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編集部到着! 消火RTS「ファイアーキャプテン」で遊んでみた
2005/10/07 23:25
■消防隊を操作して火災と闘うRTS!
個人的にも非常に楽しみにしていたシリーズ第2作「ファイアーキャプテン」。燃えさかる炎や立ちこめる煙は,一段とリアルに再現されている。容赦なく襲い来る炎を前に,果敢に消火に挑む消防士の大変さを味わおう

 火災現場で襲い来る炎と闘う,消防士の苦労や勇敢さを味わえるRTS「ファイアーデパートメント」。プレイヤーは消防隊指揮官となり,火災/災害現場で消防隊員,消防車両に指示を与えながら,消火および救助作業を行っていく。

 そんな熱い"ファイアーデパートメント"シリーズ最新作の日本語版が,10月28日にズーから発売される「ファイアーキャプテン 〜ファイアーデパートメント2〜」だ。前作は面白さのあまり夢中でプレイしてしまった筆者だが(前作のレビュー参照),今回ファイアーキャプテン日本語版を発売前にプレイできたので,ファーストインプレッションをお伝えしよう。

 先日リリースされた体験版をすでに遊んだだろうか。「英語版で何が何だかサッパリ」と悲鳴を上げた人もいるかもしれない。ズーから発売される日本語版では,当然ゲーム中のテキストが日本語化されているので,英語が苦手な人も安心だ。

画面左:消火作業だけでなく人命救助も同時に行う。火の手が迫っているが,どこかの部屋に民間人が取り残されている
画面中:意識のない被災者は担いで救急車まで運ぶ。歩くのが遅くなるため,救急車を近くに移動させて対応しよう
画面右:火災を放置しておくと延焼を続け広がっていく。自動車など,引火すると爆発するものは二次災害に注意したい


■さまざまな火事,さまざまな消防ユニット
延焼を防ぐため屋根に放水していたら,火元から離れた家屋から出火した。火災時に起きる熱が吸収されて出火する"放射熱"という現象も再現されているため,注意しないと被害は広がっていく一方だ

 基本ゲームシステム,操作などは前作とほぼ同じ。マウス左クリックで隊員や消防車などのユニットを選択して,右クリックして行動。特別な行動を起こしたい場合は,画面下にあるコントロールウィンドウから行動を選択といった具合で,一般的なRTSとそれほどかけ離れてはいない。

 消火作業の要となる消防隊員/消防車両ユニットの種類は,前作よりも増えている。隊員ユニットでは消火や民間人の救出などを行う消防士のほか,救急救命士,救助機動隊員,技術隊員,科学機動隊員,災害救助犬チームなど,特定の技能に長けたスペシャリストが登場。車両ユニットも,ポンプ車,はしご車,高所放水車,救急車のほか大型水槽車,山林火災車,消防艇,救難ヘリなどが用意されており,前作よりさらに特殊な環境/条件での消火作業が待っていることが想像できるだろう。

 前作は,シチュエーションの異なる10ミッションを一つずつ遊ぶスタイルだったが,本作は5本のキャンペーンでゲームが展開される。各キャンペーンでは,都心,化学プラント,スタジアム,港,森林,地下鉄など,さまざまなシチュエーションで発生する火災/災害ミッションが,ストーリー性のあるドラマ仕立てで展開されていく。各ミッションでは"民間人の死亡者数を制限内にとどめる" "すべての火災を消す"などのメイン目標のほか,"瓦礫に埋まっている警官を助け出せ"といった突発的に発生するサブ目標にも対応しなければならず,ゲーム中は終始忙しい。

画面左:ポンプ車両には消火剤の残存量が設定されており,消火栓などから補給しつつ作業を行う。消防士への補給も大切
画面中: ほかのことに気を取られていたら,ポンプ車が炎に襲われていた。消防車両が爆発して二次災害を起こすことも
画面右:燃焼ガスが発生すると,消えにくいだけでなくフラッシュオーバーの危険性が高まる。窓を割ってガスを逃がそう


