シルバースタージャパンは，銀星将棋シリーズ最新作，「世界最強銀星将棋6 双頭の龍」を8月4日に発売する。価格は，1万3440円（税込）。
この“6”の最大の特徴は，コンピュータ将棋協会が主催する世界コンピュータ将棋選手権で何度もAクラス入りを果たした「KCC将棋」と，2006年の世界コンピュータ将棋選手権に初登場して初優勝の快挙を遂げた「BONANZA」の，両方の思考エンジンを搭載している点だろう。あらかじめゲーム上でいずれかの思考エンジンを選択するか，あるいはゲームがランダムに選ぶことで，プレイヤーは2種類の将棋ソフトを楽しめる。また，KCC将棋対BONANZAの組み合わせも可能で，あなたのPCで，世界コンピュータ将棋選手権を再現することもできるのだ。
世界最多（2006年7月現在）である250万種類の定跡を記憶していたり，棋譜解析が可能だったりと，その機能も豊富で，プレイヤーの将棋の腕を高めてくれるはず。
「王手飛車取りで，つい飛車を逃がしちゃうんだよなあ」などと言っている将棋好きだけでなく，最先端の人工知能研究に興味のある人などにもオススメである。詳しくは公式サイトを見よう。（松本隆一）
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