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印刷2012/10/12 13:43

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Creative,「Sound Blaster Z」を国内発表。Sound Core3Dと外部DAC&ADCを搭載した新世代サウンドカード

Sound Blaster ZxRの製品イメージ
Sound Blaster
 2012年10月12日,Creative Technology(以下,Creative)の日本法人であるクリエイティブメディアは,PCI Express x1接続型サウンドカードの新シリーズ「Sound Blaster Z」を発表した。ラインナップは「Sound Blaster ZxR」「Sound Blaster Zx」「Sound Blaster Z」の3モデルだ。
 シンガポール時間8月17日にCreativeは3製品を10月に発売すると予告していたが,国内での発売時期と,直販サイト「クリエイティブストア」における価格は以下のとおりとなる。

  • Sound Blaster ZxR:2013年1月発売予定,1万9800円(税込)
  • Sound Blaster Zx:2012年12月発売予定,1万5800円(税込)
  • Sound Blaster Z:2012年10月下旬発売予定,1万2800円(税込)

Sound Blaster
Sound Blaster Zxの製品イメージ
Sound Blaster
Sound Blaster Zの製品イメージ

Sound Core3D
Sound Blaster
 世界市場における発表時にもお伝えしたとおり,Sound Blaster Zシリーズは,「PCI Express Sound Blaster Recon3D」(以下,Recon3D)に搭載されているサウンドチップ「Sound Core3D」を搭載しつつ,外部D/Aコンバータ(以下,DAC)とA/Dコンバータ(以下,ADC)を採用してきたのが最大の特徴だ。

 Sound Core3Dは,機能的にも性能的にも優れたオーディオプロセッサ(≒サウンド処理)を利用できるチップである。とくに入力系は,現状随一といえるほどの完成度を誇っているのだが,一方,内蔵DACの品質はかなり残念で,そのためRecon3Dには音質面で高い評価を与えられなかった(関連記事)。
 Sound Blaster Zシリーズというのはつまり,Recon3Dにおける最大の弱点に,「外部DAC&ADC搭載」という形でメスを入れてきた製品なのである。

SBX Pro StudioとCrystalVoiceのロゴ。余談だが,長くて有名だった製品名がたいへんすっきりしたのも,Sound Blasterブランドを前面に出していくことにした結果だという
Sound Blaster
Sound Blaster
 ちなみにプロセッサ群には,出力系で「SBX Pro Studio」,入力系で「CrystalVoice」という名称が与えられている。記憶力のいい読者だと,Recon3Dの出力系プロセッサが「THX TruStudio Pro」と呼ばれていたのを憶えているかもしれないが,クリエイティブメディアによれば,これはCreative内における「Sound Blaster」ブランド強化の一環だそうだ。
 できることはは基本的にTHX TruStudio Proから変わっていないが,Sound Blasterの機能であることを訴えるべく,「SB」X Pro Studioを名乗ることにしたのだという(※THXの監修がなくなったとか,そういった違いは当然のことながらあると思われ,その点,クリエイティブメディアに確認中だが,原稿執筆時点では回答が得られていない)。

24bit/192kHz出力は「Stereo Direct」(ステレオダイレクト)モードでのみサポートされ,同モード選択時はSBX Pro Studioを利用できなくなる
Sound Blaster
 「DTS Connect」と,アナログ2ch出力の24bit/192kHz対応が復活したのも,地味ながら重要なポイントといえそうだ。PCI Express Sound Blaster X-Fi(以下,X-Fi)の上位モデルではマルチチャネルストリーム技術として,Dolby Laboratoriesの「Dolby Digital Live」とDTSのDTS Connectをサポートしていたのに対し,Recon3DではDTS Connectが省かれていた。
 同様にRecon3Dではアナログ出力の仕様上限が24bit/96kHzに留まっていたのだが,このあたりのスペックがX-Fiと同じレベルに回復したのは,X-Fi搭載システムからの移行という観点では意味があるといえるだろう。


Sound Blaster ZxR


Sound Blaster
Sound Blaster ZxRとDBpro,リボンケーブルのモックアップ。ドーターカード側にもSound Core3Dを搭載する点に注目してほしい。なお今回,Sound Blaster ZxR用ACMの撮影は行えなかった
Sound Blaster
メインカード側のアナログ入出力インタフェース
 というわけでここからはSound Blaster Zシリーズ3モデルを1製品ずつ見ていきたいと思うが,まず,最も遅れて登場することになる最上位モデルのSound Blaster ZxRは,サウンドカード本体と,もう1つのSound Core3Dを搭載するドーターカード「DBpro」,そして外付けデバイス「ACM」(Audio Control Module)の3点セットになる製品だ。

