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NVIDIA,364.47ドライバを「GeForce 364.51 Driver Beta」へ差し替え。インストール関連の問題で
NVIDIAによると,364.47ドライバのリリース後,一部のユーザーからインストール関連の問題があるというレポートがあったとのこと。それを受けて調査したところ,問題はインストーラの選択肢において「高速」を選んだときに発生する可能性があると判明したため,新しい364.51βドライバでは,ひとまずそれに対処しているそうだ。
→GeForce 364.47 Driverの問題に関するNVIDIAの告知
(※リンク先はNVIDIA公式Webサイトではありませんが,NVIDIA公式です)
364.51βドライバは現在のところ,MicrosoftのWHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)通過待ちというステータスで,通過し次第,通過版に再差し替えの予定とのこと。NVIDIAは,364.47の導入にあたって問題があった人に対し,364.47ドライバの導入を見送ったうえで,差し替え版となる364.51βドライバを使うか,あるいは次回のWHQL版のリリースを待つかするよう呼びかけている。
取り急ぎお伝えしておくと,364.51βドライバの入手先は以下のとおりとなる。
→64bit版Windows 10用GeForce 364.51 Driver Beta(325MB)
→32bit版Windows 10用GeForce 364.51 Driver Beta(255MB)
→64bit版Windows 8.x・7・Vista用GeForce 364.51 Driver Beta(323MB)
→32bit版Windows 8.x・7・Vista用GeForce 364.51 Driver Beta(254MB)
→ノートPC向けの64bit版Windows 10用GeForce 364.51 Driver Beta(325MB)
→ノートPC向けの32bit版Windows 10用GeForce 364.51 Driver Beta(255MB)
→ノートPC向けの64bit版Windows 8.x・7用GeForce 364.51 Driver Beta(323MB)
→ノートPC向けの32bit版Windows 8.x・7用GeForce 364.51 Driver Beta(254MB)
※2016年3月12日追記
364.51βドライバが正式版へ昇格したのを確認しました。アドレスが変わらないので,β版として張った上のリンクはそのままにしてありますが,リンク先はWHQL版となっています。
(いつものように「カスタム」でインストールしてしまった)筆者手持ちの環境では問題の発生を確認できていないものの,GeForce.comのフォーラムを見る限り,問題が発生した場合は,システムがクラッシュしたりと,かなり散々な目に遭うようだ。364.47ドライバを問題なく導入できた人はひとまずそのままでいいと思うが,そうでない場合は,ひとまず状況が落ち着いて新しいWHQL版が登場するまでRelease 361世代に留まるのが正解であるように思う。
もちろん,今回の364.51βを導入するのも解決策だが,それは自己責任となるので,くれぐれもご注意を。
……ゲームの発売に合わせてドライバをリリースしてくれるのはありがたいのだが,それが目的となってWHQLドライバの完成度が下がると本末転倒なので,そこはどうにかしてほしいところである。
- 関連タイトル:
GeForce Driver
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