オンライン配信サービス「Steam」のコミュニティ機能をググッと強化する「Steam Community」実装

　Valveは，同社が運営するオンライン配信サービス「Steam」のアップデートを行い，コミュニティ機能を強化した「Steam Community」を実装した。

　Steam Communityは，2012年8月16日からβテストが行われていたもので，全体としてはいくつかの機能が統合されたり，改良されたりして，コミュニティ機能がより使いやすいものになっている。

　目立つところでは，現在Steamで配信されている2000タイトルのすべてに「Game Hub」という専用ページが加えられ，ニュースやアップデートの詳細，MODの紹介などが読めるようになったほか，タイトルごとにフォーラムも用意されている。
　「Friends Activity」というタブからは，フレンド登録しているほかのプレイヤーが撮影したスクリーンショットやムービーが見られるほか，フレンドのプロフィールを確認したり，自分のプロフィールの編集を行ったりできる。また，「Steam Workshop」もこのCommunityに統合されている。

　Steamには現在，約4000万人分のアカウントが登録されており，それに伴ってゲームコミュニティも肥大しつつある。今回のSteam Communityは，それに対処するために導入された機能拡張であるようだ。Steamユーザーはぜひ，使い勝手を試してみよう。

「Steam Community」公式サイト