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[G★2005#003]Windysoft,「ゲットアンプド」後継作「Infinity Online」をプレイアブル出展
2005/11/11 00:32
 オンラインアクションゲーム「ゲットアンプド」を韓国でサービスしているWindysoftのブースで,最も注目を集めていた作品は,ARN Gamezが開発したファンタジー系オンラインアクション,「Infinity Online」であった。
 韓国では2005年1月に発表されたInfinity Onlineだが,日本での知名度は高いとはいえず,これまで4Gamerでも記事ムービーを一つずつUPしただけにとどまっていた。今回は実際にプレイすることができたので,ファーストインプレッションを交えつつ,改めてゲームの紹介をするとしよう。



 上でも説明したように,Infinity Onlineは,Windysoftがゲットアンプドの後継作としてサービス中の,ファンタジー系オンラインアクション。いわゆるカジュアルゲーム風のグラフィックスではないものの,基本的にはW/S/A/Dキーとマウス操作のみでプレイでき,1プレイも数十分程度で区切りがつく,複数の意味で「遊びやすい」作品だ。

 プレイヤーは,7人のキャラクターの中から一キャラを選び,ソロプレイやマルチプレイを楽しむことができる。基本的にはマルチプレイモードで,協力プレイやPvPを楽しむわけだが,敵を倒すことで経験値が得られ,アイテムの購入も可能なので,ソロプレイでも十分遊べる点が魅力的だ。



 キャラクターはそれぞれ性別/種族が異なり,装備している武器のタイプや,連続技の内容も異なる。連続技はマウスの左右ボタンの組み合わせのみで繰り出せるし,敵を攻撃することで溜まるゲージを消費すれば必殺技も発動できるため,誰でも簡単に,カッコいいアクションで敵と戦える。
 簡単操作ということで,連続攻撃を出していれば敵が片付けられる大味なアクションゲームを連想しがちだが,立ち位置,武器の射程,攻撃の軌道などを把握できてくると,どんどん効率よく敵を倒せるようになる。防御姿勢も取れるので,被ダメージを確実に減らしつつ敵を攻撃範囲に誘い,一気に殲滅するといったような戦術も実現可能だ。
 また,「Guard」と呼ばれる護衛NPCを引き連れて敵と戦うモードも用意されており,単純な対人戦だけではなく,多対多の対戦も気軽に楽しめるようになっている。

 魅力的なグラフィックスと爽快なアクションを,(世界観/システム的な)ファンタジーRPG的味付けで気軽に楽しめるInfinity Online。大作ばかりが目立ちがちな日本でも,少ない時間で遊べるオンラインゲームが,最近注目されてきているので,本作が日本で楽しめるようになる可能性も,ないとはいえないだろう。オンラインゲームの好きなゲーマーなら,「本格MMORPGの皮をかぶったカジュアルゲーム」ともいえるInfinity Onlineのタイトルを,覚えておいても損はないはずだ。(大路政志)


INFINITY(インフィニティ)
■開発元:ARN Gamez
■発売元:テクモ/SeedC
■発売日:2007年内
■価格:N/A
→公式サイトは「こちら」

【この記事へのリンクはこちら】

http://www.4gamer.net/news/history/2005.11/20051111003229detail.html