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Razer,液晶タッチパッド搭載のゲーマー向けキーボード「DeathStalker Ultimate」
最大の特徴は,筐体右側に4.05インチサイズの液晶タッチパッドを搭載することだ。これは,そのままジェスチャー入力に対応した入力デバイスとして利用できるだけでなく,テンキーを表示させてテンキーパッドとして用いたり,液晶パネル内でアプリケーションなどを独立して実行させたりもできる。
タッチパッド上で動作する機能などは,液晶パネルの上部に搭載された10個のボタンから選択する。これらのボタンはそれぞれが液晶パネルになっており,タッチパッドに表示されている内容に対応して,ボタンの表示も切り替わる仕様だ。
ボタンから起動できるのは,TwitterやFacebook,YouTubeといったアプリケーション,テンキー,マクロ登録,そして「Gaming Mode」といった機能。Gaming Modeをオンにすると,[Windows]キーや「Alt+Tab」「Alt+F4」といった動作を無効にできるほか,アンチゴーストの10キーロールオーバーにも対応可能になるという。
少し変わっているのは,通常,[PrintScreen][ScrollLock][Pause]キーがある位置に,マクロ登録キー,Gaming Mode起動キー,そしてRazerのマークが描かれたキーが置かれていること。Razerマークのキーはおそらく「Razer Synapse 2.0」に使うものと思われるが,ほか2つは,タッチパッド上部のボタンに割り当てられているものと同じ機能となる。
先に述べたとおり,10個のボタンはタッチパッドの表示内容に応じて割り当ても切り替わってしまうので,いつでも起動できるように,キー側にも同じものが用意されているのだろう。
なおRazerは,液晶タッチパッドの代わりに一般的な10キー部を採用した下位モデル「Razer DeathStalker」も用意している。こちらは2012年第4四半期に79.99米ドルで発売予定となっているが,特徴のタッチパッドがないとなると,Razer製の薄型キーボード的な位置付けとなるのかもしれない。
Razer DeathStalker Ultimate製品紹介ページ(英語)
Razerによるニュースリリース(英語)
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