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ガンホーが新作を発表 その名は「北斗の拳オンライン(仮)」!
2005/06/29 22:14
 ガンホー・オンライン・エンターテインメントは本日(6月29日),株式会社ノース・スターズ・ピクチャーズが著作権を管理する漫画「北斗の拳」の,PC用オンラインRPG「北斗の拳オンライン(仮)」の開発および,国内/海外における販売配信の権利を取得したと発表した。サービスは,2006年内に開始予定。動作スペックは、βテスト実施時の標準的なPCスペックになる予定としている。

 「北斗の拳」といえば,武論尊・原 哲夫原作で,1980年代より週刊少年ジャンプで連載されていた超人気漫画。一子相伝の武術「北斗神拳」(ほくとしんけん)の伝承者である主人公ケンシロウが,次から次へと立ちふさがる無頼漢達を,不思議な擬音と共になぎ倒していく冒険活劇である。次々と登場するアクの強い敵キャラクター,「あべし」「ひでぶ」「たわば」という奇妙な敵キャラクターの断末魔は,現在30代前後の人にはお馴染みだろう。

【ゲームの概要】
タイトル:北斗の拳オンライン(仮)
ジャンル:MMOアクションRPG
動作環境:Windows Me/2000/XP
配信予定:2006年内

 今回ガンホーは,

 この漫画産業のマルチメディア展開の代表的な存在である「北斗の拳」のオンラインゲーム化により、普段からPCゲームに親しむ10代後半から20代を中心としたユーザー層だけではなく、かつて「北斗の拳」に慣れ親しんだ30代のライトユーザー層をも視野に入れたオンラインゲームの提供を目標としております。

とコメントしており,PC版オンラインRPGに関する著作権の一部を保有することで,同社の海外展開の推進を期待するとしている。

 「北斗の拳」がガンホーのいう"マルチメディア展開の代表的な存在"かどうかは微妙だが,かつてはファミリーコンピュータやセガ マークII,IIIといったコンシューマゲーム機で次々と本漫画を題材としたゲームがリリースされていた。最近ではサミーがパチスロに採用するなど,そのキャラクター性と知名度の絶大さは周知の通りである。これまでガンホーになかった30代以上を明確にターゲットとしたタイトルとして,同社のアトラクションラインナップも強化されるだろう。

 今回ガンホーが開発に着手するのは"MMOアクションRPG"ということで,個々のプレイヤーが北斗神拳や南斗聖拳などの使い手になれるのか,また頻繁にケンシロウにビンタされていたモヒカン刈りのバイク乗りになれるのかなど,興味は尽きない。

 現時点では"権利を取得した"という情報しかないが,かつて北斗の拳談義で夜を明かした世代の人は,本作に注目せざるを得ないだろう。当サイトでも情報を追うので,期待しておいてほしい。(Gueed)



北斗の拳ONLINE
■開発元:ガンホー・オンライン・エンターテイメント
■発売元:ガンホー・オンライン・エンターテイメント
■発売日:2007年内
■価格:未定
→公式サイトは「こちら」

【この記事へのリンクはこちら】

http://www.4gamer.net/news/history/2005.06/20050629221406detail.html