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「マビノギ」の新才能「忍術」は6月実装。新ストーリー「DRAMA2」もアナウンスされた9周年記念イベントをレポート
忍者のコンテンツは,2013年末に行われたアンケート「ミレシアン国勢調査2013」にて,とくに要望の多かったもので,日本のマビノギチームが企画,デザイン,脚本を担当しているという。
6月に実装される忍術は,クラシック才能に分類され,爽快感と忍者らしい巧みな技をシンプルな操作に落とし込み,戦略/戦術的なプレイが楽しめる一方で,初心者でも扱いやすくなっているそうだ。武器となる「手裏剣」は,近接攻撃と遠距離攻撃の双方を得意とするこれまでにないタイプで,もう片方の手にはクナイを持つ。
忍術には8種類のスキルがあり,基本となるのは「手裏剣マスタリ」だ。また「螺旋斬」はほかの才能におけるスマッシュ的な位置付けで,スキルランクが上がると広範囲の敵を巻き込めるようになるとのことである。
敵の動きを止める「影縛り」と,地面に罠を仕掛けて敵の移動速度を下げる「大地陣」は,ソロプレイはもちろんのこと,パーティの連携プレイでも活用できる。
また「闇討ち・旋」は,身を隠した状態から相手に一撃を与えるスキルで,カウンターや,ピンチのときの撤退にも使えるとのこと。「朧煙幕」はデバフスキルだが,具体的な効果は検討中だそうだ。
「乱れ苦無」は必殺技的な位置付けのスキルで,無数のクナイを上空から投げつけ,使用時に表示される円の中にいるすべての敵にダメージを与えられる。
そして忍術最強の範囲攻撃スキルとなるのが「奥義・桜時雨」だ。このスキルは,チャージによって効果が高まり,最大までチャージすると広範囲の敵に絶大なダメージを与えられるというもの。チャージ回数は,スキルランクを上げるほど増加するという。
ただし,チャージ中に攻撃を受けるとキャンセルされてしまうので,このスキルを効果的に使うためにはパーティでの連携などが必要になりそうだ。
なお,アップデートに合わせてゲーム内には,忍者のNPCとして,クールでズル賢いキツネ少年「ハギ」と,ちょっぴりドジなタヌキ少女「アンズ」が登場する。プレイヤーは,ティルコネイルを舞台に,この2人とともに忍術のスキルを学んでいくことになる。
忍術以外のアップデート情報としては,まず,9周年記念イベントが4月17日から6月26日まで開催される予定だ。「宝探し in イリア」や「マヌスのポーション釣り」など,過去に実施して人気の高かった9種類のイベントが,週替わりで展開される。報酬も新規のものに加え,過去に人気の高かったものが含まれるという。
また4月23日からは,9周年大感謝セールとして,過去に人気のあったアイテムやペットの再販や,ポイントアイテムの割引販売が実施される。
会場では,2014年5月にサーバー統合が行われるとのアナウンスもあった。詳細は現在検討中だが,統合後には,キャラクターのサーバー間移動もできるようになる予定だという。
また,同じタイミングで,新規キャラクター向けチュートリアルの改善と,エクストラストレージの無料化が行われるほか,週1回,無料で転生が可能になる。いずれも詳細は,あらためて発表されるとのことだ。
そのほか会場では,サンドアートパフォーマンスグループ「SILT」によるサンドアートの実演や,来場者参加企画のコスプレコンテスト,サーバー対抗クイズ大会が実施された。
ネクソンでは,2015年の10周年に向けて,今後もマビノギのサービスに注力していくという。今回発表された情報を含め,今後のマビノギの展開に期待したい。
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