Bungieの新作「Destiny」は，Xbox 360専用タイトルとして2013年秋にリリースか

　Activisionが本拠地を置くロサンゼルスの地元紙，L.A.Times（電子版）が掲載した記事によると，Activisionが10年間のパートナーシップ契約を結んだBungieの新作「Destiny」は，Xbox 360専用タイトルとして2013年秋のリリースが予定されているという。


　掲載された記事によると，北米時間で5月29日の開廷が予定されているActivisionとInfinity Wardの元メンバーとの裁判に向けて提出された関係書類の中に，ActivisionがBungieと取り交わした27ページの契約書類があったという。記事では，その内容が簡単に紹介されている。

　Destinyという名称は，2011年にBungieが登録商標をとったことでちょっとした話題になったが，記事によれば，Bungieの「Halo」シリーズと同様にSFをテーマとしたFPSで，MMOG（大人数参加型オンラインゲーム）の要素も取り入れられるという。2013年秋にXbox 360専用タイトルとしてリリースされたあと，次世代Xboxに移植され，さらにその後，PlayStation 3（および，その次世代機）やPC向けにマルチプラットフォーム展開されていく予定だ。

　次世代機が言及されている部分が興味深いが，この書類が書かれたのは2010年なので，当時とは状況が変わっている可能性もある。記事のとおり，2013年秋のリリースということなら，6月に開催されるE3 2012には出てこなそうだが，Bungieは日本でも知名度の高いデベロッパだけに，彼らの新作は気になるところ。正式発表を待ちたい。