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[韓国ゲーム事情#538]「ernis & fricky」をGMO Gamesが運営へ
2006/05/09 21:06
Kimの韓国最新PCゲーム事情#538

GMO Games,キューブアクションアドベンチャー「ernis & fricky AD.2030」の日本サービス権取得(2006/5/9)

Text by Kim Dong Wook特派員



 以前お伝えしたとおり,ACTOZ SOFTは2005年末,3年ぶりに新作タイトルを複数発表した。そのうちの一つ,アドベンチャーとアクションRPGの要素を融合したオンラインゲーム,「ernis & fricky AD.2030」について,ACTOZ SOFTは5月2日,日本でのサービスについての契約GMO Gamesと締結したことを明らかにした。
 契約金100万ドルロイヤリティ24%と,3回のクローズドβテストを行ったばかりのタイトルとしては,破格の扱いとなっている。



 ernis & fricky AD.2030は,これまでに存在しなかった新しいジャンルのゲームを標榜しており,キューブ型の3次元空間を舞台に,アドベンチャー性,アーケード性,RPG性を楽しむことができるという。
 プレイヤーは,キューブという限定された狭い空間の中で,戦闘を通じてレベルアップやアイテム獲得をしつつ,謎を解いて迷路を脱出することになる。
 戦闘時には,敵からの攻撃をジャンプで避けられるなど,多くのMMORPGと異なる要素が盛り込まれている。



 クラスには,メインクラスと4種類の補助クラスが用意されていて,初期クラスは「Fighter」のみとなっている。以後,一定レベルに到達すると,キャラクターの特徴を強化する補助クラスを選択できるという。
 補助クラスは,ダンスをしながら集めたエネルギーで敵を攻撃し,仲間を治療する「Dancer」,音楽を演奏して個人やパーティの能力を強化する「Bard」,トラップを設置できる「Trapper」,内的エネルギー「Force」をコントロールして精神や身体を強化したり,呪いで相手の体力を低下させたりする「Forcer」だ。



 ACTOZ SOFTのSeo Soo Gil社長は,「独特のコンセプトを持つ本作で,日本市場から向けられている『韓国のオンラインゲームは似たようなものばかりだ』という見方を変えていきたい」とコメントしている。


アニス&フリッキー
■開発元:ACTOZ SOFT
■発売元:GMO Games
■発売日:2007/前半
■価格:プレイ料金無料(アイテム課金制)
→公式サイトは「こちら」

【この記事へのリンクはこちら】

http://www.4gamer.net/news/history/2006.05/20060509210648detail.html