 サウンドカード本体は最上位モデル専用設計で,このあたりは「PCI Express Sound Blaster X-Fi Titanium HD」と似たような位置づけという理解でいいだろう。チップレベルのS/N比が127dBに達するDACを搭載し,カードレベルでも124dBのS/N比を実現しているとのことである。
 サウンドカード本体はアナログインタフェースのみを持つ仕様で,具体的には6.3mm標準ピン端子によるヘッドフォン出力×1,マイク入力×1と,RCAピン端子のモノラルライン出力×2(フロント),3.5mmミニピン端子の2chステレオライン出力×2(リアおよびセンター+サブウーファ)が並んでいる。フロント2ch出力用のOPAMP(オペアンプ)は交換可能で,自己責任を覚悟すればカスタマイズも可能だという。

 デジタルのリボンケーブルでサウンドカード本体とつながるドーターカードは,モノラルRCA×2によるアナログライン入力と,光角形端子経由のデジタル入出力が可能。アナログ入力時のS/N比はカードレベルで120dBに達するとのことだ。

Sound Blaster
メインカードとドーターカードはデジタルリボンケーブル経由で接続する
Sound Blaster
こちらがドーターカード側の入出力インタフェースとなる

 最後にACMは,大型の音量調整ダイヤルに,ヘッドセット入出力用の標準ピン端子×2,3.5mmミニピン×2(※排他使用),そして,Sound Core3DのCrystalVoiceを用いた「無指向性マイク2基を指向性マイクとして利用する機能」である「Focus」を実現するためのアレイマイクを搭載するデバイスだ。手元に音量調整機能やヘッドセット用インタフェースを引き出したいとか,ヘッドセットなしでゲーム中のボイスチャットを利用したいとかいったニーズに向けたものという理解でいいだろう。


Sound Blaster Zx


Sound Blaster Zxと付属ACMのモックアップ。EMIシールドとされるカバーの色は「最終製品と異なる」(クリエイティブメディア)とのことだ
Sound Blaster
 12月発売予定のSound Blaster Zxは,Sound Blaster ZxRに付属するのと機能は同じ一方で配色の異なるACMが付属するモデルだ。
 サウンドカード本体はカードレベルのS/N比が116dBとされ,また入出力インタフェースも3.5mmミニピンライン/マイク入力共用端子×1,3.5mmミニピンヘッドフォン出力端子×1,3.5mmミニピンライン出力×3(フロント,リアおよびセンター+サブウーファ)に光角形デジタル入力端子×1,光デジタル出力端子×1なので,基板デザインも異なるという理解でよさそうである。

メイン基板の入出力インタフェース(左)と側面(右)。当たり前といえばそれまでだが,Sound Blaster ZxRにあるリボンケーブル用端子は用意されていない
Sound Blaster Sound Blaster
ACM。ダイヤルを左右から挟み込むようにアレイマイクが内蔵されている。Sound Blaster ZxRの紹介時に断ったとおり,左右のヘッドセット接続端子は排他使用だ
Sound Blaster Sound Blaster Sound Blaster


Sound Blaster Z


Sound Blaster Zのモックアップ。こちらもカバーの色は最終製品と異なるそうだ
Sound Blaster
 Sound Blaster Zシリーズの最廉価モデルとして今月末に発売予定の“無印”は,Sound Blaster ZxからACMを省き,代わりにRecon3Dシリーズの無印モデル以外に付属していたアレイマイクを同梱したものになる。カードの仕様はSound Blaster Zxと同じという理解で問題ない。

 以上,3モデルのスペックをにまとめてみたので,興味のある人は参考にしてほしい。

※マイク入力とライン入力は排他。ACMでのヘッドセット接続は1系統のみが有効で,2系統接続時は標準端子側が優先される

 ちなみにクリエイティブメディアは,Sound Blaster Zシリーズの投入に合わせて,Recon3Dの上位モデルを終了させる予定だ。Recon3Dの最下位モデルのみ,直販価格1万2800円から7800円(いずれも税込)へと価格改定を行い,Sound Blaster Zシリーズの下に置くとも同社は述べているが,実質的な話,Recon3Dは表舞台から姿を消すことになるという理解でいいだろう。
 Sound Blasterの上位モデルは,これでようやく,X-FiからSound Core3Dへの移行が始まることになりそうである。

クリエイティブメディア公式Webサイト

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    Sound Blaster

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