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[GDC 2009#10]ゲームの未来を変えるかもしれない革命的技術「OnLive」が,GDC会場で作動中!
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OnLiveを簡単に説明すると,ブロードバンドを介したオン・デマンド式のゲームサービスである。ゲームのすべての演算やレンダリングがサーバー側で行われ,それが“ビデオ映像化”されてクライアント機に転送される。
そのデータと,プレイヤーのゲームコントローラから伝わる情報を一秒間に何往復もやり取りすることで,3DグラフィックスカードのないノートPCやテレビ上であっても,3Dゲームを気軽にプレイできるのである。
驚いたのは,これがただの発表ではなく,会場で実際にデモが行われていて,誰でも自由に遊べるようになっていたということだ。
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OnLiveのサーバーは,現在のところサンフランシスコから70kmほど離れたカリフォルニア州サンホゼ市に設置されており, 720pという解像度で非常にスムースなゲームプレイを実現していた。
デモ用に用意されていたゲームも,「Crysis Warhead」や「F.E.A.R.2: Project Origin」「Prince of Persia」,そして「Company of Heroes: Opposing Front」や「Mirror's Edge」など,グラフィックスに比重が置かれたタイトルが多かったのだが,それらがビジネス向けのDell製ノートPCやMac Book Airなどで難なく稼働していた。
しかもクライアント側で必要なのは,1MBほどのブラウザ・プラグインをダウンロードすることだけ。これで,420pもしくは720pの解像度のあるモニターに,ゲームを出力できるようになるのだ。
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ちなみに,OnLive Micro Deviceのハードウェアを開発したリードエンジニアは,Shinya Suzuki氏という日本人技術者だ。同氏は,「OnLive Micro Deviceは,開発コストが低いので無料配布することになるかもしれない」とコメント。また,これとは別にワイヤレスのゲームコントローラも試作されていた。
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実際,テレビに目を近づけると,Adobe Photoshopの加工処理時に現れるような“滲み”を確認できたが,少し離れた位置でプレイするにはまったく支障はない。ただ,60fpsで作動していると説明されたが,実際にはそれよりは遅く感じられた(カクカクするようなことはなかった)。
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そしてこのエリア内で,回線速度が1.5Mbps程度なら420pの解像度,5Mbps以上なら720pでプレイできるオプションが増えるとのこと。つまりOnLiveは,北米市場だけを対象としたサービスとして計画されているため,残念ながら日本から利用することはできないのだ。
とはいえ,マーケティング担当者は「ニーズがあれば日本でも運用したい」と話してくれた。
ハードウェアに依存せず,モニタさえあればプレイできるというのは,ゲーム業界がこれまで経験したことのない新しい流通形態である。
ゲームプログラムのすべてがサーバー側で処理されるということは,違法コピーやチート問題の解消も期待できるため,実際にElectronic Arts,THQ,Rockstar Games,Ubisoft,Epic Games,そしてWB Interactiveといった欧米の大手パブリッシャが,OnLiveとの提携に名乗りを上げている。ここにActivision Blizzardの名前は含まれていないが,サービスの運営にあたっては十分な面々の協力を取り付けているといえるだろう。
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これらすべてが,消費者にとって魅力的な価格帯に抑えられるのであれば,ゲームビジネスの新時代が幕開けするといっても過言ではない。
現在(3/23)までにOnLiveとパートナーシップを結んだメーカー
2D BoyAtari
Codemasters
Eidos Interactive
Electronic Arts
Epic Games
Rockstar Games
THQ
Warner Bros. Interactive
ローンチ時にサービス予定のゲームタイトル
BioshockBurnout: Paradise
Crysis Warhead
F.E.A.R.2: Project Origin
Frontline: Fuels of War
GRiD
LEGO Batman
Major League Baseball: 2K9
Mirror's Edge
Prince of Persia
The Chronicle of Riddick: Assault of Dark Athena
The Wheelman
Tom Clancy's H.A.W.X
Tomb Raider: Underground
Unreal Tournament 3
World of Goo
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