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「GeForce Driver 191.07」公開。Release 191初のWHQL認証済みドライバ
統合されている「PhysX System Software」のバージョンは,Release 191世代の幕開けを告げた公式β版「GeForce Driver 191.03 Beta」と同じく,9.09.0814となっている。
すぐに入手したい人は,下に示したリンクを利用してほしい。ダウンロード方法を確認したい人は,4Gamerの最新ドライバページからどうぞ。
→Windows XP用GeForce Driver 191.07(106MB)
→32bit版Windows Vista/7用GeForce Driver 191.07(124MB)
→64bit版Windows Vista/7用GeForce Driver 191.07(145MB)
→4Gamer最新ドライバリンクページ
さて,今回の公式最新版だが,結論からいうと,191.03 BetaのWHQL認証取得版である。リリースハイライトとリリースノートを見る限り,修正内容は完全に同じ(※正確を期すと,4Gamerで追跡対象としていない64bit版Windows XP用のバグフィックスが新たに1点だけ行われている)。そのため,ドライバの細かなアップデート内容については,ぜひ191.03 Betaの紹介記事を併せて参照してほしいと思うが,そのポイントをざっくりまとめると,おおむね以下のような感じだ。
●GeForce Driver 191.07の主なポイント
(※詳細は191.03 Beta紹介記事を参照)
- 2009年10月6日時点では,自作PC市場に搭載グラフィックスカードが投入されていないGPU,「GeForce GTS 240」「GeForce GT 220」「GeForce G210」「GeForce 210」「GeForce G100」のサポート追加
- 「Darkfall Online」「Dawn of Magic 2: Time of Shadows」「Dreamkiller」「FUEL」「Majesty 2: The Fantasy Kingdom Sim」「Need for Speed: Shift」などに向けたSLIプロファイルの追加
- 「ArmA II」「Batman: Arkham Asylum」「Call of Juarez: Bound in Blood」「Fallout 3」「Far Cry 2」「Prototype」におけるパフォーマンスの最適化
- 「2Dモードと3Dモードで動作クロック設定の異なるGPUを搭載する環境で,3Dアプリケーションの終了時に,動作クロックが2Dモードに戻らない」という重大な問題をはじめとする,大量のバグの修正
9月28日の記事と同じまとめで恐縮だが,191.03 Beta,そして今回の191.07が持つ最大の意義は,ここ数か月で最大規模のバグフィックスとなっている点にある。すでに191.03 Betaを導入済みなら,そのままでもいいような気はするものの,基本的には,対象製品を使っているすべてのユーザーにとって,自己責任で導入する価値のあるバージョンだといえるだろう。
- 関連タイトル:
GeForce Driver
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