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米で定額でクラシックゲーム遊び放題のGameTapがサービスを開始
2005/10/18 23:19
 GameTapでメガドライブやDreamcast,Atari2600などで提供されていたゲームなどを月額14.95ドルで遊び放題というサービスが開始された。
 提供されているゲームにはWindows版のものもあるが,多くはコンシューマゲーム機やアーケードゲーム機で提供されていたものである。いずれもエミュレータを使用したものと思われるが,GameTapはタイムワーナー系の一応身元のはっきりした企業なので,そこらのアングラサイトで流れているものとはわけが違う。メーカーお墨付きのゲーム群である。日本でいえば「なつゲー」が月額定額サービスになったようなものだと考えるといいだろう。
 面白いのは家庭内で対戦ゲームもできるように,2台のPCでの利用まで認めている点だ。ペアレンタルコントロールにも対応しているなど,リビングルームでのゲーム環境としての位置を狙ったサービス展開が見て取れる。

 メインターゲットは,

スリル系ゲーム:18-34歳男性 対戦型ゲームが好きで週4,5回ゲームを遊ぶ
落ち着き系:18-49歳女性63% 息抜きにゲームをする程度でカジュアルゲームが好き 
の二つの層を狙っている。

 参加している企業の一部を挙げてみよう。

SEGA
TAITO
EA
Capcom
Namco
Ubisoft
Atari
Take-Two Interactive
Activision
Eidos
Midway
VU Games

など24社が並んでいる。
 ゲームタイトルで見ると,アーケードゲームでSpace Invader,Qix,Galaga,Pacman,Mappyなどの懐かしいところから,AtariのPongまで並んでいる。PCゲームではRailroad Tycoon 3,Tom Clancy's Splinter Cell,Myst,Heroes of Might and Magic IVといったタイトルが挙がっている。まずは300タイトルを提供するということになっているようだが,現在サイトに挙がっているリストでは299本が確認できる。
 今後のゲームのあり方としては面白いアプローチだ。現在2週間の無料体験サービスが実施されているので,興味のある人は覗いてみるのもいいかもしれない。 (aueki)


【この記事へのリンクはこちら】

http://www.4gamer.net/news/history/2005.10/20051018231950detail.html