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音楽に合わせてキーを叩くレースゲーム「R2Beat」とは?
2006/03/14 20:59
 現在ネオウィズジャパンでは,ミュージックレースゲーム「R2Beat」の日本でのサービス提供開始に向け,準備が進められている。そのR2Beatに関する資料を同社から入手できたので,ゲームの内容などを紹介しよう。

 R2Beatは,インラインスケートで走りつつ,音楽に合わせて障害物をクリアしていくという内容のレースゲームだ。“R2Beat”の名称は,本作のゲーム世界で流行中の,新世代のレース競技の名称であり,ゲームの舞台「ワイマール島」は,R2Beat用の最初の競技場「ワイマールパーク」が建設された場所という設定になっている。

 実際のレースでは,コース上の障害物を乗り越えながらゴールを目指すことになるが,特別に難しい操作は必要ない。障害物は選ばれた曲のリズムに合わせて配置されており,いわゆる“音ゲー”と同じ感覚で,BGMを聴きながら特定のキーをリズム良く叩いていけばいい。間違ったキーを押したりタイミングを外したりすると,障害物につまずくことになるわけだ。
 ゲームモードには,一人で練習を行う「トレーニング」,スピードを競い合う「スピード戦」,攻撃アイテムを駆使してライバルと戦いつつレースを行う「アイテム戦」,チームを組んで勝利を目指す「チーム戦」などがあり,それぞれのレースには6人までのプレイヤーが参加できる。



 ゲームに登場するキャラクターは,「ミュウ」「リンゼイ」「キング」「マリー」「スウ」の5人。それぞれに得意とするテクニックを持っているとのことなので,詳細は不明だが,ゲームの攻略にも何らかの関わりがあると考えられる。
 また,レースに直接参加するわけではないが,ワイマール島に生息する動物として「ネロ」「マロン」「マダム・カテリーヌ」「ジャイロ」「ママ亀」がゲームに登場し,プレイヤーの手助けをしたり,あるいはレース全体をかき乱したりして,ゲーム展開に大きな変化を与えるとのことだ。

(上段・左から)ミュウ,リンゼイ,キング
(下段・左から)マリー,スウ


 本作では,販売されているアバターやアイテムを購入し,衣服の組み合わせなどを変更できるので,プレイヤーの好みにマッチするキャラクターに仕立て上げたり,攻撃や防御を行うためのアイテムを装備することによって,レースをより有利に進めたりすることも可能だ。
 ほかのプレイヤーとのコミュニケーションを図る手段としてはチャット機能が搭載されているほか,多彩な感情を表現する“全身エモーションアイコン”などが用意されており,レースを行っていないときでも会話や情報交換が行えるようになっている。



 そのゲーム性ゆえ,BGMがいかに充実しているかということが,このゲームの成否の鍵を握るといってもいいだろう。ネオウィズジャパンによれば,新しいBGMデータ(「新曲コース」と呼ばれる)を定期的に追加していく予定とのこと。ちなみに韓国のR2Beatでは,3月1日現在で166曲が提供されている。

 R2Beatの動作環境は,下記のとおり。きわだって高速なCPUやグラフィックスチップなどが要求されるわけではないので,一般的なPCなら問題なく動作するだろう。

■R2Beatの動作環境
OS:Windows 98/Me/2000/XP(+DirectX 9.0c以上),CPU:Pentium III/500MHz以上[Pentium 4以上推奨],メインメモリ:256MB以上[512MB以上推奨],グラフィックスチップ:GeForce 2またはRadeon 7200以上[GeForce 4またはRadeon 8500以上推奨],グラフィックスメモリ:16MB以上[64MB以上推奨],Windows Meでは動作が不安定になる場合あり

 4Gamerでは今後も,R2Beatに関する新しい情報が入り次第お伝えしていく予定なので,本作に興味のある人は楽しみにしてほしい。(山)


R2BEAT(旧題RnR)
■開発元:Seed9 Entertainment
■発売元:NeoWiz Japan
■発売日:2006/10/15
■価格:基本無料(アイテム課金)
→公式サイトは「こちら」

【この記事へのリンクはこちら】

http://www.4gamer.net/news/history/2006.03/20060314205959detail.html