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システムソフト・アルファー,現代大戦略の第6弾を12月14日に発売
2006/11/07 14:42
 システムソフト・アルファーは,大戦略シリーズの新作「現代大戦略2007〜テポドン・核施設破壊作戦〜」2006年12月14日に発売する。価格は1万290円(税込)。
 登場以来20年を超える日本最長のタイトルの一つ「大戦略」には,ご存じのように「ナンバー付き」や「パーフェクト」などいくつかのシリーズ内シリーズがある。この「現代大戦略2007」は,2000年に発売された「現代大戦略2001〜海外派兵への道〜」以来,毎年発売されている現代大戦略シリーズの第6弾に当たり,いつものように,実際の危機や紛争といったいったアブない時事ネタを大胆に取り込み,そこに最新兵器や新システムを盛り込むことで,軍事シミュレーションとしてのリアルさを追求しているのだ。監修およびシナリオ作成協力には,これまでどおり軍事ジャーナリストの清谷信一氏が担当している。

 シナリオは,タイトルにもあるように朝鮮半島や中東などを舞台にしたもの24本が用意され,「現代大戦略2005〜護国の盾・イージス艦隊」のものに32種類が追加された兵器ユニットの総数は,大戦略史上最大の1300種類。
 また,新ゲームモードとして登場した「転戦」は,与えられた初期部隊を運用しつつマップを攻略するもので,新たな勢力として参加したプレイヤーが,ほかの勢力と同盟を組んでクリアを目指すことになる。意外な勢力とも同盟が可能で,はっきり敵と味方の区別がつきにくい現代の複雑な国際情勢を反映する興味深い試みだ。

 シリーズのファンはもちろん,最近の世界情勢が気になるという人も楽しみにしていよう。詳しくは以下のリリース,および公式サイトをチェックしていただきたい。(松本隆一)



###以下,リリースより###

◆ 軍事ジャーナリスト・清谷信一氏の協力による傑作シナリオ24本
 「現代戦車のテクノロジー」(アリアドネ企画)、「真・大東亜戦争シリーズ」(KKベストセラーズ)「不思議の国の自衛隊」(KKベストセラーズ)などの著書・プロデュース作品で知られる軍事ジャーナリスト清谷信一氏の協力による傑作シナリオを24本収録。
 今作では、北朝鮮の核保有問題をはじめとして、韓国との竹島領有問題や、中国との尖閣諸島の領有問題など、日本を取り巻く隣国からの脅威を中心に、ヒズボラ掃討戦を題材にした「中東戦争激化」、ネオ・ナチ信奉者による軍事クーデターにより、ヨーロッパ全土が戦場と化す「欧州動乱」など、多様なシナリオを収録した。
 また、過去の現代大戦略シリーズより、「再燃!コソボ紛争」や「冷戦の悪夢・電撃!ワルシャワ機構軍」などの人気の高いシナリオ18本を最新のシステムに合わせてリメイクして収録し、全42シナリオという圧倒的なボリュームを実現した。
 さらに、シナリオマップに加えて「大戦略パーフェクト2.0 DX」に収録した単体マップやキャンペーンマップも150枚以上を収録し、飽きることなく半永久的にプレイを楽しめる。

01 ユーラシア燃ゆ!・イランへの鉄槌
02 ユーラシア燃ゆ!・インド洋波高し
03 ユーラシア燃ゆ!・ロシア軍北海道上陸
04 北朝鮮制裁発動・海上封鎖への道
05 北朝鮮制裁発動・発射基地掃討戦
06 崩壊!北朝鮮・中国、北朝鮮に侵攻
07 崩壊!北朝鮮・半島解放
08 竹島緊迫・竹島奪還作戦
09 竹島緊迫・対馬防衛戦
10 竹島緊迫・鬱陵島奪取!
11 日中資源戦争・尖閣諸島を死守せよ
12 日中資源戦争・先島諸島奪還戦
13 高句麗国復興・統一朝鮮北進
14 高句麗国復興・平壌防衛戦
15 高句麗国復興・日米参戦
16 中東戦争激化・ヒズボラ反撃
17 中東戦争激化・シリア参戦
18 中東戦争激化・戦域拡大
19 欧州動乱・ドーバーを越えて
20 欧州動乱・パリ解放
21 欧州動乱・ベルリン進攻
22 中国内戦・香港解放
23 中国内戦・上海解放
24 中国内戦・自由を求めて



