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フロンティアグルーヴ,「IL-2 Sturmovik 1946」を2月2日に発売
2006/12/08 20:47
 フロンティアグルーヴは本日(12月8日),「IL-2 Sturmovik 1946 日本語マニュアル付英語版」2007年2月2日に発売すると発表した。価格は7140円(税込)。

 「IL-2 Sturmovik」(邦題 IL-2 シュトルモヴィク)は,2001年にUbisoft Entertainmentから発売されたフライトシミュレータ。カジュアル全盛の時代に作られたガチガチのフラシムで,舞台となるのはこれまたマニアも唸る第二次世界大戦下の東部戦線。いくらなんでも,よほどの好き物にしか売れないでしょう,という事前の予想を見事に吹き飛ばして意外なヒット作になった。続編である「IL-2 Sturmovik: the Forgotten Battles
」(邦題 IL-2 シュトルモヴィク フォーゴットンバトルズ ソビエト攻防戦)が2003年にリリースされ,また,それぞれに拡張パックが発売されるなど,もう一方の雄であるMicrosoft Combat Flight Simulatorシリーズと並ぶ,“本格派”コンバットフライトシミュレータの王道を歩み続けるシリーズなのだ。

 シリーズ最新作に当たる「IL-2 Sturmovik 1946」は,第二次世界大戦が1946年まで続いていたら? という架空の歴史を背景にしたキャンペーンが用意され,そこにはペーパープランで終わったさまざまな機体が登場する。「Mig-9」「Ar-234 ブリッツ」「Ta-183 ヒュッケバイン」など,コンバットフライトシマーなら思わずムム,っと身を乗り出す機体が次々に東部戦線の空を飛び,目もあやな空中戦を繰り広げる。



 「IL-2 Sturmovik 1946 日本語マニュアル付英語版」では,既発売の「IL-2 COMPLETE EDITION 日本語マニュアル付英語版」も同梱されるので,IL-2 COMPLETE〜に収録された3本とIL-2 Strumovik 1946の計4タイトルが一度に遊べてしまう。まさに,“東部戦線独り占め”という感じである。登場機体は総計300機種以上で,操縦可能機体だけでも200機を超える。さらには,450ページのガイドブック(英文)やメイキングビデオなどを収録したボーナスディスクもセット。つい「大丈夫ですか?」と聞きたくなるような大盤振る舞い状態といえよう。
 東部戦線のエースパイロットを目指す人は,ぜひ発売をお楽しみに。公式サイトは12月11日公開予定だ。(松本隆一)


IL-2 シュトルモヴィク 1946 日本語マニュアル付英語版
■開発元:1C
■発売元:フロンティアグルーヴ
■発売日:2007/02/02
■価格:7140円(税込)

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http://www.4gamer.net/news/history/2006.12/20061208204740detail.html