英Codemastersは本日（1月20日），NHN Gamesが開発を行っているMMORPG「Archlord」の，北米と欧州での配信/販売/運営などに関する権利を取得したと発表した。北米と欧州で，2006年秋のリリースを予定している。
Codemastersは，ラリーシミュレータのColin McRae Rallyシリーズや，TOCAシリーズなど（国内はMYSTIX STUDIOSから発売）で知られている，大手パブリッシャ/デベロッパ。2005年にはオンラインゲーム専門のCodemasters Online Gaming部門を設置するなど，近頃急速に力を注いできており，2005年11月にはTurbineが開発している「Dungeons & Dragons Online: Stormreach」の運営権の獲得（国内は，さくらインターネットが運営権を獲得する可能性が高い）を発表（「こちら」）していた。
今回の発表にあるArchlordは，韓NHN Gamesが開発したMMORPGで，アイテム課金モデルでサービス中のタイトル。以前韓国βテスト時のレポートを掲載したが，本作はNHN Gamesが「The Next RPG」と謳うほどに注力しているのが特徴だ。ヒューマン，オーク，ムーンエルフという3種族/8クラスから一つを選択し，絶対的な力を持つArch Lordになるのが目的となる。
北米や欧州への韓国産MMORPGタイトルの進出は，Archlordが初というわけではないが，韓国大手のNHNが開発を行うビッグタイトルが，北米/欧州でどのように受け入れられるかは非常に興味をひかれるところだ。今後しばらくは，Codemastersの動向に目が離せそうにもない。（Seal）
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