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「Hellgate:London」,第三のクラス「Hunter」の存在が明らかに
2006/11/07 18:00
 バンダイナムコゲームスは,Flagship Studiosが開発中のアクションRPG「Hellgate: London」の新情報として,Templar(テンプラー),Cabalist(カバリスト)に続く第三のクラスHunter(ハンター)の存在を明らかにした。TGS 2006のインタビューにおいて,Flagship Studios CEOのビル・ローパー氏は「新クラスに関しては,11月頃にアナウンスできるかもしれない」と語っていたので,予定どおりの情報公開といっていいだろう。



 Hellgate: Londonではこれまで,近接戦闘を得意とするテンプラーと,攻撃魔法や召喚術を駆使して戦うカバリストの2クラスが公開されていた。
 今回その存在が明らかになったハンターは,元軍人および元諜報機関の人間からなる,中〜遠距離攻撃のプロフェッショナルという役どころ。さまざまな銃器を使い分け,敵が近づいてくる(あるいは気づく)前に殲滅するという,スナイパー/アタッカータイプのような印象だが,機動力/連携技/ステルス能力にも秀でているとのことなので,プレイヤースキルや好みに応じて,さまざまなスタイルで戦うことができそうだ(ハンターの背景設定を見る限りでは,罠や爆発物の扱いにも長けてそうだ)。



ハンターのステータス画面。インベントリには銃器類が多数収められており,プレイスタイルが推察できる。ステータスの割り振り方にも,ハンターの特徴が現れているのかもしれない
 Hellgate: Londonは,一人称/三人称視点の切り替えが可能な,シューティング要素の濃いアクションRPGだが,自動照準機能/ターゲットロック機能が導入されているので,アクションゲームに不慣れな人でも,比較的気軽に楽しめる作品となっている。
 しかし,Flagship Studios CEO ビル・ローパー氏は,「自動照準機能/ターゲットロック機能を解除することで,ハンターはFPSプレイヤーにも満足してもらえるようデザインしてあります」とコメントしている。同社としては,従来のアクションRPGファンだけでなく,FPSファンにもアピールできる作品作りを意識しているようだ。
 ハンターの導入は,単にクラスのバリエーションを拡充するためだけでなく,より多くのプレイヤーにHellgateを楽しんでもらうための施策といえそうだ。ハンターというクラスそのものも興味深いが,同クラスが,FPSファンにどれだけアピールできるかといった点にも,注目していきたいところである。
 なお4Gamerでは,ハンターの戦闘シーンを撮影したスクリーンショット集を,後ほど掲載する予定である。そちらには,本稿に掲載していないスクリーンショットも含まれているので,興味のある人はぜひチェックしてほしい。(大路政志)


Hellgate: London
■開発元:Flagship Studios
■発売元:バンダイナムコゲームス
■発売日:2007/夏
■価格:未定
→公式サイトは「こちら」

【この記事へのリンクはこちら】

http://www.4gamer.net/news/history/2006.11/20061107180022detail.html