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ゲーミング&シミュレーション技術の活用を進める第2回FOST授賞式開催
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FOSTは,その名のとおり科学と技術の融合を図ることをテーマにした財団だが,具体的には主にシミュレーションやゲーミング技術の応用を促進することを目的としており,シミュレーション&ゲーミングに関する研究への助成などを行っている。一般的なゲームの話題とは少し離れるが,シミュレーション分野での協力などで,初期からコーエーなどゲームメーカーも参画している。すでに活動は20年に及ぶという。
FOST賞は,FOSTが支援している研究成果のなかから最も優れた研究者を表彰するものである。第2回となる今回は,若手の研究者を対象に,地域と暮らしの金融研究所代表の熊田節郎氏の出資によるFOST熊田賞が新たに設けられた。
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吉川氏は,シミュレーションを行っていると,学生があれもやってみようこれもやってみようと,さまざまな実験的な施策を試みるのを指して「ゲーミングは未来を語る言葉」だという例えを挙げ,シミュレーションの有効性を語った。
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小林氏は,自分のような学生の研究にまで助成を行ってくれる機関はほかにはないとして,後輩などにもFOSTを奨めているとのこと。
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今回のFOST賞では,環境問題と金融危機という,時代を反映したテーマの二つの研究が選ばれた。どちらも非常に大きなテーマである。複雑な社会現象などでは,必ずしもシミュレーションどおりにいかないであろうことも予想できるのだが,精度を上げていけば,ある程度現実を模倣し代用できるというのは物理系のシミュレータでは実証されている。環境や金融など,複雑な問題についても,モデル化が進んでいけばシミュレータの現実的な運用は十分可能だろう。ゲームなどでも使われるシミュレーションの手法が,実際の社会で役立つものとして確立される日がくることを願いたい。
財団法人科学技術融合振興財団
http://www.fost.or.jp/- この記事のURL:


