◆おもなシナリオの概要
1.〜3.ユーラシア燃ゆ!
 上海協力機構(中国・ロシア・インドなど)と米国との対立がテーマ。日本も参戦。

4.〜5.北朝鮮制裁発動
 最新の北朝鮮情勢をテーマにした今作の中心的シナリオ。日本単独によるテポドンへの先制攻撃や、日米VS中国・北朝鮮をリアルに体験できる。

08.〜10.竹島緊迫
 竹島を巡る日韓の定番シナリオ。日本は不法占拠されている竹島を奪還したが、韓国軍は対抗して対馬へ侵攻。次に日本は鬱陵島へと逆襲。手に汗握る日韓の攻防が展開。

11.〜12.日中資源戦争
 これも定番の日中対決。尖閣諸島だけでなく、宮古島・石垣島・与那国島をも占領されてしまった日本。決死の反撃が始まる。

16.〜18.中東戦争激化
 イスラエル兵が拉致されたことに端を発した、レバノンのヒズボラ組織をテーマにした中東シナリオ。偶発的にではあるが、緒戦から日本が巻き込まれる展開となる。

19.〜21.欧州動乱
 多くの国々が国境を接する欧州は、シミュレーションゲームの舞台として最適。今作は、米英同盟軍と、ドイツ・フランスとの対立がテーマ。




◆ 新モード「転戦モード」実装
 与えられた初期部隊をうまく運用しながら、好みのシナリオ攻略を行っていく「転戦モード」が新たに実装された。プレイヤーは、シナリオ中に新たな勢力として参戦し、既存の勢力と同盟を組んで、マップクリアを目指す。マップクリア時に手に入る兵器を持ち越していくことによって、自分だけの部隊を作成できる。
 日本やアメリカと同盟を結ぶ正当な楽しみ方はもちろんのこと、北朝鮮やイランなどと同盟を結び、自衛隊と敵対することもできる。
 初期部隊は、様々なニーズに応えられるよう、日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、ロシア、中国、韓国、さらに北朝鮮の8カ国を用意した。

◆イベントシステムの実装
 特定の部隊を全滅した時や特定の施設を占領した際に、イベントメッセージが表示されるようになった。これまで以上に達成感や臨場感を得られるようになり、ゲームの面白さが大きく広がる。
 もちろん、マップエディタにて編集も可能。戦場の臨場感をよりリアルに表
現することができる。

◆ビジュアルに特化し、生まれ変わったブリーフィング画面
 ゲーム開始前に表示されるブリーフィング画面が、生まれ変わった。大きな画像を表示する迫力の画面構成により、シナリオを読むのがより楽しくなった。

◆その他の機能も満載
 前作で好評を博した「ビジュアルマップモード」や「マイ部隊」、初心者向けの「3D兵器図鑑」や「シンプルモード」など、豊富な機能を全て搭載。

◆1300種類もの豊富な兵器と生産タイプ
 兵器数も大戦略シリーズ最多の約1,300種類。「現代大戦略2005」から、さらに約32種類を追加。
 生産タイプは、日本、アメリカ、ロシア、ドイツ、イギリス、フランス、イタリア、スウェーデン、イスラエル、インド、中国、韓国、オーストラリア、南アフリカ、イラク、北朝鮮、スペイン、トルコ、台湾、ヨルダン、シリア、イラン、ギリシャ、スイス、オーストリア、ポーランド、クウェート、オマーン、サウジアラビア、UAE、パキスタン、タイ、カナダ、ブラジル、アルゼンチン、チリ、エジプトの、計37ヶ国に加え、ポルトガルとオランダ。
 さらには「現代大戦略」ならではの生産タイプとして、香港・上海連合軍、北京中央政府軍、人民解放軍、農民解放軍、中国・北朝鮮連合軍、統一朝鮮軍、海上保安庁、韓国海洋警察、イラク反乱義勇軍、ヒズボラなども登場。

◆各種エディタも充実
 地雷・機雷を設置したり、国境線を設定できる「マップエディタ」をはじめ、「シナリオエディタ」、「キャンペーンエディタ」により、ユーザーがオリジナルのマップやシナリオ、キャンペーンを作成・編集することもできる。さらに「生産タイプエディタ」も付属。


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※画面はすべて開発中のものです

現代大戦略2007〜テポドン・核施設破壊作戦〜
■開発元:N/A
■発売元:システムソフト・アルファー
■発売日:2006/12/14
■価格:1万290円(税込)
→公式サイトは「こちら」

【この記事へのリンクはこちら】

http://www.4gamer.net/news/history/2006.11/20061107144234detail.html