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「GeForce Experience」のVersion 3.x世代に脆弱性発覚。ユーザーは修正版へのアップデートを
それに合わせて,修正版となるバージョン3.5.0.76の配信がGeForce Experienceの自動アップデート経由で始まっている。また,GeForce.comからも単体でダウンロード可能だ。GeForce ExperienceをPCにインストールしているGeForceユーザーは,必ずアップデートを行おう。
NVIDIAによると,脆弱性が存在したのは,GeForce Experienceに含まれる「Web Helper.exe」というプログラムであるとのこと。この脆弱性が存在するPCでは,アプリケーションの実行を制御するポリシーに違反した実行や,ユーザーが意図しないローカルコードの実行が可能になるという。大雑把にいえば,悪意のある第三者が,GeForceを使っているユーザーのPC上で,不正なプログラムを実行可能になるといったところか。
GeForce Experienceは現在,GeForce Driverをインストールすると,よほどのことがない限り同時に導入される。それだけに今回の脆弱性はすべてのGeForceユーザーに影響するという理解でいいだろう。
重ねて言うが,GeForceユーザーは自動アップデートもしくはNVIDIAのWebサイトから,修正版をダウンロードして適用してほしい。
NVIDIA公式サポートページの当該ポスト(英語)
NVIDIAのGeForce Experienceダウンロードページ(英語)
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