■キャンペーン"都会の恐怖"を紹介
鎮火の兆しが見えないのに,新たな事故や火災が発生。ちょっと強引な展開だが,これも本作の面白いところ

 最初のキャンペーンである"都会の恐怖"を,簡単に紹介してみよう。

ミッション1:集合住宅
目撃者をかくまっている隠れ家をマフィアが襲撃し,パトカーを爆破して火災が発生する。火災の消火,延焼の阻止と共に,隠れ家にいる負傷した警官と付近にある集合住宅にいる民間人を救出する。

ミッション2:大学
逃走したマフィアと警察による高速道路でのカーチェイスの末,一般車を巻き込む大事故が発生。そして1台の車が大学に突っ込み炎上。現場には学生と職員が大勢残されており,多数所蔵されている貴重本の焼失も防がなければならない。

ミッション3:ショッピングセンター (体験版)
マフィアとパトカーのカーチェイスが続いており,その影響で交通事故が発生。最悪なことに,マフィアの車がショッピングセンターに突っ込み炎上する。火災はショッピングセンターに広がりつつあり,依然として警察はマフィアを追跡している。

 こんな感じでミッションが展開されていくわけだが,ミッション途中でも新たなイベント発生で状況は変わっていくため,クリアは一筋縄ではいかない。最初のキャンペーンをプレイした限りでは前作よりも難度が上がっている印象で,初級は簡単にクリアできるものの,中級になるとトライ&エラーを繰り返し,最終的には大きな被害を出しつつも何とかクリア。上級となると火災を抑えることができず火の海に唖然としている状況だ。この呆然とするほどの炎の海に,どう立ち向かうかが本作の面白い部分であり,試行錯誤を繰り返し,火災を制圧できたときの嬉しさ,爽快感は格別なのだ。

 前作は完全にハマってしまった筆者だが,本作も序盤のミッションをプレイしただけでまんまとハマってしまっている。今回はファーストインプレッションということで簡単に見てきたが,少しばかり力が入りすぎてしまった。後日,待望のマルチプレイを含めて,もうちょっと踏み込んだ内容をレビューでお伝えできればと考えている。発売まで少し時間があるので,興味のある人は体験版でじっくり本作の面白さを味わいつつ,ぜひ製品版に挑戦してもらいたい。(UHAUHA)

キャンペーン"都会の恐怖"のミッション1〜3


■遊びたい? 今すぐ体験版をダウンロード
当たり前だが2〜3人で消火したほうが単独よりも早いので,隊員をグループ化しておくと消火効率もアップする

 4Gamerでは,ファイアーキャプテン体験版(英語版)を掲載しているので,早速ダウンロードして遊ぼうではないか!
 ここでは体験版の収録ミッションである,ショッピングセンター(Urban Terror)のコツを書いておくので,クリアに苦労している人は参考にしてほしい。

・序盤のショッピングセンター外の火災はポンプ車で対応する
・消火作業よりも民間人の救助を優先する(2階の救出は,はしご車を併用し,近くに救急車を止めておくと早い)
・室内火災は鎮火しても内部に熱がこもり再発火するため,窓を割って室内を冷やす
・ヘリコプターが墜落した現場付近の公園は,木が多く延焼しやすいので,増援部隊も含めてポンプ車で対応する
・放射熱での延焼を防ぐため,燃えていない部分に放水して温度を下げておく(公園の美術品を守るときなどに使える)

画面上段左:サブ目標の"原子力実験設備を守る"は,かなりヤバい状況。黄色いバーがなくなるまでに消防士を派遣しよう
画面上段右:ミッション完了時の評価画面。中級だが何とも散々な結果だ。上級の金オール5を見るのはいつの日か……
画面下段左:瓦礫に埋まっている警官を救助。ほかの消防署からの増援で消防士の数も増えており,指揮するほうも大変だ
画面下段右:公園の芸術作品を延焼から守るためポンプ車を使う。マップを見て消火栓に近く,水の届くところに配置したい

ファイアーキャプテン 〜ファイアーデパートメント2〜 日本語版
■開発元:Monte Cristo
■発売元:イーフロンティア
■発売日:2007/06/08
■価格:3990円(税込)
→公式サイトは「こちら」

【この記事へのリンクはこちら】

http://www.4gamer.net/news/history/2005.10/20051007232555detail.html