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MMORPG「Travia online Japan」日本独自仕様満載で6月スタート
2006/04/21 21:28
 Travia onlineは,韓国で150万人の登録ユーザーを獲得し,2003年のオンラインゲームコンテストでは,「Pangya」(邦題 スカッとゴルフ パンヤ)と共に大賞を受賞したという作品。比較的低スペックのPCでもサクサク動く3D MMORPGとして定評がある。
 そのTravia onlineに対して,日本独自仕様を追加したものが「Travia online Japan」となる。

 日本での運営を行うゼロオンラインという会社は,今年の3月に設立されたばかりの新しい会社である。しかし,某オンラインゲームの開発/運営を行っていたスタッフが集まって設立した会社なので,オンラインゲームの運営に関するノウハウは備えているはず。会社の運営方針としては,「ユーザー第一・サポート最重要」を掲げている。



 さて,ゲームの舞台となるのは,タイトルにもなっているトラビア大陸である。プレイヤーは最初,アンダラッサ公国の所属となっているが,政治体制の腐敗したアンダラッサから,新興の2国のどちらかへ亡命するという展開となる。プレイヤーは,この大陸の二つの新国家「ディーバ帝国」「自由同盟ヴリトラ」のいずれかに属し,大陸の覇権をかけて戦っていく。

 2大陣営の争いということで,必然的にPvP要素が色濃くなっていくわけだが,Travia online Japanでは,バトルアリーナによる個人/パーティ/ギルド戦,大規模なアジト争奪戦,専用マップでの国家戦など,大小のシステムが取り揃えられている。

 プレイヤーキャラクターは,ウォーリア(人間),プリースト(人間),アーチャー(ダークエルフ),ウィザード(人間)の4種類から選べる。きわめてシンプルだ。



 サービススケジュールとしては,

  プレオープン:2006年5月17日(水)予定
  正式サービス:2006年6月12日(月)予定

と,すでに移植版もかなり出来上がっているようで,現在仮オープンされている公式サイトも,5月15日から正式オープンされる予定だ。

 プレオープンでは,コミュニケーションエリアの「アンダラッサ」,初心者マップの「バルモア」「ダークフォレスト」「ダークケイブ1階」「ダークケイブ2階」,そして「ディーバ」と「ヴリトラ」を加えた7ゾーンが公開される。正式サービス時には,「エルブンノーア」「ロストフォレスト」と,対人戦マップとなる「忘れられた廃墟」が追加される予定だ。その後,3か月ごとのアップデートで,全21ゾーンまでの拡張が現在発表されている。



 正式サービス後のアップデート予定はすでに第6次まで計画に上がっており,前述のゾーンの拡大とレベルキャップの引き上げ(6次で300まで),各種システムの段階的実装が予定されている。なお,プレイ料金は,無料のアイテム課金制になることが発表されている。(aueki)


Travia Online Japan
■開発元:ZEMI INTERACTIVE
■発売元:ゼロオンライン
■発売日:2006/07/12
■価格:基本無料(アイテム課金制)
→公式サイトは「こちら」

【この記事へのリンクはこちら】

http://www.4gamer.net/news/history/2006.04/20060421212817detail.html