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印刷2012/01/27 18:01

業界動向

任天堂,経営方針説明会/四半期決算説明会を開催。Wii Uの展開に向け電子決済やDL販売などの基盤構築進める

 任天堂は,2011年度第3四半期の決算報告に伴う経営方針説明会/決算説明会を開催した。
 今期の任天堂は,ニンテンドー3DSの大幅な価格引下げなどを実施したことで,10月の時点で赤字決算になる見通しが出されていたわけだが,ハードの普及を最優先した結果,数字としてはかなり厳しい結果が出されている。説明会では,任天堂社長 岩田 聡氏により,ハード/ソフトの販売状況や来期以降の展望が示された。

 まず,ニンテンドー3DSの販売については日本・海外とも非常に好調というデータが示されたものの,全体的なハード・ソフトの売り上げは目標に到達しなかった。ニンテンドー3DSとWiiの値下げによる収益悪化と在庫補償などで売り上げは減少している。
 具体的に,日本,北米,欧州と区分けして売り上げ推移が示されたが,全体にWii本体の売り上げ減少傾向が見られる。ソフトウェアは携帯型ゲーム機での減少が見られる。
 国内のソフトウェア売り上げをプラットフォーム別で見ると,他社のプラットフォームが昨年と大差なく推移しているのと比較して,Wii,ニンテンドーDSでは急激な落ち込みが目立っている。3DSでの売り上げ分でカバーしきれていないのは,NDSから3DSへの開発プラットフォーム切り替えを行ったメーカーで開発期間が延びているためと思われる。
 年末商戦の伸びが見込みを下回ったことについては「海外でのWiiの年末商戦の立ち上がりが遅かった」ためとしている。伸びきらなかった部分は,第4四半期に上乗せされることが期待できそうだ。

 また,ニンテンドー3DSの販売で逆ザヤ(製造コストが販売価格より高い状況)が発生していた問題については,来年度(2012年4月以降)の前半に解消される見込みとのこと。ただでさえ,当初価格から1台ごとに約1万円の値下げを行ったということは,1500万台の売り上げで1500億円相当の減収が発生しているはずなので,さらに逆ザヤ分が上乗せされれば経営的にも大きな問題となる。大幅なコストダウンとなると,新機種あるいは,製品構成の変更などが予想される。

 2012年発売予定とされていたWii Uについてだが,販売時期が年末商戦に合わせたものになることが明言された。
 また,Wii UではNFC(Near Field Connect)が採用される見込みであることが明かされた。NFCは,近距離での非接触無線通信を行うための規格だ。同様な規格として,日本ではFelicaの普及がかなり進んでいるが,海外での普及はほとんど進んでいない。一方,NFCは,Android 4.0でNFCが採用されたことにより,世界規模での展開が期待されている。これにより,現在のFelicaを使った決済システムのようなものが,Wii Uでも可能になる。

 ニンテンドー3DSとWii Uを包括するネットワークサービスとして,任天堂は「ニンテンドーネットワーク」を立ち上げる。これは現在,「マリオカート7」のコミュニティ機能に使われているものだが,個人アカウントに基づいたさまざまなサービスということで,ぶっちゃけて言えば,MicrosoftでいうXbox LiveやSCEでいうPSNのようなものを任天堂も用意するということのようである。このほか,ソフトウェアのダウンロード販売やDLCの展開なども進めていくそうだ。DLC展開の第1弾は2月16日発売の「THEATRHYTHM FINAL FANTASY」での追加楽曲となる模様。流通や小売店に対する影響が懸念されるところだが,時代の趨勢を感じさせる動きだろう。

 先に述べたように,NDSタイトルからシフトしたニンテンドー3DS用タイトルが登場してくるのは,これからになる模様であり,端境期を超れば今後は安定供給が見込めるようになるのだろう。初動のタイトル不足や継続供給ができなかったことなど,Wii Uでは3DSの轍は踏まないと宣言されていることから,いかにタイトル展開していくかには注目したい。
 製造コストの改善や新たなソフト流通形態の確立,DLC展開など,次年度に向けての展開はだいたい見えてきた。今期は我慢の時期ということで,来期以降での巻き返しに期待したいところだ。

2012年1月27日(金)経営方針説明会 / 第3四半期決算説明会
任天堂株式会社 社長 岩田聡 講演内容全文

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