NGP対応のグラフィックス描画ツール「PhyreEngine 3.0」が提供開始

　ソニー・コンピュータエンタテインメントは本日（2011年3月1日），同社のPlayStationプラットフォーム向けグラフィックス描画ツール「PhyreEngine」をアップデートし，その最新版であるPhyreEngine 3.0を，ゲームソフトウェア開発者向けに提供開始したと発表した。
　PhyreEngine 3.0では，PSP後継機となる“次世代携帯型エンタテインメントシステム”（コードネーム：NGP）への対応が明らかにされている。

SCE公式サイト「PhyreEngine 3.0」プレスリリースページ

　PhyreEngine 3.0では，これまでPhyreEngineを実際に使用してきた開発者からのフィードバックをもとに，新たにPS3およびNGP向けに開発されたとのこと。エンジン自体が進化しただけでなく，数々の新機能が導入される模様だ。

　なお，アメリカ・サンフランシスコで開催中のGame Developers Conference 2011においては，現地時間の3月3日より，PhyerEngine 3.0の詳細を含めた最新開発環境についての報告が行われるとのことだ。