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アスクからZalman製3Dディスプレイ「ZM-M190」「ZM-M220W」発売
今回発表されたディスプレイは,専用のドライバを使用することで,一般的な3Dゲームを立体表示で楽しめるようになるというもの。ディスプレイの表面に液晶の1ラインごとあわせて奇数ラインと偶数ラインで違う方向の偏光フィルタを張ったパネルを,偏光メガネで見ることで3D映像を実現するという原理だ。Zalmanの方式では,縦方向の解像度を半分にして,左右の目に割り当てるという感じになる。
ZM-M190は,19インチ液晶を使った1280×1024ドット表示のディスプレイ,ZM-M220Wは22インチワイド液晶を使った1680×1050ドット表示のディスプレイとなっている。注目すべきは,両製品の価格で,店頭価格はそれぞれ8万円前後,10万円前後となる。同クラスの液晶ディスプレイと比較すると高めだが,国内で入手できる3D液晶ディスプレイとしては,破格といってよいだろう。気になる液晶の応答速度も,(どの部分かは不明ながら)5msと高速だ。
両製品には,2D映像を3D化するStereoscopic Playerが標準で添付されており,立体カメラで撮影された映像をPC上で再生できる。
(20:15修正:2D映像を3D化するものではありませんでした。お詫びして修正いたします)
1月26/27日の両日,東京秋葉原の秋葉原ダイビルで開催される「DIY PC Expo2008」においてデモが行われるので,興味のある人はぜひ出かけてみよう。
製品情報
ZM-M190ZM-M220W
http://www.ask-corp.co.jp/
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