,内部はかなり複雑。水中ダンジョンといえば,その昔,EverQuestのKedge Keepで迷子になって溺れ死んで以来,個人的にかなりトラウマなのだが,本作でも油断しているとあっという間に自分がどこにいるのか分からなくなってしまう。画面右上に表示されるミニマップを参考に,現在位置の確認を常に怠らないようにしよう。
また,潜水中はミニマップの横にある「O2ゲージ」が減っていき,酸素がなくなると当然ながら溺れてしまう。しかし,ゲームオーバー画面で「救助へ行く」を選択すれば,ボートに残ったキャラクターで救助に向かえるのであきらめてはいけない。救助に成功すると,それまでに得たアイテムや動かした仕掛けをそのままにゲームを続行できる。救助中は画面左上に「生命力ゲージ」が表示され,ゲージがなくなる前に救助を終えないと,今度こそ本当にゲームオーバーだ。
ゲーム内での次の目標はクエストの形で与えられ,複数のクエストがある場合はどれから進めても構わない。メインの舞台となる海底遺跡のほかにもいくつかの島や水路などがあり,水中だけでなく森や洞窟といったさまざまなシチュエーションで謎解きや探索を進めていくのだ。
また,モカのおじいちゃんに集めたアイテムを渡して“開発”してもらうことで,探検に必要な新たなアイテムが入手できる。
女の子三人の可愛らしさはもちろん,水中探検というこの時期にぴったりなテーマも秀逸で,今年の夏も海に行けそうもないという筆者のような人にも(?)イチオシの作品だ。本作の公式サイトでは,ゲームのプロモーションムービーのほか,動作確認用のデモ版も用意されているので,興味を持った人はさっそくチェックしてみよう。ただし,デモ版はオート進行で,自分でプレイできるわけではないのでご注意を。また,製品版は1995円(税込)にてダウンロード販売中だ。取り扱いショップについては公式サイトで確認してほしい。
■「BLUE PORT」公式サイト
http://www.foxeye.squares.net/product/blueport/index.htm
Copyright (C) 2008 Fox All right reserved.