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テクノブラッド,「風流工作所」の日本国内販売代理契約を締結
2007/02/21 13:46
 テクノブラッドは,韓国KT Hitelが運営するポータルサイト「ParanGAME」でクローズドβテスト中のオンラインゲーム,「風流工作所」の日本国内における販売代理契約を締結したと発表した。なおテクノブラッドでは,日本における風流工作所の運営元を現在募集中とのこと。

 風流工作所は,[韓国ゲーム事情#439][韓国ゲーム事情#518]で紹介したことがあるが,CYNIK SOFTが開発しており,韓国ゲーム産業開発院2005年下半期優秀ゲーム公募展にてオンラインゲーム大賞を受賞した。また,日本でいうところのNTTに相当する韓国通信(KT)の子会社であるKT Hitelが,ワールドワイドで展開する権利を,し烈な競争の末に獲得するなど,開発段階から注目を集めていたタイトルだ。



 風流工作所は,一般的なMMORPGとは異なり,架空世界での“生活”にスポットを当てたタイトルだ。ゲームの特徴は,先に挙げた4Gamerの過去記事や,ムービー記事/ゲーム画像集で確認してほしい。また,下にゲームの特徴をリリース文から引用したので,合わせてご覧いただきたい。

 今回の契約締結により,実際に日本で本作をプレイできる可能性がぐっと高まっただけに,続報に期待したい。(oNo)

### 以下,リリースより ###

■ 風流工作所の特徴 ■

(1)“自由”な遊びをプレイヤーに提供

 風流工作所ではRPG本来の意味であるロールプレイング(演じる)を体験できるよう、個性豊かな10種類以上の職業が用意され、プレイヤーは世界の住人として、好きな役割を演じることができます。
 冒険好きなユーザーはハンターや考古学者・地図製作者、もの作りが好きなら大工・鍛冶屋・裁縫師など「戦う楽しさ」 と 「戦わない楽しさ」どちらも自由に選べるのです。モンスターを倒してレベルアップを繰り返す、戦闘重視のゲームをプレイしてきたユーザーには、驚きを持って迎えられるでしょう。

(2)“作る”を重視したゲームシステム

 風流工作所に登場するアイテムは、基本的にユーザー自身の手で作り出していきます。戦闘に欠かせない武器や防具から、洋服、家具、乗り物に至るまで、ユーザーたちがその手で材料を集め、それを元に製造が
できるシステムです。
 これら材料、製作アイテムがユーザー間で交換売買されることで、ゲーム世界の経済も動いていきます。さらに、自分が作ったアイテムにブランド名をつけられる、自分が暮らす家を作れるなど、あらゆるところで“作る”楽しさを体験できるシステムが満載です。

(3)“圧倒的”な個性を持つキャラクターと世界

 トゥーンレンダリング技法を用いて表現され、奇抜なデザインで構成されたキャラクターたちは、既存のMMORPGとはまったく異なる個性を放ちます。
 そのキャラクターたちが動き回る舞台は、自然を重視する文化圏と機械文明圏、風俗の大きく異なる2つの勢力が存在する世界。「エネルギー枯渇問題」「環境問題」をテーマにした世界背景は、一般的なファンタジーワールドに飽きてしまったユーザーにも注目してもらえるでしょう。


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風流工作所
■開発元:Cyniksoft
■発売元:N/A
■発売日:N/A
■価格:N/A

【この記事へのリンクはこちら】

http://www.4gamer.net/news/history/2007.02/20070221134627detail.html