日本ヒューレット・パッカードは，「Windows Vista Home Premium」を搭載したBTO対応ノートPC「HP Pavilion Notebook PC dv9200/CT」の販売を開始した。同社の直販サイト「HP Directplus」における標準構成の価格は16万8000円（税込）。発売を記念して，500台限定で，通常時3990円のBTOオプションとなるレーザーセンサー搭載ワイヤレスマウスを無償でバンドルする。
HP Pavilion Notebook PC dv9200/CTは，標準構成でCPUに「Core 2 Duo T5500/1.66GHz」，メインメモリにPC2-5300 DDR2 SDRAM SO-DIMM 512MB×2，GPU（グラフィックスチップ）に「GeForce Go 7600」を搭載する，ミドルクラス向けの17インチ液晶ディスプレイ搭載モデルだ。HDD容量は標準で120GB（回転数5400rpm），光学ドライブは2層書き込み対応のDVDスーパーマルチ，ディスプレイ解像度は1440×900ドットで，GPUと光学ドライブ以外はカスタマイズが可能になっている。
液晶パネルが光沢タイプなのと，テンキーを用意する関係で，エンターキーのすぐ右隣にもキーがあるキーボード配列なのは人を選ぶと思われるものの，それを除けばおおむね無難な構成。Windows Vistaへの対応を公式に謳ったゲームタイトルはまだ数えるほどしかないが，ハードウェアのスペック的には，たいていの3Dゲームを難なく動作させられるレベルにある。
ゲーム用途を考慮しつつ，デスクトップ機の代わりになる，重量級の大型ノートPCを探しているなら，選択肢として考慮に足る存在といえるだろう。……予算に余裕があるなら，CPUとメモリは一段上のBTOオプションを選びたい気もするが。（佐々山薫郁）
●主なスペック（※直販サイトより。BTOオプション含む）
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